販売当時、税込10,044円の本書をAmazonで2023年10月、12,800円で購入した。中古プレミアムは約3割といったところ。値段が値段だけに、購入するのに何度も躊躇った。しかし、
①既に絶版であること。
②法と経済学の考え方について、comprehensiveな展望を与えていること。
③原書でsecond editionが出版されてなく、邦訳第２版の発売も今後無い、と判断したこと。
から、思いきってボタンを押した。
この分野における日本語での古典は、浜田宏一『損害賠償の経済分析』(東京大学出版会、1977年)であることに、疑いの余地無いが、本書は帯で神田秀樹氏が寄せられているように、法の経済分析の定本、の地位を確立している。
個人的には、法律と経済のなかでさまざまな価値判断が要求される国や地方の議員に読んでもらいたい。
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