著者の本はいつも判りやすいので、簡単に読めます。ただ、そこそこ経理の知識がある人には物足りないのは否めません。したがって、初心者向けかと思います。
視覚でBSを捉えると言うのは、確かに有効な手法のような気がします。ようは「木を見て森を見ず」にならないように大局的なものの捉え方が必要と言うことでしょう。こうした考え方は、もちろん他の書籍でも解説されていますが、この本はとにかく読み易いと思います。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
数字は見るな! 簿記があなたの会計力をダメにする 単行本(ソフトカバー) – 2006/9/14
田中 靖浩
(著)
●「日本人が数字に弱いのは学び方のせい」
数字を学べば仕事にも投資にもプラスになる。
それが分かっているのに、多くの人が数字を苦手にしている原因は「学び方」にある。
英語に「読み・書き・話す・聞く」という分野があるように、数字にも「作る・読む・活かす」という分野がある。
ほとんどの人にとって必要なのは「作り方=簿記」ではなく「読み方」を身に付けることだ。
●「まず大きく全体のイメージをつかもう」
経理担当や税理士・会計士といった専門家とちがい、多くのビジネスパースンにとって細かい知識は不必要。
大きく全体像を知っておくことから始めよう。国家と個人と会社をひとつにみる「点と線」、数字を使わず「図形でつかむ貸借対照表」など、読んだあとに右脳にイメージが焼きつく図表を豊富に用意。
●「どうせなら楽しく学ぼう」
どうせ学ぶなら楽しく学べるほうがいい。
むずかしい専門用語や細かい数字は一切省略。専門書らしからぬ柔らかで軽快な文章にのせて、数字の基本をテンポ良く解説。
これまでの決算書・簿記入門に挫折した人、学びたいが時間がない人、すべての脱・数字ギライをめざす日本人に贈る、最初の第一歩となる入門書。
数字を学べば仕事にも投資にもプラスになる。
それが分かっているのに、多くの人が数字を苦手にしている原因は「学び方」にある。
英語に「読み・書き・話す・聞く」という分野があるように、数字にも「作る・読む・活かす」という分野がある。
ほとんどの人にとって必要なのは「作り方=簿記」ではなく「読み方」を身に付けることだ。
●「まず大きく全体のイメージをつかもう」
経理担当や税理士・会計士といった専門家とちがい、多くのビジネスパースンにとって細かい知識は不必要。
大きく全体像を知っておくことから始めよう。国家と個人と会社をひとつにみる「点と線」、数字を使わず「図形でつかむ貸借対照表」など、読んだあとに右脳にイメージが焼きつく図表を豊富に用意。
●「どうせなら楽しく学ぼう」
どうせ学ぶなら楽しく学べるほうがいい。
むずかしい専門用語や細かい数字は一切省略。専門書らしからぬ柔らかで軽快な文章にのせて、数字の基本をテンポ良く解説。
これまでの決算書・簿記入門に挫折した人、学びたいが時間がない人、すべての脱・数字ギライをめざす日本人に贈る、最初の第一歩となる入門書。
- 本の長さ198ページ
- 言語日本語
- 出版社日本実業出版社
- 発売日2006/9/14
- ISBN-104534041209
- ISBN-13978-4534041203
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
田中 靖浩(たなかやすひろ)
1963年生まれ。三重県四日市市出身。早稲田大学商学部卒。外資系コンサルティ
ング会社を経て独立。経営コンサルティング、会計・経営に関するセミナーや講
演を数多くこなし、かなりの人気。書籍や雑誌などの執筆でも活動中。公認会計
士の肩書きで堅い仕事、「元・公認会計士」を名乗って柔らかな仕事と行ったり
来たり。経済産業省財務管理人材育成システム開発事業委員などを歴任の一方、
若手落語家との連載・共演まで始める毎日。とにかく新しいこと、面白いことが
大好き。著書は『経営がみえる会計』『儲けるための会計』(いずれも日本経済
新聞社)など多数。
1963年生まれ。三重県四日市市出身。早稲田大学商学部卒。外資系コンサルティ
ング会社を経て独立。経営コンサルティング、会計・経営に関するセミナーや講
演を数多くこなし、かなりの人気。書籍や雑誌などの執筆でも活動中。公認会計
士の肩書きで堅い仕事、「元・公認会計士」を名乗って柔らかな仕事と行ったり
来たり。経済産業省財務管理人材育成システム開発事業委員などを歴任の一方、
若手落語家との連載・共演まで始める毎日。とにかく新しいこと、面白いことが
大好き。著書は『経営がみえる会計』『儲けるための会計』(いずれも日本経済
新聞社)など多数。
登録情報
- 出版社 : 日本実業出版社 (2006/9/14)
- 発売日 : 2006/9/14
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 198ページ
- ISBN-10 : 4534041209
- ISBN-13 : 978-4534041203
- Amazon 売れ筋ランキング: - 871,797位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 243位簿記 (本)
- - 36,682位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
作家・公認会計士
三重県四日市市出身。早稲田大学商学部卒業後、外資系コンサルティング会社を経て田中公認会計士事務所を独立開業。中小企業向け経営コンサルティング、経営・会計セミナー講師、執筆、連載を行う。まじめな仕事を行う一方、落語家・講談師とのコラボイベントも手がけるなど幅広くポップに活躍中。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2006年9月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
会計を語るのに、こんなアプローチの仕方があったとは...
