この本を読んだ時、特にチェックするページや
覚えないといけない箇所はそう多くはありませんでした。
というのも、この本は実践するためのガイドブック
だからです。そのためのノウハウが書かれてあるのですが、
それはとてもシンプルでわかりやすく、誰でも出来るように
噛み砕いて書かれてありました。
特にチェックしたり覚えたりすることも無いくらいです!
あとは何度も実践して、レベル3の読み方ができるようになるまで
続けたいと思います。
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「記事トレ!」日経新聞で鍛えるビジュアル思考力 単行本 – 2009/5/1
板橋 悟
(著)
【超カンタン! 日経新聞を「使って」知らず知らずのうちにビジネス基礎体力がつく】
本書は日経新聞の「読み方」の本ではなく、「使い方」の本です。
日経新聞を「情報メディア」としてではなく、「学習メディア」として活用するノウハウを大公開しました。
・できる社長の5つの教え
・1面2面は流し読み。じっくり読むのは企業面と消費面。
・5W1H視点ではなく3W1H視点で読む
日経新聞はビジネス力をつけるドリルだ! ヒト×モノ×カネを記事から拾い、その関係性をビジュアルに図解。
そこから新しいビジネスのアイデアをどんどん生み出せるようになる。それが「記事トレ!」です。本書は、日経新聞をどう「使って」いいのかわからないという就活生や新入・若手ビジネスパーソンなどを対象に、記事の読み方と新しいビジネスの発想法を解説します。このメソッドで記事をドリル問題のようにトレーニングすることで、どんどんビジネス基礎体力がつきます。
■「ヒト」「モノ」「カネ」を押さえるだけのカンタンなトレーニング
日経新聞の記事からヒト・モノ・カネという視点でキーワードを拾い読み、その関係性を「ピクト図解」で描いた「ビジネスダイアグラム(図表)」にまとめることで、ビジネスのしくみを要領よく理解することができます。従来の5W1H視点ではなく、誰が(Who)、誰に(Whom)、何を(What)、いくらで(How much)という「3W1H視点」で読むことがポイントです。
「ヒト×モノ×カネ」リーディング法は、1身近なビジネス記事を選ぶ 2ヒト・モノ・カネに印をつけ、33W1Hシートに記入、4ペアで考えて関係性を見つける--というカンタンな手順で記事を「ビジネスダイアグラム(図表)」化して理解する方法です。
多くの新聞記事を練習問題としてとりあげ、具体的にその活用法を解説します。巻末には各種フォーマットや練習問題を収録しています。
■「ビジュアル思考力」でロジカルシンキングの限界を超えろ!
左脳的なロジカルシンキングは、言葉で論理的に思考するのでスピードに限界があります。右脳的なビジュアル思考力は、視覚化された画像イメージで直感的に思考することでその限界を超え、ものごとの理解のスピードを増し、深め、記憶に深く残すという効用があります。
・ビジュアル思考力で、「絵」として直感的に理解する
・難解な数式を「絵」で解いた天才物理学者、リチャード・P・ファインマン
・「ロジカル図解」ではなく、「イメージブル図解」
■リクルート×日経
著者は元リクルート社員で、現在は新規事業開発コンサルタント。リクルート在職中から、日経新聞を活用したいけど活用できない若手社員にどうにか日経新聞を「使う」習慣をつけたいとこのメソッドを開発しました。
本書は、就活生から若手ビジネスマンまでのビジネス初心者に日経を「使う」“とっかかり”となるメソッドを提供します。
本書は日経新聞の「読み方」の本ではなく、「使い方」の本です。
日経新聞を「情報メディア」としてではなく、「学習メディア」として活用するノウハウを大公開しました。
・できる社長の5つの教え
・1面2面は流し読み。じっくり読むのは企業面と消費面。
・5W1H視点ではなく3W1H視点で読む
日経新聞はビジネス力をつけるドリルだ! ヒト×モノ×カネを記事から拾い、その関係性をビジュアルに図解。
そこから新しいビジネスのアイデアをどんどん生み出せるようになる。それが「記事トレ!」です。本書は、日経新聞をどう「使って」いいのかわからないという就活生や新入・若手ビジネスパーソンなどを対象に、記事の読み方と新しいビジネスの発想法を解説します。このメソッドで記事をドリル問題のようにトレーニングすることで、どんどんビジネス基礎体力がつきます。
■「ヒト」「モノ」「カネ」を押さえるだけのカンタンなトレーニング
日経新聞の記事からヒト・モノ・カネという視点でキーワードを拾い読み、その関係性を「ピクト図解」で描いた「ビジネスダイアグラム(図表)」にまとめることで、ビジネスのしくみを要領よく理解することができます。従来の5W1H視点ではなく、誰が(Who)、誰に(Whom)、何を(What)、いくらで(How much)という「3W1H視点」で読むことがポイントです。
「ヒト×モノ×カネ」リーディング法は、1身近なビジネス記事を選ぶ 2ヒト・モノ・カネに印をつけ、33W1Hシートに記入、4ペアで考えて関係性を見つける--というカンタンな手順で記事を「ビジネスダイアグラム(図表)」化して理解する方法です。
多くの新聞記事を練習問題としてとりあげ、具体的にその活用法を解説します。巻末には各種フォーマットや練習問題を収録しています。
■「ビジュアル思考力」でロジカルシンキングの限界を超えろ!
左脳的なロジカルシンキングは、言葉で論理的に思考するのでスピードに限界があります。右脳的なビジュアル思考力は、視覚化された画像イメージで直感的に思考することでその限界を超え、ものごとの理解のスピードを増し、深め、記憶に深く残すという効用があります。
・ビジュアル思考力で、「絵」として直感的に理解する
・難解な数式を「絵」で解いた天才物理学者、リチャード・P・ファインマン
・「ロジカル図解」ではなく、「イメージブル図解」
■リクルート×日経
著者は元リクルート社員で、現在は新規事業開発コンサルタント。リクルート在職中から、日経新聞を活用したいけど活用できない若手社員にどうにか日経新聞を「使う」習慣をつけたいとこのメソッドを開発しました。
本書は、就活生から若手ビジネスマンまでのビジネス初心者に日経を「使う」“とっかかり”となるメソッドを提供します。
- ISBN-104532353688
- ISBN-13978-4532353681
- 版New
- 出版社日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
- 発売日2009/5/1
- 言語日本語
- 寸法12.9 x 1.5 x 18.9 cm
- 本の長さ189ページ
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商品の説明
著者について
板橋 悟(いたばし さとる)
エクスアールコンサルティング(株)代表取締役CEO。エデュテインメント・ラボ代表。
東京工業大学理学部卒業、リクルート入社。米国マサチューセッツ工科大学に社費留学。帰国後、メディアデザインセンターに配属。社内ベンチャーコンテストで「デジタルKIDS事業」準グランプリをチーム受賞。新規事業責任者としてメディアファクトリーに出向。幼児向け知育ソフトのプロデュースを担当。2003年リクルート退社、エクスアールコンサルティング設立。商品企画・新規事業開発支援、人材育成支援に従事する。「ピクト図解」を使った「ビジュアル思考力(シンキング)」の有用性を提唱している。
エクスアールコンサルティング(株)代表取締役CEO。エデュテインメント・ラボ代表。
東京工業大学理学部卒業、リクルート入社。米国マサチューセッツ工科大学に社費留学。帰国後、メディアデザインセンターに配属。社内ベンチャーコンテストで「デジタルKIDS事業」準グランプリをチーム受賞。新規事業責任者としてメディアファクトリーに出向。幼児向け知育ソフトのプロデュースを担当。2003年リクルート退社、エクスアールコンサルティング設立。商品企画・新規事業開発支援、人材育成支援に従事する。「ピクト図解」を使った「ビジュアル思考力(シンキング)」の有用性を提唱している。
登録情報
- 出版社 : 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; New版 (2009/5/1)
- 発売日 : 2009/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 189ページ
- ISBN-10 : 4532353688
