わたしたちは自衛隊の「中身」をどのくらいまで知っているだろうか?
憲法違反という理由で批判的になったり、軍事マニアや戦争好きが軍隊必要論を展開し、そのハザマで隊員の気持ちやその組織はどうなっているのだろうかと疑問に思ったことは無いだろうか。
本書では自衛隊に対して著者自身ができうる限りニュートラル(中立的)な立場で記しているように思えた。
でも、著者の本業は軍事ジャーナリスト、軍隊は必要であると思っているだろうし、防衛構想もある程度肯定している部分があるのだろう、でなければ防衛庁から「オピニオンリーダー」に任命されることなどないからだ、そのソフトな姿勢から発せられる軍隊必要論には警戒を覚えるが、自衛隊の実態を知るにはお奨めできる書といえる、評価もニュートラルで星3つとした。
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<いまこそ知りたい>自衛隊のしくみ 単行本 – 2004/1/16
加藤 健二郎
(著)
本書は、素朴なギモンから、自衛隊の現状と今後、さらには組織、軍事力などについて、全体像を図解も用いてわかりやすく伝える。自衛隊是非論の能書き本や、兵器スペック図鑑といったマニア向けの本でもない、あるようでなかった【一般読者向けの入門書】。
- 本の長さ222ページ
- 言語日本語
- 出版社日本実業出版社
- 発売日2004/1/16
- ISBN-104534036957
- ISBN-13978-4534036957
商品の説明
著者からのコメント
コンパクトな割りは図表も多用して正確なデータを掲載
戦闘部隊としての面ばかりでなく、軍需産業との関係や、自衛隊での出世コース例、手当てや給料、そして諜報任務に就く自衛官から潜水艦戦闘の秘密や米軍との関係、海外派兵など、ほとんど全てといえる分野を網羅。コンパクトにまとめてある割には、図表を多用して正確な数値データも表している。入門書として、かなり高い質にまとめられたと思います。
戦闘部隊としての面ばかりでなく、軍需産業との関係や、自衛隊での出世コース例、手当てや給料、そして諜報任務に就く自衛官から潜水艦戦闘の秘密や米軍との関係、海外派兵など、ほとんど全てといえる分野を網羅。コンパクトにまとめてある割には、図表を多用して正確な数値データも表している。入門書として、かなり高い質にまとめられたと思います。
内容(「MARC」データベースより)
近年、自衛隊が重要なテーマとして扱われる頻度は増す一方である。とくに海外派遣が話題になったときにその注目度は一気に高まる。素朴な疑問から「最新事情」まで早わかり。軍事ジャーナリストによる決定版自衛隊入門書。
登録情報
- 出版社 : 日本実業出版社 (2004/1/16)
- 発売日 : 2004/1/16
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 222ページ
- ISBN-10 : 4534036957
- ISBN-13 : 978-4534036957
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,047,586位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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2006年9月10日に日本でレビュー済み
「自衛隊反対!」という声を耳にする事は少なくないが
それを唱える彼ら、そして私たちはどれぐらい自衛隊の事を知っているだろうか?
この本では感情論や政治的イデオロギーを排除し
客観的な立場から自衛隊の実情について淡々と紹介している。
例えば
「日本の国防費は世界二位なので自衛隊は世界の脅威である」
などという的外れな批判があるが、この本を読んで
「国防費の内訳を見ると実に約半分が人件費であり
装備品購入費は全体の二割に満たない。
しかも国産兵器は生産数が少ないため極めて高価である」
という事実を知っておけば
自衛隊反対派の方々も間の抜けた批判をし恥を晒す心配はないだろう。
その他自衛隊に関する解説が大変分かりやすくなされており
軍事に関してはほぼ素人の私にもしっかり理解できた。
どんな立場の人であっても一度は目を通しておきたい名著。
それを唱える彼ら、そして私たちはどれぐらい自衛隊の事を知っているだろうか?
この本では感情論や政治的イデオロギーを排除し
客観的な立場から自衛隊の実情について淡々と紹介している。
例えば
「日本の国防費は世界二位なので自衛隊は世界の脅威である」
などという的外れな批判があるが、この本を読んで
「国防費の内訳を見ると実に約半分が人件費であり
装備品購入費は全体の二割に満たない。
しかも国産兵器は生産数が少ないため極めて高価である」
という事実を知っておけば
自衛隊反対派の方々も間の抜けた批判をし恥を晒す心配はないだろう。
その他自衛隊に関する解説が大変分かりやすくなされており
軍事に関してはほぼ素人の私にもしっかり理解できた。
どんな立場の人であっても一度は目を通しておきたい名著。