点と線と矢印と四角と、たったそれだけで説明ができて、
しかもわかりやすい。ただただびっくり。
自分が会計の勉強を始める前にこういう本に出会っていたら
きっと楽しく学べただろう。
これから会計を勉強しようと思っている人には本書がある。
ちょっとうらやましい。
点と線と矢印と四角と、たったそれだけで説明ができて、
しかもわかりやすい。ただただびっくり。
自分が会計の勉強を始める前にこういう本に出会っていたら
きっと楽しく学べただろう。
これから会計を勉強しようと思っている人には本書がある。
ちょっとうらやましい。
2009年6月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中身が薄い。
特に前半部分の約90ページは、「前書き」として見開き2ページぐらいにまとめて
しまった方がいいのではないか。
ただ「すべては興味と好奇心から始まる」という筆者の主張には賛成。
会計に興味と好奇心があるので、もっと他の本にもチャレンジしたい。
特に前半部分の約90ページは、「前書き」として見開き2ページぐらいにまとめて
しまった方がいいのではないか。
ただ「すべては興味と好奇心から始まる」という筆者の主張には賛成。
会計に興味と好奇心があるので、もっと他の本にもチャレンジしたい。
2006年12月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分なりの判りやすい会計を人に説く為の参考にしようと思い、購入。BSを絵で描くのも、フローとストックを「線と点」で説明するのも旧聞なので、あまり新鮮味がなかった。
ただ、簿記を初めに学び、全体のイメージがまだ沸いていない読者には得るところがあるかもしれない。
会計は、まだまだイメージ化ができて、判り易くなるはずだ。これでは実践では内容不足。
管理会計の重要性は、特に日本ではもっと叫ばれていいと思うが、本書で触れられているのはまだ序章で、本書が対象としている読者には何も判らないままエンディング、となるのではないか。
ただ、簿記を初めに学び、全体のイメージがまだ沸いていない読者には得るところがあるかもしれない。
会計は、まだまだイメージ化ができて、判り易くなるはずだ。これでは実践では内容不足。
管理会計の重要性は、特に日本ではもっと叫ばれていいと思うが、本書で触れられているのはまだ序章で、本書が対象としている読者には何も判らないままエンディング、となるのではないか。
2006年9月16日に日本でレビュー済み
簿記と会計のつながりを否定している本。簿記などわからなくても、会計の本質がわかればそれで良い、というある意味至極真っ当な本。しかし、「数字は見るな」の書名は酷い。「仕訳けがわからなくても会計は理解できる」が本来の適切な書名かな?
内容はあまり濃くはないので、ザーツと流し読み可能。反復して読む必要はなさそう。
内容はあまり濃くはないので、ザーツと流し読み可能。反復して読む必要はなさそう。
2006年12月10日に日本でレビュー済み
『貸借対照表・損益計算書って何ですか?キャッシュフロー計算書と
損益計算書の関係は何ですか?』
そんな質問に分かり易く答える自信はありませんでした。
この本をよんですっと説明できるようになったかと思います。
会計数字にイメージを持ちきれない方にはオススメ本です。
私は簿記の資格は持っているのですが、会社に言われて入社前にしぶしぶ取った
ような資格。
『数字を記録するのは大切だよね。
で、決算書を書くにはそりゃ簿記が必要だろうな。
でも正直全然つまらない。』
数字に対してはそんなイメージでした。
しかし、企業を相手に仕事をするに当たり、何が何でも相手の会社の
イメージを掴みたい。
ホームページの文章・その他記事以外に、ある意味最も手軽に多くの
情報が詰まっていそうな、決算書の数字からは何を読み取れば
いいのだろう。
数字を読める人は何を”読んで”いるのか?