- ISBN-13 : 978-4532353681
- 寸法 : 12.9 x 1.5 x 18.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 418,539位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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PICTO ZUAKI Design Lab 代表
ピクト図解®メソッド考案者/ビジネスプロデューサー
http://pictozukai.jp
東京都墨田区向島生まれ。東京工業大学理学部物理学科卒業。在学中は塾講師・家庭教師のアルバイトで2000人以上の中学生に数学を教える。リクルート入社後、マサチューセッツ工科大学(MIT)に技術留学。帰国後KIDS向け教育事業を立ち上げ、メディアファクトリーに事業責任者として出向。子ども達が「イメージ」で直感的に楽しく学ぶ「ビジュアル学習理論」を研究し、遊べる5ケ国語CD-ROM百科事典『ポムダピワールド』でマルチメディアグランプリ海外優秀賞。ゴッホの絵の中を探検する3Dアートゲーム『ミッションソレイユ』で仏カンヌ・ミリアドール特別賞受賞。
2003年マーケティングコンサルタントとして独立。ビジュアル学習理論を応用したビジネスパーソン向け直感的思考法「ピクト図解®メソッド」「アナロジー発想法」「ダイアグラム発想法」を開発。「ビジュアル思考力」の有用性を提唱。現在はビジネスプロデューサーとして、企業の新商品開発支援、新規事業開発支援、右脳プラス左脳型プロデューサー人材の育成に従事している。
【ピクト図解®メソッド設計理念】
http://pictozukai.jp/philosophy/
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年11月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
以前、ビジネスなんて簡単なものだという言葉を聞いた。
それはスポーツと比べればという意味だが。スポーツの場合、どんな種目でも朝から晩まで同じことを繰り返し、年に数回しかない大会に向けて調整を行いながら、見えない敵を想定して努力を続けなければならない。途中の苦労などなかったことのように試合結果だけしか見てもらえない。何千人という参加者がいても表彰されるのはトップ3だけ、スポーツを生活の糧にすることが出来る人は、全体の1%にも満たないことがざらな世界なのである。そんなスポーツと比べれば、ビジネスなんて、という話である。
ビジネスならば、トップ1万位であっても年収数千万円の可能性もあり、スポーツの世界に比べれば楽なものだ。
(西田文郎氏の言葉だったと思う)
先日岡山の後楽園を訪問した際、テレビクルーが施設の担当者に質問している言葉を耳にした。
「放射性物質が撒き散らされた影響で、外国人の観光客が少なくなっている話を聞きましたが、何か具体的な話とか困ったこととかないですか?」記者は臆面もなくそう質問し、聞かれた人が困惑していた。「確かに少なくなったかもしれませんが、それほどでもないですが…」横で話を聞いていた私は、なるほど、ニュースは事前に作られているものなんだなと、妙に納得したことを覚えている。
こんな話もあった、先日某新聞記者が私の勤務する会社を特集すると取材に来たが、我々なりに考えていたビジネスモデルを説明したところ、「なるほど、最先端ビジネスモデルは陳腐化が早いですが、従来から成功しているビジネスはなかなか陳腐化せずに息が長く続くんですね」と切り替えされた。それは我々が説明した話とは違う。パナソニックやソニーといったハイテク企業の赤字決算と対比して、ローテク企業のしぶとさが最近のビジネストレンドらしい。
比較する定規なくして、ものの長さを把握することができないように、我々は常に固定観念を持ち、ネイティブの言葉と考え方を軸に他の文化や考え方を比較する。そうしなければ、実態を把握することができない。シンプルにしていけば、一見違っているものも、自分が理解しているものに類似させることができる、話せばわかるんだと思ってしまう。
