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ウォール街のランダム・ウォーカー: 株式投資の不滅の真理 単行本 – 2007/5/1
バートン マルキール
(著),
井手 正介
(翻訳)
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原著第9版
- ISBN-104532352606
- ISBN-13978-4532352608
- 版原著第9
- 出版社日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
- 発売日2007/5/1
- 言語日本語
- 本の長さ475ページ
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登録情報
- 出版社 : 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; 原著第9版 (2007/5/1)
- 発売日 : 2007/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 475ページ
- ISBN-10 : 4532352606
- ISBN-13 : 978-4532352608
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- - 94位証券・金融市場
- - 14,407位ビジネス・経済 (本)
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イメージ付きのレビュー
3 星
インデックス投資のバイブルというより株式に関する雑学本的な存在
インターネットの情報では、この本とチャールズ・エリス著の「敗者のゲーム」がインデックス投資におけるバイブルみたいな位置づけになってます。「敗者のゲーム」の方では、豊富なグラフを用いられてインデックスファンドに投資する優位性が説かれていました。この「ウォール街のランダム・ウォーカー」では最後の方にインデックス投資が良いと言葉で書かれていただけで納得のいくデーターをもとにした表やグラフはありませんでした。あえて参考になった表ではS&P500を下回ったアクティブファンドの比率として1年で48%、3年で68%、5年で68%、10年で79%、20年で82%なのでアクティブファンドに投資するよりインデックスファンドに投資するほうが良いですよという表です。この本の内容は、株式の雑学を知るには面白いと思いました。例えば17世紀ごろオランダで流行ったチューリップバブルの話やエレクトロニクスの名前を付けたら株価が上がったトロニクス・ブームの話などは興味深く読めました。またテクニカル分析やファンダメンタル分析を批判してるのも読んでいて痛快で面白かったです。テクニカル分析は、根拠がまったく無く占星術と同類のようなもので駄目だとかファンダメンタル分析は、期待成長率や金利水準やリスクの成長持続期間を適当に決めることが出来るので駄目だとかの内容は良かったです。アナリストに対しての批判も厳しくアナリスト達は売りを煽るようなことを言うとクビになるのでアナリストが買いという時にはホールドぐらいの意味で考えてアナリストがホールドと言う時には売るぐらいで丁度良いとのことですww またこの本では年齢とともに債権の割合を増やしていくことも推奨してました。年をとるにつれてリスクの高い投資の割合を減らし債権やREITや配当が安定している高水準な株式の割合を増やすべきとのことです。あと老後に投資資産を切り崩す時は、4.5%の割合で切り崩して現金化することを推奨してました。これにより株式50%、債権50%で運用していた場合に年で6.5%のリターンがあるので4.5%づつ切り崩していったとしても永遠に投資資産が減らないのでお勧めとのことです。この本を読んでの感想ですが今どき確定拠出年金(401K)やつみたてNISAの説明でインデクス投資、ドルコスト平均法、分散投資、長期保有、ノーロードで信託報酬の低い商品購入等の優位性は耳にタコが出来るくらい聞いているのでこの部分の内容は特に参考にならなかったが株式全般の雑学知識をつけるには役に立ちました。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年5月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これまでの投資の歴史がわかる1冊。
2010年12月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これから投資を始める人にまっさきに読んでもらいたい本です。
「効率的市場仮説の宗教の経典」とも言われる本書ですが、
読んでみると実際それほど「効率的市場仮説」に傾倒した内容とは思えません。
前半のバブル崩壊の歴史など、まさに効率的市場仮説の典型的反例ですし、
後半に至って当のマルキール氏自信がバリュー投資や低PER戦略、個別銘柄戦略を推薦するなど、
どうも効率的市場仮説と矛盾するような主張が目立ちます。
そもそもマルキール氏も、それほど市場が効率的だとは思っていないのでしょう。
実際「効率的市場仮説」には明らかに不十分な点があり、
この本が言うほど市場は効率的じゃありませんし、完璧なランダムウォークでもありません。
ただ仮に十分でなかったとしても、効率的市場仮説の発想そのものは参考になりますし、
「アノマリーに漬け込んで利益を上げるのは難しい」という認識に間違いはないと思います。
その他、分散投資の考え方、長期投資の考え方なども身につきますので、大変勉強になると思います。
なにより読み物として普通におもしろいです。投資に興味がなくてもグイグイ読めちゃうんじゃないでしょうか。
一方で内容が少し楽観的すぎるのが気になりました。
リスク評価に関してはその殆どは、過去の実績に基づく楽観的なものであり、
これが「運良く」上手く言っただけのことなのか、必然的なものなのかは、議論の余地があります。
実際多くの場合、リスクは過小評価されすぎているもので、100年に一度と言われた先の金融危機にしても、
「本当に発生頻度が100年に1度かどうか」など、計るすべもありません。
ひょっとするとこれまで運良く一度も起こらなかった「200年に1度」「300年に1度」の危機が、まだまだ順番待ちで控えているかも知れませんし、
そういった過去一度も現れなかった「ブラックスワン」の可能性を真剣に考えると、
株のリスクプレミアムなど、全く割にあわなくらいの額かも知れません。
そのあたりはもっと慎重になってもいいでしょう。
「効率的市場仮説の宗教の経典」とも言われる本書ですが、
読んでみると実際それほど「効率的市場仮説」に傾倒した内容とは思えません。
前半のバブル崩壊の歴史など、まさに効率的市場仮説の典型的反例ですし、
後半に至って当のマルキール氏自信がバリュー投資や低PER戦略、個別銘柄戦略を推薦するなど、
どうも効率的市場仮説と矛盾するような主張が目立ちます。
そもそもマルキール氏も、それほど市場が効率的だとは思っていないのでしょう。
実際「効率的市場仮説」には明らかに不十分な点があり、
この本が言うほど市場は効率的じゃありませんし、完璧なランダムウォークでもありません。
ただ仮に十分でなかったとしても、効率的市場仮説の発想そのものは参考になりますし、
「アノマリーに漬け込んで利益を上げるのは難しい」という認識に間違いはないと思います。
その他、分散投資の考え方、長期投資の考え方なども身につきますので、大変勉強になると思います。
なにより読み物として普通におもしろいです。投資に興味がなくてもグイグイ読めちゃうんじゃないでしょうか。
一方で内容が少し楽観的すぎるのが気になりました。
リスク評価に関してはその殆どは、過去の実績に基づく楽観的なものであり、
これが「運良く」上手く言っただけのことなのか、必然的なものなのかは、議論の余地があります。
実際多くの場合、リスクは過小評価されすぎているもので、100年に一度と言われた先の金融危機にしても、
「本当に発生頻度が100年に1度かどうか」など、計るすべもありません。
ひょっとするとこれまで運良く一度も起こらなかった「200年に1度」「300年に1度」の危機が、まだまだ順番待ちで控えているかも知れませんし、
そういった過去一度も現れなかった「ブラックスワン」の可能性を真剣に考えると、
株のリスクプレミアムなど、全く割にあわなくらいの額かも知れません。
そのあたりはもっと慎重になってもいいでしょう。
2019年7月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
非常に為になる内容の本でした。
これから投資を始める方のバイブルとなること間違いなしです。
これから投資を始める方のバイブルとなること間違いなしです。
2006年2月11日に日本でレビュー済み
色々な方法・時間軸などをもとに,どのような投資方法が一番儲かるのか?を説明しています.
答えは,インデックス.
一流の人がやっても,サルがダーツを投げて銘柄を選んでも,大差ないということらしいです.
まだまだ「株」が楽しく,個別銘柄を選ぶ楽しみを捨てられないため,日経平均連動indexは買っていませんが,いずれ忙しくなったら,自分の株式投資はインデックスでほとんどを済ませてしまうような気がします.
同じ著者が,初心者向けにコンパクトに投資の原則ををまとめた本「お金を働かせる10の法則」は手軽ですよ.
答えは,インデックス.
一流の人がやっても,サルがダーツを投げて銘柄を選んでも,大差ないということらしいです.
まだまだ「株」が楽しく,個別銘柄を選ぶ楽しみを捨てられないため,日経平均連動indexは買っていませんが,いずれ忙しくなったら,自分の株式投資はインデックスでほとんどを済ませてしまうような気がします.
同じ著者が,初心者向けにコンパクトに投資の原則ををまとめた本「お金を働かせる10の法則」は手軽ですよ.
2017年5月5日に日本でレビュー済み
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類書中では随一と言っても過言ではない内容の濃い本です。歴史の検証も有り株式投資のさまざまな手法を一刀両断にしてくれます。
2017年3月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
やや古いが悪くない。真理はひとつ。だいたい当たっている、と思う。
2016年10月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容はすばらしいと思います。kindleで最新版が出ておりますので、そちらを購入したほうが良いです。