著者の片山さんは,学者であることもあり,マーケティングの本にありがちな
片手落ちな本,一人勝手な本がではなく,例を示してわかりやすく解説してくれています.
特に終章の進化するコトラーの章は,コトラーの種本マーケティングマネージメントの新しくなっている点について書いてくれており,元の本の要旨がわからなかったところが良くわかった.
しかし,本を精読するのに辞書が必要な様に,マーケティングを実行する上で
種本であるマーケティングマネジメントは手元において,当書を目次代わりに
使うのはいかがだろうか?
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マーケティングを学ぶ人のためのコトラー入門 単行本 – 2003/6/19
片山 又一郎
(著)
- ISBN-104534036035
- ISBN-13978-4534036032
- 出版社日本実業出版社
- 発売日2003/6/19
- 言語日本語
- 本の長さ254ページ
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商品の説明
商品説明
世界的なマーケティングの権威といわれるフィリップ・コトラーは、数々の著作を世に送っており、またその研究の対象も多岐にわたっているため、彼の“世界”の全貌を把握するには大変な労力を要する。そこで本書は、読者が「コトラー教授に触れるきっかけとして」、「著作の中からエッセンスを抜き出し、筆者なりの解釈をするとともに、“コトラーの世界”の輪郭を示そうと」(本書はしがきより)、したものである。
本書は、序章から終章まで全6章で構成されるが、まず前半では読者が本書の概要をつかめるよう、コトラーの研究領域全体を概説している。そして後半では、コトラーのマーケティングのキーワードとなる項目ごとに説明を行う形を取っている。これらの各項では、冒頭でコトラーの考えを紹介したうえで著者が解説を加えているが、必要に応じて日本企業などの実際の事例や、他の研究者の考えなども盛り込むことにより、読者の理解を助けるような工夫がなされている。巻末に索引を載せている点も、入門書として親切である。また、日本ではなじみの薄い「ソーシャル・マーケティング」や、近年の研究テーマである「デジタルマーケティング」にもそれぞれ1章を割り当てており、著者が「コトラーの世界」を網羅しようと試みている点がおもしろい。
このように、この本は決して、単にコトラーの各著作を要約したものに留まっていない。コトラー入門としてだけでなく、マーケティングの基本的なテキストとしても、ビジネスパーソンや学生におすすめしたい。(戸田圭司)
内容(「MARC」データベースより)
マーケティングの代名詞、フィリップ・コトラー教授。代表作「マーケティング・マネジメント」をはじめとする膨大な著作群から、最低限必要な項目をピックアップして解説。短時間でコトラー理論の真髄が理解できる。
登録情報
- 出版社 : 日本実業出版社 (2003/6/19)
- 発売日 : 2003/6/19
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 254ページ
- ISBN-10 : 4534036035
- ISBN-13 : 978-4534036032
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,337,969位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,232位マーケティング・セールス一般関連書籍
- - 2,153位マーケティング・セールス全般関連書籍
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著者について
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2003年9月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現代マーケティングの代名詞である「コトラー」の入門書。
マーケティング入門書としてはもちろんのこと、コトラー流マーケティングと
それ以外のマーケティングの考え方との違いなどもよくわかります。
ただし、本書「はしがき」にもありますが、この本を読んで「コトラーが
わかった」と早合点するのは困りもの。
コトラーを知るには、分厚い本が多いですが、やはりコトラー本人の本を
読みたいものです。
マーケティング入門書としてはもちろんのこと、コトラー流マーケティングと
それ以外のマーケティングの考え方との違いなどもよくわかります。
ただし、本書「はしがき」にもありますが、この本を読んで「コトラーが
わかった」と早合点するのは困りもの。
コトラーを知るには、分厚い本が多いですが、やはりコトラー本人の本を
読みたいものです。
2005年10月19日に日本でレビュー済み
入門編とあるとおり、マーケティング全般にわたる概論となっています。内容は精査され、非常にわかりやすく書かれています。
しかし、問題はどのように実行するのかということ。
知識は使わなければ、知恵にはなりません。
そこで、「●●マーケティング」の登場です。
つまるところ、コトラー教授のロジックを実行しやすいように、解説し、事例を多くしているということです。
(それが、大切なのですが)
ところが、知識が豊富になり、実戦の経験が重なると「●●マーケティング」では物足りなくなるんですね。
結局は、コトラーかドラッカーに帰るということですね。
しかし、問題はどのように実行するのかということ。
知識は使わなければ、知恵にはなりません。
そこで、「●●マーケティング」の登場です。
つまるところ、コトラー教授のロジックを実行しやすいように、解説し、事例を多くしているということです。
(それが、大切なのですが)
ところが、知識が豊富になり、実戦の経験が重なると「●●マーケティング」では物足りなくなるんですね。
結局は、コトラーかドラッカーに帰るということですね。
2003年11月13日に日本でレビュー済み
マーケティングって何??っていう人の入門書に最適だと思います。
わかりやすい図解と、具体的な表現が初心者で、マーケティングに触れたことのない私にもわかりやすく、自然と身になった気がします。
こんな身近なものだったんだ!!って感じです。
気負いなく、気軽に読める一冊です!!
わかりやすい図解と、具体的な表現が初心者で、マーケティングに触れたことのない私にもわかりやすく、自然と身になった気がします。
こんな身近なものだったんだ!!って感じです。
気負いなく、気軽に読める一冊です!!
2003年8月17日に日本でレビュー済み
マーケティングとは何か?マーケティング戦略とは?市場、セグメンテーション、マーケティングの4Pの各要素、ソーシャルマーケティング、リレーションシップ・・・など、マーケティング全般の入門書でした。各内容について、解説とコトラー氏の考え方や「こう言ってる」というのが、書いてあります。内容は、基礎から書いてあり、初心者にも助かりました。特に前提知識なしでも、読めると思います。
マーケティングという分野の網羅性もあり、ポイントもわかりやすかったです。価格に比べて、良い入門書であるという印象でした。
ただ、あくまで、入門書レベルだと思う(?)ので、ある程度、マーケティングについての知識があれば、コトラーの原典にあたった方が良いと思います。
マーケティングという分野の網羅性もあり、ポイントもわかりやすかったです。価格に比べて、良い入門書であるという印象でした。
ただ、あくまで、入門書レベルだと思う(?)ので、ある程度、マーケティングについての知識があれば、コトラーの原典にあたった方が良いと思います。
2004年4月21日に日本でレビュー済み
マーケティングの入門にと思い、「マーケティングならコトラー、コトラーをわかりやすく書いた本は?」と探したのがこの本でした。大変わかりやすかったと思います。
マーケティング志向は顧客志向、エクスターナルマーケティングだけでなくインターナルマーケティング(構成員の満足)を充実することで顧客満足につながる。目的の明確化とターゲットセグメンテーション(市場細分化)を実施し適切な戦略を立てることが重要と感じました。
マーケティング志向は顧客志向、エクスターナルマーケティングだけでなくインターナルマーケティング(構成員の満足)を充実することで顧客満足につながる。目的の明確化とターゲットセグメンテーション(市場細分化)を実施し適切な戦略を立てることが重要と感じました。