ビジネスを評価するにはどんな道具を使えばいいのか、その一つの答えがピクト図解である。ビジネスモデルを骨組みにまで落とし込み、誰でも一目でわかるようにしてしまう、図。こんなすばらしい道具が出来てしまうと、ヤッパリビジネスは簡単だと言われてしまう。
そんな単純な話ではないと思いますが、どう思いますか。
それはスポーツと比べればという意味だが。スポーツの場合、どんな種目でも朝から晩まで同じことを繰り返し、年に数回しかない大会に向けて調整を行いながら、見えない敵を想定して努力を続けなければならない。途中の苦労などなかったことのように試合結果だけしか見てもらえない。何千人という参加者がいても表彰されるのはトップ3だけ、スポーツを生活の糧にすることが出来る人は、全体の1%にも満たないことがざらな世界なのである。そんなスポーツと比べれば、ビジネスなんて、という話である。
ビジネスならば、トップ1万位であっても年収数千万円の可能性もあり、スポーツの世界に比べれば楽なものだ。
(西田文郎氏の言葉だったと思う)
先日岡山の後楽園を訪問した際、テレビクルーが施設の担当者に質問している言葉を耳にした。
「放射性物質が撒き散らされた影響で、外国人の観光客が少なくなっている話を聞きましたが、何か具体的な話とか困ったこととかないですか?」記者は臆面もなくそう質問し、聞かれた人が困惑していた。「確かに少なくなったかもしれませんが、それほどでもないですが…」横で話を聞いていた私は、なるほど、ニュースは事前に作られているものなんだなと、妙に納得したことを覚えている。
こんな話もあった、先日某新聞記者が私の勤務する会社を特集すると取材に来たが、我々なりに考えていたビジネスモデルを説明したところ、「なるほど、最先端ビジネスモデルは陳腐化が早いですが、従来から成功しているビジネスはなかなか陳腐化せずに息が長く続くんですね」と切り替えされた。それは我々が説明した話とは違う。パナソニックやソニーといったハイテク企業の赤字決算と対比して、ローテク企業のしぶとさが最近のビジネストレンドらしい。
比較する定規なくして、ものの長さを把握することができないように、我々は常に固定観念を持ち、ネイティブの言葉と考え方を軸に他の文化や考え方を比較する。そうしなければ、実態を把握することができない。シンプルにしていけば、一見違っているものも、自分が理解しているものに類似させることができる、話せばわかるんだと思ってしまう。
ビジネスを評価するにはどんな道具を使えばいいのか、その一つの答えがピクト図解である。ビジネスモデルを骨組みにまで落とし込み、誰でも一目でわかるようにしてしまう、図。こんなすばらしい道具が出来てしまうと、ヤッパリビジネスは簡単だと言われてしまう。
そんな単純な話ではないと思いますが、どう思いますか。
2009年7月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日経新聞の記事をより理解するフレームワークを紹介。
ページ数もすぐに読みきれる量。
記載されている例題を使用して、実践もできるところが
この本の良さ。
ページ数もすぐに読みきれる量。
記載されている例題を使用して、実践もできるところが
この本の良さ。
2009年11月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ビジネスは交換で成り立っている。
だから、誰が誰と何をいくらで交換したか、ヒト・モノ・カネの流れが分かれば、ビジネスは理解できる。
その理解のためのケーススタディとして日経の記事が分かりやすいので、日経の記事を「記事トレ」の方法を用いてピクト図解で表現していくことによって、ビジネスを理解するためのトレーニングを日々していきましょうというというのが目的。
勉強やビジネスに近道はない。毎日こつこつとトレーニングしていくことが大事。
「記事トレ」は手段であって目的はその先にある。「記事トレ」に慣れてきたら、その後は日経新聞の記事だけではなく、社会のあらゆる事象をヒト・モノ・カネの流れで追って行きたくなる。
社会学では、社会は互酬性で成り立っているという。つまり、人と人との関係は何らかの交換によって成り立っているわけである。
そして、自分自身も社会やビジネスの中にいる以上、新聞の記事であっても自分と全く関係がないわけはない。一見、自分とは関係ない別世界での出来事を、自分自身の問題へと還元し、自分のビジネスへとつなげるためのツール、それが「記事トレ」なのかもしれない。
ちなみに、アフターフォローが充実してて良いです。
だから、誰が誰と何をいくらで交換したか、ヒト・モノ・カネの流れが分かれば、ビジネスは理解できる。
その理解のためのケーススタディとして日経の記事が分かりやすいので、日経の記事を「記事トレ」の方法を用いてピクト図解で表現していくことによって、ビジネスを理解するためのトレーニングを日々していきましょうというというのが目的。
勉強やビジネスに近道はない。毎日こつこつとトレーニングしていくことが大事。
「記事トレ」は手段であって目的はその先にある。「記事トレ」に慣れてきたら、その後は日経新聞の記事だけではなく、社会のあらゆる事象をヒト・モノ・カネの流れで追って行きたくなる。
社会学では、社会は互酬性で成り立っているという。つまり、人と人との関係は何らかの交換によって成り立っているわけである。
そして、自分自身も社会やビジネスの中にいる以上、新聞の記事であっても自分と全く関係がないわけはない。一見、自分とは関係ない別世界での出来事を、自分自身の問題へと還元し、自分のビジネスへとつなげるためのツール、それが「記事トレ」なのかもしれない。
ちなみに、アフターフォローが充実してて良いです。
2009年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日経新聞を読んでただ情報を収集のではなく、記事を図解しならが読み解くことによって自分のビジネス発想力を鍛えていきましょう、ということが書かれています。そのための実践的な方法が、豊富な例題と共に示されていますので、ドリルを解いていくような感じで、理解が進みます。
著者は20代の頃の自分に語りかけるつもりで書いたと言っていますが、自分自身を含めて30代以降の方々にとっても充分読み応えのある内容ではないでしょうか。特に、「ビジネスダイアグラム」という図解メソッド。小生は40代ですが、こんな発想法でアプローチしてくる部下がいたら、オッと思ってしまいます。これは会議やブレーンストーミングなど、ビジネスの様々な場面でも相当に応用範囲が広そうです。
著者は20代の頃の自分に語りかけるつもりで書いたと言っていますが、自分自身を含めて30代以降の方々にとっても充分読み応えのある内容ではないでしょうか。特に、「ビジネスダイアグラム」という図解メソッド。小生は40代ですが、こんな発想法でアプローチしてくる部下がいたら、オッと思ってしまいます。これは会議やブレーンストーミングなど、ビジネスの様々な場面でも相当に応用範囲が広そうです。
2010年3月25日に日本でレビュー済み
■購入したきっかけ
私はかつての著者と同じく、日経は保険的なものとして読んでいました。なので、とにかく1面の記事ぐらいは内容を覚えておこうという志向が強かったように思います。
そんな中、最近は読書にハマり、通勤時は新聞ではなく本を読むようになりました。新聞を読んでもあまりためになっていない気がして、やめようかと悩んでいた時に、日経のもっと効果的な生かし方はないかな・・・と検索していたところ、この本に運命的に出会いました。
しかも、もともと図解が好きで、興味があったので、読んでみてズバリ!ハマりました。
■要旨
日経の記事を元ネタに、ヒト(誰が・誰に)・モノ(何を)・カネ(いくらで)をピックアップし、それらの関係をピクトグラムで整理する。そのピクトからビジネスモデルをあぶり出すことで、ビジネスの全体を俯瞰し、経営者のアタマを手に入れよう!というもの。
著者が確立した「ピクト図解」メソッドについて、具体的な使い方が丁寧に解説されており、さらに、実際の新聞記事を題材にトレーニングしていきます。
■評価
「ピクト図解」メソッドは、著者が指摘するとおり、読んでいると「なんだ、簡単じゃん」「自分にもすぐできるよ〜」と思うのですが、いざやってみるとこれがなかなか難しい。特に、記事からは読み取りにくい隠れた部分にぶち当たると「アレレ??」ってなります。
実はそこが知恵の出しどころであり、ビジネス頭の鍛えどころなんですね。
読んで得られた最大の効果は、すぐに新聞の読み方(見え方)が変わったこと。
「ヒト・モノ・カネ」を意識して読むと、ビジネスモデルが浮き上がって見えてきます。
