無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
日本の経済システム改革: 「失われた15年」を超えて 単行本 – 2006/7/1
鶴 光太郎
(著)
- ISBN-104532352177
- ISBN-13978-4532352172
- 版New
- 出版社日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
- 発売日2006/7/1
- 言語日本語
- 本の長さ374ページ
商品の説明
著者について
経済産業研究所上席研究員
1960年生まれ。
1984年 東京大学理学部数学科卒業。
オックスフォード大学Ph.D.(経済学)。
経済企画庁調査局内国調査第一課課長補佐、OECD経済局エコノミスト、
日本銀行金融研究所研究員を経て、2001年より現職。
慶應義塾大学大学院商学研究科特別招聘教授、
内閣府経済社会総合研究所客員主任研究官を兼務。
1960年生まれ。
1984年 東京大学理学部数学科卒業。
オックスフォード大学Ph.D.(経済学)。
経済企画庁調査局内国調査第一課課長補佐、OECD経済局エコノミスト、
日本銀行金融研究所研究員を経て、2001年より現職。
慶應義塾大学大学院商学研究科特別招聘教授、
内閣府経済社会総合研究所客員主任研究官を兼務。
登録情報
- 出版社 : 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; New版 (2006/7/1)
- 発売日 : 2006/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 374ページ
- ISBN-10 : 4532352177
- ISBN-13 : 978-4532352172
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,301,340位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 349位日本の経済事情(一般)関連書籍
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
3グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2006年9月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は、第1章で経済システム、制度とは何かを理論的に定式化し、後続の
章で日本の金融システム、コーポレート・ガバナンス、雇用システム、企業
組織等々個別に論じています。
第1章では、制度=ナッシュ均衡という制度派経済学お決まりの定義を採用
しています。オリジナリティをあえて挙げるなら、制度をソフトな制度とハ
ードな制度に分類して論じている点でしょう。慣習的・暗黙的なソフトな制
度と法律等により明文化されたハードな制度が相互作用しつつ進化するとい
う観点に立っています。
各論は全体的によくまとめられていると思いますが、いずれもどこかの本で
見た議論ばかりであり、オリジナリティは感じられず、情報の切り張りとい
う印象を受けました。そのことは膨大な量の参考文献が物語っています(個
人的に参考文献の多すぎる本は信用していません)。
長期取引関係の繰り返しゲームによる説明、株式の持ちあいが解消した事に
よるガバナンス構造の変化、内部コーディネーションコストと外部コーディ
ネーションコストの釣り合うところでの企業境界の決定、、、、いずれもど
こかで見た議論です。
ただし、上でも述べた通り全体として非常によくまとまっているので、経済
の標準的な議論をサーベイするには適した本と言えるでしょう。
章で日本の金融システム、コーポレート・ガバナンス、雇用システム、企業
組織等々個別に論じています。
第1章では、制度=ナッシュ均衡という制度派経済学お決まりの定義を採用
しています。オリジナリティをあえて挙げるなら、制度をソフトな制度とハ
ードな制度に分類して論じている点でしょう。慣習的・暗黙的なソフトな制
度と法律等により明文化されたハードな制度が相互作用しつつ進化するとい
う観点に立っています。
各論は全体的によくまとめられていると思いますが、いずれもどこかの本で
見た議論ばかりであり、オリジナリティは感じられず、情報の切り張りとい
う印象を受けました。そのことは膨大な量の参考文献が物語っています(個
人的に参考文献の多すぎる本は信用していません)。
長期取引関係の繰り返しゲームによる説明、株式の持ちあいが解消した事に
よるガバナンス構造の変化、内部コーディネーションコストと外部コーディ
ネーションコストの釣り合うところでの企業境界の決定、、、、いずれもど
こかで見た議論です。
ただし、上でも述べた通り全体として非常によくまとまっているので、経済
の標準的な議論をサーベイするには適した本と言えるでしょう。
2006年7月26日に日本でレビュー済み
「失われた10年」という言葉がありますが、著者は「失われた15年」として定義しています。この着眼からして重要だと思います。日本経済を多角的に分析されており非常に読み応えもあり、読む物を引きつけます。こういう本は読まないといけません。値段も充分なお手頃価格ですので、読まれることをお薦めします。