知りたい。
そんな気持ちがずっとありました。
そういった所にずばり答えていてくれた本。
私にとっては正にストライク。
B/SとP/Lの時間的な関係性をクリアに言葉にしてくれた
意味だけでも☆4つ。
イメージで企業間比較もできるんだって教えてくれたことで
☆5つ。
細かいことにこだわる前に大きな視点で捉えるって重要ですよね。
・新聞の数字を読んで、周囲がすごいって言ってるからすごいんだろう。
でも、どうすごいんだろう。2000億投資?うん、すごい。…よな。
イメージできないけど。…何がすごいのか知りたい。
・とにかく決算書の数字のイメージを掴みたい。
って方にはオススメです。
意外と文頭の質問をして、クリアな回答が返ってくる人は
結構周囲に少ないはず。
損益計算書の関係は何ですか?』
そんな質問に分かり易く答える自信はありませんでした。
この本をよんですっと説明できるようになったかと思います。
会計数字にイメージを持ちきれない方にはオススメ本です。
私は簿記の資格は持っているのですが、会社に言われて入社前にしぶしぶ取った
ような資格。
『数字を記録するのは大切だよね。
で、決算書を書くにはそりゃ簿記が必要だろうな。
でも正直全然つまらない。』
数字に対してはそんなイメージでした。
しかし、企業を相手に仕事をするに当たり、何が何でも相手の会社の
イメージを掴みたい。
ホームページの文章・その他記事以外に、ある意味最も手軽に多くの
情報が詰まっていそうな、決算書の数字からは何を読み取れば
いいのだろう。
数字を読める人は何を”読んで”いるのか?
知りたい。
そんな気持ちがずっとありました。
そういった所にずばり答えていてくれた本。
私にとっては正にストライク。
B/SとP/Lの時間的な関係性をクリアに言葉にしてくれた
意味だけでも☆4つ。
イメージで企業間比較もできるんだって教えてくれたことで
☆5つ。
細かいことにこだわる前に大きな視点で捉えるって重要ですよね。
・新聞の数字を読んで、周囲がすごいって言ってるからすごいんだろう。
でも、どうすごいんだろう。2000億投資?うん、すごい。…よな。
イメージできないけど。…何がすごいのか知りたい。
・とにかく決算書の数字のイメージを掴みたい。
って方にはオススメです。
意外と文頭の質問をして、クリアな回答が返ってくる人は
結構周囲に少ないはず。
2007年2月25日に日本でレビュー済み
著者の意図は十分理解できるが、あまりに乱雑すぎ。
前半はだらだらとエッセイのような文句ばかりで、読んでいて
気分が悪い。後半に入りようやく本題に入ってくるが、内容は
非常に薄いので、初めて勉強するときに感覚をつかむくらいに
しておいて、すぐに別の本できちんと学ぶ必要があるでしょう。
日経から出ている別の著書の方がまだましか。
正直新書にも満たないレベル。
前半はだらだらとエッセイのような文句ばかりで、読んでいて
気分が悪い。後半に入りようやく本題に入ってくるが、内容は
非常に薄いので、初めて勉強するときに感覚をつかむくらいに
しておいて、すぐに別の本できちんと学ぶ必要があるでしょう。
日経から出ている別の著書の方がまだましか。
正直新書にも満たないレベル。
2006年9月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の真骨頂である”わかりやすさ”と”スピード感”が、今回さらにグレードアップ。
・・・なんと、この会計本、数字が出てきません!!
数字を使わず「点」と「線」でできたシンプルな図形だけで決算書を語ってしまう。その切り口鮮やかな説明に、目からウロコがぽろぽろ…。とかく数字の細かいところにばかり目が行きがちな私たちに「あらかじめ全体像を大きくとらえること」の重要性を教えてくれます。
「ディープインパクト」に「ベートーベン」に「福沢諭吉」。何が飛び出すかわからないビックリ箱のような本書ですが、そこから気づかされるものは決して少なくありません。読後に得したような気分になれること、そして思わずにんまりしてしまうこと、ゼッタイ間違いなしです!!
・・・なんと、この会計本、数字が出てきません!!
数字を使わず「点」と「線」でできたシンプルな図形だけで決算書を語ってしまう。その切り口鮮やかな説明に、目からウロコがぽろぽろ…。とかく数字の細かいところにばかり目が行きがちな私たちに「あらかじめ全体像を大きくとらえること」の重要性を教えてくれます。
「ディープインパクト」に「ベートーベン」に「福沢諭吉」。何が飛び出すかわからないビックリ箱のような本書ですが、そこから気づかされるものは決して少なくありません。読後に得したような気分になれること、そして思わずにんまりしてしまうこと、ゼッタイ間違いなしです!!