著者のように、正確なピクトまでは描けませんが、なんとなく大枠が見えてくるのが実感できて、新聞を読むのが楽しくなります。
これからどんどんトレーニングしていきたいと思いますが、ふと思ったのは、このメソッドは他のことにも活用できそうなこと。たとえば、海外ニュースについても、国と国との関係をピクト化してみることもできそうな気がします。
こんなふうに、読めば確実に「前向き」思考になること間違いなしです。
あと、公式HPにはメソッド活用のためのテンプレートが用意されていたり、レッスンの詳細解説が掲載されていたりするなど、書籍以外の面でのフォローもしっかりしていますよ。
■お勧め
かつての著者や私のように、とりあえず日経を読まなきゃって気持ちで、何気なく日経を読んでいる人にはお勧めです。
あと図解好きの人にも。
私はかつての著者と同じく、日経は保険的なものとして読んでいました。なので、とにかく1面の記事ぐらいは内容を覚えておこうという志向が強かったように思います。
そんな中、最近は読書にハマり、通勤時は新聞ではなく本を読むようになりました。新聞を読んでもあまりためになっていない気がして、やめようかと悩んでいた時に、日経のもっと効果的な生かし方はないかな・・・と検索していたところ、この本に運命的に出会いました。
しかも、もともと図解が好きで、興味があったので、読んでみてズバリ!ハマりました。
■要旨
日経の記事を元ネタに、ヒト(誰が・誰に)・モノ(何を)・カネ(いくらで)をピックアップし、それらの関係をピクトグラムで整理する。そのピクトからビジネスモデルをあぶり出すことで、ビジネスの全体を俯瞰し、経営者のアタマを手に入れよう!というもの。
著者が確立した「ピクト図解」メソッドについて、具体的な使い方が丁寧に解説されており、さらに、実際の新聞記事を題材にトレーニングしていきます。
■評価
「ピクト図解」メソッドは、著者が指摘するとおり、読んでいると「なんだ、簡単じゃん」「自分にもすぐできるよ〜」と思うのですが、いざやってみるとこれがなかなか難しい。特に、記事からは読み取りにくい隠れた部分にぶち当たると「アレレ??」ってなります。
実はそこが知恵の出しどころであり、ビジネス頭の鍛えどころなんですね。
読んで得られた最大の効果は、すぐに新聞の読み方(見え方)が変わったこと。
「ヒト・モノ・カネ」を意識して読むと、ビジネスモデルが浮き上がって見えてきます。
著者のように、正確なピクトまでは描けませんが、なんとなく大枠が見えてくるのが実感できて、新聞を読むのが楽しくなります。
これからどんどんトレーニングしていきたいと思いますが、ふと思ったのは、このメソッドは他のことにも活用できそうなこと。たとえば、海外ニュースについても、国と国との関係をピクト化してみることもできそうな気がします。
こんなふうに、読めば確実に「前向き」思考になること間違いなしです。
あと、公式HPにはメソッド活用のためのテンプレートが用意されていたり、レッスンの詳細解説が掲載されていたりするなど、書籍以外の面でのフォローもしっかりしていますよ。
■お勧め
かつての著者や私のように、とりあえず日経を読まなきゃって気持ちで、何気なく日経を読んでいる人にはお勧めです。
あと図解好きの人にも。
2011年1月23日に日本でレビュー済み
ビジネスモデルを図解(ピクト図)で表現し、ヒト、モノ、カネの3つがどう流れていくかを把握できるようになることを目的とした。また、文章を書くこと以外の強みが欲しいと常々感じており、文章を図解に表現し直すことで、プレゼンテーション作成や図解の能力が高めることを期待し、ピクト図解の内容習得に向けて読み始めた。
本著の前に『ピクト図解』を一度読んでいた。「ヒト・モノ・カネ」に注目してこれらがビジネスをどう構成しているかを描き出すというピクト図の書き方を振り返るいい教材になった。また、以前読んだ『頭がよくなる「図解思考」の技術』で紹介されているフレームワークのグラフをピクト図解に書き込むと、ビジネスの関係性をいっそう図解で表現できるようになりそうだ。
本著の一番の効用は、やはり新聞やネットの記事を読みながらビジネスモデルを図解していくことで、さまざまなビジネスのアナロジー(類似性)が見えてくるようになるという点。ビジネスで扱う商品や売り出す業界などが全然違うものであっても、ピクト図という骨格で見ると、さまざまなビジネスモデルの中から、「これとこれは同じ」というグルーピングができるようになってくる。
