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高田直芳の実践会計講座 「戦略会計」入門 ハードカバー – 2007/8/21
高田 直芳
(著)
■経済学と組み合わされた「新しい会計の世界」
「戦略会計」とは、経営判断を行なう際に複数の選択肢のいずれが有利かを明らかにするもので、「意思決定会計」とも呼ばれます。
本書は、その会計手法を、「戦略会計は超ミクロ経済学である」という独自の切り口で解説します。
◎戦略会計全体に適用される「五大原理」
◎機会原価、機会利得と組み合わせたCVP分析
◎経済付加価値を超える「会計付加価値」の提唱と、それを使った業績評価
◎リスク・プレミアムの概念を導入したコスト管理
など、経済学の概念と組み合わされ、より役立つようになった「新しい会計の世界」を堪能してください。
■「はじめに」より
●本書では、カリスマ経営者の直感に頼らずとも経営判断を誤ることのない会計的手法を、様々な「合成の誤謬」を例に挙げながら説明しています。本書に収録した事例の一部を示せば次のようなものがあります。
◎増収減益という矛盾した業績は、原価計算制度が崩壊しているときに起きる
◎他社との差別化を図り、自社ブランドを向上させようとする経営戦略は、操業度不足の泥沼に嵌っていく
◎個々の職場におけるコスト・ダウン活動が、全社ベースの利益を却って減少させることがある
◎黒字決算を実現している企業にこそ「利益なき繁忙」が襲いかかる
◎本社の管理部門が、支店や子会社の生産性の低さを嘆くのは、天に向かって唾を吐く行為である
◎M&A戦略において、買収企業は高値づかみをし、被買収企業は安く買い叩かれる
「そいつは、不思議だなぁ」と感心している場合ではありません。経営戦略の足許には「誤謬の落とし穴」が存在し、企業という組織は常に崩壊するリスクに曝されていることを認識してください。
●内容が抽象的すぎて実務への応用が難しいとされるミクロ経済学を、戦略会計の視点で噛み砕き、ビジネスの最前線で役立つよう工夫を凝らしました。
例えば、業績管理の指標として多くの企業で採用されているものに経済付加価値(EVA:Economic Value Added)があります。このEVAに経済学の思想と五大原理などを加味すると、経営戦略にとってさらに強力な武器となる会計付加価値(AVA:Accounting Value Added)という新しい概念を導き出すことができます。
また、ミクロ経済学で用いられる需要曲線・供給曲線・無差別曲線・等量曲線・限界費用曲線・限界効用曲線・労働生産性曲線といったものはすべて、先ほど紹介した第3原理で統一した理解ができることを証明しています。さらに、経済学ではポピュラーな話題であるリスク・プレミアムという概念について、コスト管理への応用を図っています。
経済学の知識が多少ともある人からすれば、ビックリするような展開です。
「戦略会計」とは、経営判断を行なう際に複数の選択肢のいずれが有利かを明らかにするもので、「意思決定会計」とも呼ばれます。
本書は、その会計手法を、「戦略会計は超ミクロ経済学である」という独自の切り口で解説します。
◎戦略会計全体に適用される「五大原理」
◎機会原価、機会利得と組み合わせたCVP分析
◎経済付加価値を超える「会計付加価値」の提唱と、それを使った業績評価
◎リスク・プレミアムの概念を導入したコスト管理
など、経済学の概念と組み合わされ、より役立つようになった「新しい会計の世界」を堪能してください。
■「はじめに」より
●本書では、カリスマ経営者の直感に頼らずとも経営判断を誤ることのない会計的手法を、様々な「合成の誤謬」を例に挙げながら説明しています。本書に収録した事例の一部を示せば次のようなものがあります。
◎増収減益という矛盾した業績は、原価計算制度が崩壊しているときに起きる
◎他社との差別化を図り、自社ブランドを向上させようとする経営戦略は、操業度不足の泥沼に嵌っていく
◎個々の職場におけるコスト・ダウン活動が、全社ベースの利益を却って減少させることがある
◎黒字決算を実現している企業にこそ「利益なき繁忙」が襲いかかる
◎本社の管理部門が、支店や子会社の生産性の低さを嘆くのは、天に向かって唾を吐く行為である
◎M&A戦略において、買収企業は高値づかみをし、被買収企業は安く買い叩かれる
「そいつは、不思議だなぁ」と感心している場合ではありません。経営戦略の足許には「誤謬の落とし穴」が存在し、企業という組織は常に崩壊するリスクに曝されていることを認識してください。
●内容が抽象的すぎて実務への応用が難しいとされるミクロ経済学を、戦略会計の視点で噛み砕き、ビジネスの最前線で役立つよう工夫を凝らしました。
例えば、業績管理の指標として多くの企業で採用されているものに経済付加価値(EVA:Economic Value Added)があります。このEVAに経済学の思想と五大原理などを加味すると、経営戦略にとってさらに強力な武器となる会計付加価値(AVA:Accounting Value Added)という新しい概念を導き出すことができます。
また、ミクロ経済学で用いられる需要曲線・供給曲線・無差別曲線・等量曲線・限界費用曲線・限界効用曲線・労働生産性曲線といったものはすべて、先ほど紹介した第3原理で統一した理解ができることを証明しています。さらに、経済学ではポピュラーな話題であるリスク・プレミアムという概念について、コスト管理への応用を図っています。
経済学の知識が多少ともある人からすれば、ビックリするような展開です。
- ISBN-104534042744
- ISBN-13978-4534042743
- 出版社日本実業出版社
- 発売日2007/8/21
- 言語日本語
- 本の長さ358ページ
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商品の説明
著者について
公認会計士。昭和34年生まれ。某都市銀行勤務を経て平成9年に公認会計士登録。『明快!経営分析バイブル』(講談社)、『決定版ほんとうにわかる管理会計&戦略会計』『決定版ほんとうにわかる経営分析』(以上、PHP研究所)、『実例でわかる新しい決算書のつくり方』(日本実業出版社)など著書多数 。
登録情報
- 出版社 : 日本実業出版社 (2007/8/21)
- 発売日 : 2007/8/21
- 言語 : 日本語
- ハードカバー : 358ページ
- ISBN-10 : 4534042744
- ISBN-13 : 978-4534042743
- Amazon 売れ筋ランキング: - 578,483位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 600位会計・会計学入門
- - 24,077位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2017年9月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
数学的バックボーンが文系の方でも読みこなせます。お勧めします
2008年2月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者はITProにてコスト管理の連載をしている。連載はとても興味深く、本書の目次も興味深い項目が並ぶ。そのため、連載の雰囲気を期待して購入した。
しかし、内容は学問的色彩が強く、浮世離れしており、正直読み進めるのが苦痛であった。本来、もっとずっと難しい分野の話を、著者一流の切り口で平易にかつ現実に即して語っているのかも知れない。しかし、残念ながら私のレベルが至っていない。数年後読み返す時には役立つことを期待する。
しかし、内容は学問的色彩が強く、浮世離れしており、正直読み進めるのが苦痛であった。本来、もっとずっと難しい分野の話を、著者一流の切り口で平易にかつ現実に即して語っているのかも知れない。しかし、残念ながら私のレベルが至っていない。数年後読み返す時には役立つことを期待する。