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限界マンション: 次に来る空き家問題 単行本 – 2015/12/1
米山 秀隆
(著)
進む、建物の老朽化と住民の高齢化。
老朽化マンションの放置・スラム化は不可避なのか?
マンションは終の棲家にならないのか?
▼老朽化したマンションの末路は、スラムか廃墟か。居住者の高齢化と建物の老朽化という「2つの老い」により、空室が増え、管理組合が機能せず半ば放置される「限界マンション」化がじわじわと進行している。
▼しかし、建て替えができるだけの容積率の余裕がある物件も、区分所有権を解消し解体するための費用を積み立てている物件も少ない。朽ち果てるまで放置するしかないのか。50年も保たない耐久性と区分所有権というマンションの矛盾が生んだ時限爆弾がいよいよ炸裂しようとしている。
▼限界マンション化を防ぐ手立てはあるのか。どうすれば建て替えを実現できるのか。購入者にとってマンションは終の棲家となりうるのか。前著『空き家急増の真実』で空き家問題を世に問い大きな反響を巻き起こした著者が、リサーチとデータをもとに、次なる空き家問題であるマンションの末路を冷徹に分析する。
【目次】
序章 マンションという住まいの末路
第1章 マンションの歴史――埋め込まれた時限爆弾
第2章 マンションの二つの老いと建て替えの現実
第3章 限界マンション化にどのように立ち向かうか
第4章 空き家問題の現在
終 章 空き家問題の今後の展開と限界マンション
老朽化マンションの放置・スラム化は不可避なのか?
マンションは終の棲家にならないのか?
▼老朽化したマンションの末路は、スラムか廃墟か。居住者の高齢化と建物の老朽化という「2つの老い」により、空室が増え、管理組合が機能せず半ば放置される「限界マンション」化がじわじわと進行している。
▼しかし、建て替えができるだけの容積率の余裕がある物件も、区分所有権を解消し解体するための費用を積み立てている物件も少ない。朽ち果てるまで放置するしかないのか。50年も保たない耐久性と区分所有権というマンションの矛盾が生んだ時限爆弾がいよいよ炸裂しようとしている。
▼限界マンション化を防ぐ手立てはあるのか。どうすれば建て替えを実現できるのか。購入者にとってマンションは終の棲家となりうるのか。前著『空き家急増の真実』で空き家問題を世に問い大きな反響を巻き起こした著者が、リサーチとデータをもとに、次なる空き家問題であるマンションの末路を冷徹に分析する。
【目次】
序章 マンションという住まいの末路
第1章 マンションの歴史――埋め込まれた時限爆弾
第2章 マンションの二つの老いと建て替えの現実
第3章 限界マンション化にどのように立ち向かうか
第4章 空き家問題の現在
終 章 空き家問題の今後の展開と限界マンション
- 本の長さ239ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
- 発売日2015/12/1
- 寸法12.9 x 1.8 x 18.9 cm
- ISBN-104532356717
- ISBN-13978-4532356712
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商品の説明
出版社からのコメント
建物を区分所有で共同所有するという分譲マンションという居住形態は、さまざまな非合理性を抱えています。いま「傾斜マンション」の建て替え問題に注目が集まっていますが、これは矛盾の一端が表れたにすぎません。
資産として、また終の棲家にすることを期待してマンションを購入したものの、自身が老後を迎えた時には資産価値ゼロ、建物は老朽化したものの建て替えもできないため住み続けられないという事態に陥る可能性も否定できないのです。
これからマンションの購入を検討されている方は、購入の前に本書をぜひお読みください。
資産として、また終の棲家にすることを期待してマンションを購入したものの、自身が老後を迎えた時には資産価値ゼロ、建物は老朽化したものの建て替えもできないため住み続けられないという事態に陥る可能性も否定できないのです。
これからマンションの購入を検討されている方は、購入の前に本書をぜひお読みください。
著者について
米山秀隆(よねやま・ひでたか)
富士通総研 経済研究所 上席主任研究員
1986年、筑波大学第三学群社会工学類卒業。1989年、筑波大学大学院経営・政策科学研究科修了。
野村総合研究所、富士総合研究所を経て富士通総研入社。主な研究テーマは住宅・土地政策ならびに日本経済で、特に空き家問題に詳しい。
主な著書に『空き家急増の真実』(日本経済新聞出版社、2012年)、『少子高齢化時代の住宅市場』(日本経済新聞出版社、2011年)、『図解よくわかる住宅市場』(日刊工業新聞社)がある。
富士通総研 経済研究所 上席主任研究員
1986年、筑波大学第三学群社会工学類卒業。1989年、筑波大学大学院経営・政策科学研究科修了。
野村総合研究所、富士総合研究所を経て富士通総研入社。主な研究テーマは住宅・土地政策ならびに日本経済で、特に空き家問題に詳しい。
主な著書に『空き家急増の真実』(日本経済新聞出版社、2012年)、『少子高齢化時代の住宅市場』(日本経済新聞出版社、2011年)、『図解よくわかる住宅市場』(日刊工業新聞社)がある。
登録情報
- 出版社 : 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; New版 (2015/12/1)
- 発売日 : 2015/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 239ページ
- ISBN-10 : 4532356717
- ISBN-13 : 978-4532356712
- 寸法 : 12.9 x 1.8 x 18.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 743,422位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 106位民家・住宅論 (本)
- - 29,285位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年6月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いろんなケースを例に詳しく説明があってよんで良かったです。知識がないと踏み出せませんので参考になりました
2021年3月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
元々は一軒家の放置問題の研究に始まったようだが、現在のマンションを所有する問題点が的確に整理されている。ただし、今後の方向性については、多分に行政レベルでの問題提起であったりして、現実にマンションを抱える身としてはあまり参考にならない、と感じた。
2018年7月1日に日本でレビュー済み
前から気になっていたこの問題について概観することができた
文章の繰り返しがあるなど若干気になる点はあったが入門書として機能を果たしたので満足。
文章の繰り返しがあるなど若干気になる点はあったが入門書として機能を果たしたので満足。
2016年3月20日に日本でレビュー済み
建築物の耐用年数と建替の問題は、マンションにも戸建てにも あるわけですが、特にマンションの場合が深刻であるのは、入居している人や世帯の数が多く、利害が一致しにくいからでしょう。
たとえ、建物構造の耐久性を100年に伸ばしたとしても、いつかは老朽化します。
近年、対策が始まった空き家問題と同様、スラム化したり、倒壊のおそれが出てきた場合には、行政や司法の力を借りて、半ば強制的に退去・解体・建替を進めていく仕組みが 必要になるでしょう。
たとえ、建物構造の耐久性を100年に伸ばしたとしても、いつかは老朽化します。
近年、対策が始まった空き家問題と同様、スラム化したり、倒壊のおそれが出てきた場合には、行政や司法の力を借りて、半ば強制的に退去・解体・建替を進めていく仕組みが 必要になるでしょう。