あらゆるビジネスモデルは「交換」で構成されているという当たり前のことに気づかせてくれる点も良い。ヒトや企業の間でモノとモノ、モノとカネ、カネとカネの交換が行われることで、ビジネスは成立する。つまり「交換されているものは何か」を常に考えることで、ビジネスモデルを成立させる要素がおのずと見抜けるようになってくる。
そして、交換の要素を意識しながら図解をしていくことで、新聞の読み方も変わってくる。多くの人が新聞を読んでそこに書かれている知識をインプット(Input)することに終始してしまいがち。だが、ピクト図解を描き続けていくと、新聞に書かれている情報から自分なりの「Opinion」や「Idea」を発想できるようになる。自分もいくつかピクト図を描いてみて、図に足りない要素はこうすれば補えるのではないか、といったOpinionやIdeaが頭の中に浮かんでくるようになった。要するに、考えるクセが付いてくるのである。
そして、あまたあるビジネスモデルの多くが過去のビジネスモデルと同じ仕組みであることにも気づかされる。決して0からの新しい発想をすることだけがビジネスモデルを生み出すことではない。凡人でももうかるビジネスモデルを考えだせる可能性が得られる、ということを意識できたのが、この本を読んだ大きな収穫の1つでもある。
文章や記事を読んで内容をそのまま吸収するだけじゃもったいない。吸収したものを「生かしたい」「実践したい」という人は、図解のスキルは身につけておいて損はないはず。文字で箇条書きにするよりも、何倍も頭に残りやすいし、応用が効きやすい。ペンでノートに図を描くだけという手法は簡単に実践できる。働いている人なら万人にお勧めできる実践集だ。
本著の前に『ピクト図解』を一度読んでいた。「ヒト・モノ・カネ」に注目してこれらがビジネスをどう構成しているかを描き出すというピクト図の書き方を振り返るいい教材になった。また、以前読んだ『頭がよくなる「図解思考」の技術』で紹介されているフレームワークのグラフをピクト図解に書き込むと、ビジネスの関係性をいっそう図解で表現できるようになりそうだ。
本著の一番の効用は、やはり新聞やネットの記事を読みながらビジネスモデルを図解していくことで、さまざまなビジネスのアナロジー(類似性)が見えてくるようになるという点。ビジネスで扱う商品や売り出す業界などが全然違うものであっても、ピクト図という骨格で見ると、さまざまなビジネスモデルの中から、「これとこれは同じ」というグルーピングができるようになってくる。
あらゆるビジネスモデルは「交換」で構成されているという当たり前のことに気づかせてくれる点も良い。ヒトや企業の間でモノとモノ、モノとカネ、カネとカネの交換が行われることで、ビジネスは成立する。つまり「交換されているものは何か」を常に考えることで、ビジネスモデルを成立させる要素がおのずと見抜けるようになってくる。
そして、交換の要素を意識しながら図解をしていくことで、新聞の読み方も変わってくる。多くの人が新聞を読んでそこに書かれている知識をインプット(Input)することに終始してしまいがち。だが、ピクト図解を描き続けていくと、新聞に書かれている情報から自分なりの「Opinion」や「Idea」を発想できるようになる。自分もいくつかピクト図を描いてみて、図に足りない要素はこうすれば補えるのではないか、といったOpinionやIdeaが頭の中に浮かんでくるようになった。要するに、考えるクセが付いてくるのである。
そして、あまたあるビジネスモデルの多くが過去のビジネスモデルと同じ仕組みであることにも気づかされる。決して0からの新しい発想をすることだけがビジネスモデルを生み出すことではない。凡人でももうかるビジネスモデルを考えだせる可能性が得られる、ということを意識できたのが、この本を読んだ大きな収穫の1つでもある。
文章や記事を読んで内容をそのまま吸収するだけじゃもったいない。吸収したものを「生かしたい」「実践したい」という人は、図解のスキルは身につけておいて損はないはず。文字で箇条書きにするよりも、何倍も頭に残りやすいし、応用が効きやすい。ペンでノートに図を描くだけという手法は簡単に実践できる。働いている人なら万人にお勧めできる実践集だ。