若者考現学―若者のリアル
若者たちのある断章
ラクが一番、イマが大切。
若者の系譜―若者の必然と時代変遷
六つの世代
喪失の系譜。
若者のリアルと社会の現実
対峙しない若者たち
彼らは何を失ったのか。
再生構想―遊びと自由の時代へ
相場観のアジャスト
ポストモダニズムの旗手へ。
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若者のリアル 単行本 – 2003/3/1
波頭 亮
(著)
- 本の長さ175ページ
- 言語日本語
- 出版社日本実業出版社
- 発売日2003/3/1
- ISBN-104534035616
- ISBN-13978-4534035615
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商品の説明
出版社からのコメント
安逸な若者擁護論に流れず、マクロな視点からポストモダニズムの現状を鋭く抉った待望の書
20代にして5回も6回も転職を繰り返したり、勤勉さを毛嫌いしたり、仲間うちでお互いを褒め合ったり……。いまの若者に見られるこうした現象に、ひそかに眉をひそめる方も決して少なくないはずです。たしかに、それは彼らの生き方で、彼らなりの価値観にもとづく行動なのでしょう。しかし、そうして彼らを「個人」として見るのではなく、若者という「世代」で見たならば……。
本書は、単なる「若者本」ではありません。1950年代後半生まれの「第0世代」から、80年代前半生まれの「第5世代」まで、およそ30年間にわたる若者の変遷をたどりながら、現在の若者はいかに堕落し、能力をなくしていったのかをあぶり出します。そして、彼らの世代が日本社会に参加し、やがてその主要な構成員と! なったとき、日本はどうなってしまうのか。本書では、現在の若者たちの言動を単に批判するのではなく、彼らを抱えてしまった日本社会の将来を考えるとともに、ポストモダニズム期の社会のあり方を探ります。私たちにとって、本当の豊かさとは何なのか。幸福とは何なのか。そして、私たちは将来、どういう社会を実現しなければならないのか。本書をお読みいただいて、みなさんもご一緒に考えてみてください。
20代にして5回も6回も転職を繰り返したり、勤勉さを毛嫌いしたり、仲間うちでお互いを褒め合ったり……。いまの若者に見られるこうした現象に、ひそかに眉をひそめる方も決して少なくないはずです。たしかに、それは彼らの生き方で、彼らなりの価値観にもとづく行動なのでしょう。しかし、そうして彼らを「個人」として見るのではなく、若者という「世代」で見たならば……。
本書は、単なる「若者本」ではありません。1950年代後半生まれの「第0世代」から、80年代前半生まれの「第5世代」まで、およそ30年間にわたる若者の変遷をたどりながら、現在の若者はいかに堕落し、能力をなくしていったのかをあぶり出します。そして、彼らの世代が日本社会に参加し、やがてその主要な構成員と! なったとき、日本はどうなってしまうのか。本書では、現在の若者たちの言動を単に批判するのではなく、彼らを抱えてしまった日本社会の将来を考えるとともに、ポストモダニズム期の社会のあり方を探ります。私たちにとって、本当の豊かさとは何なのか。幸福とは何なのか。そして、私たちは将来、どういう社会を実現しなければならないのか。本書をお読みいただいて、みなさんもご一緒に考えてみてください。
内容(「MARC」データベースより)
なぜ勤勉さを嫌悪するのか。仲間うちで激賞し合うのはなぜか。根拠なき自信とプライドはどこから生まれるのか。安逸な擁護論に流れず、マクロな視点からポストモダニズムの現状を鋭くえぐる。
登録情報
- 出版社 : 日本実業出版社 (2003/3/1)
- 発売日 : 2003/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 175ページ
- ISBN-10 : 4534035616
- ISBN-13 : 978-4534035615
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,471,371位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2003年12月23日に日本でレビュー済み
若者擁護論を否定しているところに他本との違いがあるようだが、テーマ、分析、結論とも目新しさはない。
2004年6月29日に日本でレビュー済み
「古代エジプトのヒエログリフ(象形文字)に
『近ごろの若者は…』という字句が見えるという」
そんなブラックな読みやすさ(笑)とは裏腹に、
指摘していることは怖いくらい当たってる。
ラクしてイマだけ良ければよくって、向上心はないくせに
エゴとアイデンティティーを履き違えている若者のリアル。
そんな子が後輩として社会人となるこの先って、どうなるのかしら???
『近ごろの若者は…』という字句が見えるという」
そんなブラックな読みやすさ(笑)とは裏腹に、
指摘していることは怖いくらい当たってる。
ラクしてイマだけ良ければよくって、向上心はないくせに
エゴとアイデンティティーを履き違えている若者のリアル。
そんな子が後輩として社会人となるこの先って、どうなるのかしら???
2004年5月10日に日本でレビュー済み
トップ経営コンサルタントによる、若者擁護論でなく、現代若者の可能性をリアルかつ論理的に否定する本です。そのため、若者は読むとつらいです。僕もぎりぎり若者なはずなので、読んでてつらいところがいくつか。
世代分析本としては読みやすく秀逸です。また提言として、働かざるもの食うべからずの社会をもう一度再構築する(あやしげな人がいっぱいお金をもらうような現代社会を改める)という主張も、確かに、と思わせるものはあります。
世代分析本としては読みやすく秀逸です。また提言として、働かざるもの食うべからずの社会をもう一度再構築する(あやしげな人がいっぱいお金をもらうような現代社会を改める)という主張も、確かに、と思わせるものはあります。