中古品:
¥60 税込
配送料 ¥350 6月1日-2日にお届け(9 時間 18 分以内にご注文の場合)
詳細を見る
中古商品: 良い | 詳細
発売元 ブックス一歩
コンディション: 中古商品: 良い
コメント: 【書き込みなし】 ◇◆amazon専用在庫◆◇ Amazonコンディションガイドラインの「良い」に該当するコンディションとなります。防水梱包にて迅速に発送いたします。検品には万全を期しておりますが、万一見落とし等ありましたらメールにてご連絡下さい。状況に応じて返金・返品の対応をさせて頂きます。
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

著者をフォロー

何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。

<読む・知る・愉しむ>巡礼・遍路がわかる事典 単行本 – 2004/11/18

4.3 5つ星のうち4.3 2個の評価

巡礼・遍路に関する素朴な疑問にわかりやすく答える入門書。各項目に詳細な図解や写真・地図などを添え、実践者に向けたガイドブックとしても利用できる。

商品の説明

著者からのコメント

物質的には恵まれつつも精神的な寂しさを抱える現代日本人にとって、巡礼・遍路のキーワードは「こころのふるさと」「癒し」「健康」「成長」である。
巡礼は、時代を超え、文化の壁を超えて実践され続けている普遍的な行為であり、それぞれの時代・文化に応じた意味がある。おそらく将来の日本にとっては「祈り」がキーワードになるだろう。それほど巡礼というものは、とてつもない魅力と作用を秘めている。

本書は、私が巡礼研究に10年間とりくんだ蓄積と成果を存分に出し切ったものである。
執筆の根底には、多くの人々の巡礼実践を体系的に配列して、人類に普遍的な活動としての巡礼の文化を概観したいとの欲求があった。そのため、現在最も多くの日本人の関心を集めている伝統的な四国遍路と西国巡礼だけでなく、身近な七福神めぐりや新しい不動巡礼、まだ知られていない世界の巡礼まで、巡礼・遍路の世界を俯瞰して全体像をとらえることができるように構成した。

おそらく、手にとった印象では、「なぜ?」「どうして?」といったタイトルで目次が立てられており、図版も豊富であるため、まったくの初心者に向けて作られたお手軽な「入門書」と見えるだろうが、内容的には多くの先達の研究成果を直接に受け継いだ、れっきとした本格派の「専門書」であると自負している。
特に私は民俗学からの視点にこだわって本書を執筆した。民俗学は人々の生きる方法や生活の知恵を研究対象としているため、等身大の巡礼・遍路の文化を解明するためには、極めて有効なツールであると考えるからである。

より具体的には、私は以下のわかりやすさに留意して本書を執筆した。
(1)巡礼・遍路についての素朴な疑問がわかる
(2)巡礼・遍路の全体像が体系的にわかる
(3)典拠となる参考文献や史資料がわかる
(4)日本人の「こころ」と日本文化の特色がわかる
(5)巡礼・遍路の最新の研究成果がわかる。
特に(1)に関しては、私がこれまで周りの人たちから尋ねられることが多かった質問を100個選んで目次としたが、これが最も難しい作業であった。さらに、選り抜きの質問を、分析の3局面(儀礼・思想・組織)および範疇の3類型(巡礼・巡拝・参詣)に整理し、巡礼の世界を俯瞰する「概説」、巡礼の精神を体現する「人々」、日本の巡礼を代表する「四国・西国」、日本文化を照射する「世界」のそれぞれを加えて章立てとした。

どうか、巡礼・遍路に出る前には必ず、そして、帰ってきた後にも、本書を便利帳的に使用したり、拾い読みをしたり、ときには自身の知見とも対照させながら深く思考するなどして、末永く愛用して欲しい。また、読者には、これを土台として新しい思索をひろげて欲しい。そして、読者の子どもや孫たちにも、人類が培い育んできた巡礼・遍路の文化を伝え残して行って欲しいと思う。

著者・中山和久

出版社からのコメント

近年、巡礼や遍路は大きく見直されてきた。ストレスの多い仕事や生活といった日常から離脱する、聖なる旅の心持ちに、大きな魅力があるからである。私たちにとって巡礼は「こころのふるさと」「癒し」「健康」「成長」といった、とてつもない意味と作用を秘めている。巡礼はいつするのがいいのか?なにが得られるのか?どんな恰好で、なにを持っていけばいいのか?四国遍路はなぜ88か所か?「順打ち」と「逆打ち」はどう違うのか?「お接待」とはなにか?日本にはどんな巡礼地があるか?…etc.巡礼・遍路に関する素朴な疑問にわかりやすく答える画期的入門書!各項目に詳細な図解や写真・地図などを添え、実践者に向けた親切なガイドブックとしても便利に使える巡礼者必携の書。「日本の巡礼地100撰」「七福神霊場77撰」付き。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 日本実業出版社 (2004/11/18)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/11/18
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 278ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4534038399
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4534038395
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 2個の評価

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
中山 和久
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
2グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2005年2月5日に日本でレビュー済み
四国遍路など、国内外の寺社巡礼全般について広く様々な知識がまとめられた本です。ハウツーのみを解説したガイドブックではなく、著者自身の民俗学や社会学の研究を土台とした教養書といえます。
儀礼、思想、海外の例など、全10章の構成で、「巡礼者はなぜ白い服を着るのか?」「『先達』とはどんなことをする人なのか?」「お正月に七福神を巡るのはなぜか?」といった10件ずつ合計100件の疑問に答える形で、多数の参考文献を駆使して、歴史的な解説から雑学的なテーマまで広い興味・関心にこたえる内容になっています。
各テーマごとに見開き2ページにまとめられているので、興味のある部分だけ拾い読みもでき、また索引が充実しているので、書名の通り、事典として利用するにも適しています。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート