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「無知」の技法NotKnowing 単行本 – 2015/11/19
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購入オプションとあわせ買い
◆知のパラドックスはなぜ起きる?
知識が高くなればなるほど、キャリアを積めば積むほど、失敗はなくなるはず。
だが、現実は逆のことが起きている。
知識が高いほど、変化や未知のものの受け入れが遅れ、
既知のものへ執着し、盲信する。いわば知のパラドックス(逆説)だ。
なぜ、世界のエコノミストはリーマンショックを予測できなかったのか?
なぜ、中世の解剖学者は心臓の心室は3つ(実際は4つ)と信じていたのか?
それは「知識」「知っていること」に焦点を置くあまり、
疑ったり、「わからない」と認めることができなくなるからだ。
しかし、心理学者ダニエル・カーネマンも指摘しているように、
「世界はほぼ常に理解不可能なものと認めるべき」なのだ。
◆不確実な時代の最適な思考法
世界はどんどん「不確実に」「複雑に」「曖昧に」なる一方だ。
ドラッカーも言ったように、「不確実な(uncertain)時代においては
『無知』を最大限に活用する」のが最強の思考法だ。
「知らない」という境地に立つことで、新しい学びと知識が得られる。
マイクロファイナンスのグラミン銀行を設立し、
ノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌスは言う。
「私は、銀行業務について何も知らなかったからこそ、挑戦できた」
本書では、新進気鋭のコンサルタント2人が、世界のあらゆる領域において
「知」の思考変革を模索する。過去や既知にとらわれず、
「無知」の状態を最大限に活用し、「出現する未来」に臆せず
しなやかに対応する思考アプローチ!
イギリスでマネジメントブック金賞に輝いた書、待望の邦訳書
---------------------
マサチューセッツ工科大学(MIT)上級講師
『U理論』著者─C・オットー・シャーマー氏 推薦!
知識が高くなればなるほど、キャリアを積めば積むほど、失敗はなくなるはず。
だが、現実は逆のことが起きている。
知識が高いほど、変化や未知のものの受け入れが遅れ、
既知のものへ執着し、盲信する。いわば知のパラドックス(逆説)だ。
なぜ、世界のエコノミストはリーマンショックを予測できなかったのか?
なぜ、中世の解剖学者は心臓の心室は3つ(実際は4つ)と信じていたのか?
それは「知識」「知っていること」に焦点を置くあまり、
疑ったり、「わからない」と認めることができなくなるからだ。
しかし、心理学者ダニエル・カーネマンも指摘しているように、
「世界はほぼ常に理解不可能なものと認めるべき」なのだ。
◆不確実な時代の最適な思考法
世界はどんどん「不確実に」「複雑に」「曖昧に」なる一方だ。
ドラッカーも言ったように、「不確実な(uncertain)時代においては
『無知』を最大限に活用する」のが最強の思考法だ。
「知らない」という境地に立つことで、新しい学びと知識が得られる。
マイクロファイナンスのグラミン銀行を設立し、
ノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌスは言う。
「私は、銀行業務について何も知らなかったからこそ、挑戦できた」
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「無知」の状態を最大限に活用し、「出現する未来」に臆せず
しなやかに対応する思考アプローチ!
イギリスでマネジメントブック金賞に輝いた書、待望の邦訳書
---------------------
マサチューセッツ工科大学(MIT)上級講師
『U理論』著者─C・オットー・シャーマー氏 推薦!
- 本の長さ360ページ
- 言語日本語
- 出版社日本実業出版社
- 発売日2015/11/19
- 寸法13.2 x 2.2 x 18.8 cm
- ISBN-104534053290
- ISBN-13978-4534053299
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■「知っている」はいいことか?
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- なぜ、中世の解剖学者は心臓の心室は3つと信じていたのか?
それは「知っていること」に焦点を置くあまり、疑ったり、「わからない」と認めることができなくなるからだ。
■不確実な時代の最適な思考法
世界はどんどん「不確実に」「複雑に」「曖昧に」なる一方だ。 ドラッカーも言ったように、「不確実な(uncertain)時代においては『無知』を最大限に活用する」ことが最強の思考法である。
「知らない」という境地に立つことで、新しい学びと知識が得られる!
■続編『「無為」の技法Not Doing』も発売中
『モチベーション3.0』『ハイ・コンセプト』著者、ダニエル・ピンク氏推薦。
変化のスピードが増している多忙な時代だからこそ、すぐに行動するのではなく、一時停止し、よく観察し、間を置くことで得られる知見を活用する「無為(Not Doing)」が有効。未来が予測困難なVUCAの時代に、より賢く行動するためのアプローチ!
商品の説明
著者について
スティーブン・デスーザ
企業コンサルタント、ディーパーラーニング社取締役。エグゼクティブ研修を専門とし、
リーダーシップ、組織開発、ダイバーシティーなどをテーマに研修・講演などを行なう。
アクセンチュア、バンクオブアメリカ、クレディスイス、ゴールドマンサックスなどが主なクライアント。
IEビジネススクール(ヨーロッパNo.1ビジネススクール)准教授。
ダイアナ・レナー
企業コンサルタント、Not Knowing ラボ所長。組織戦略、アダプティブ・リーダーシップ、
組織の複雑性理論などが専門。ハーバード大学ケネディスクール、アデレード大学、
テキサス大学などでリーダーシップ・プログラムを教える。
上原裕美子
1976年東京生まれ、翻訳者。主な訳書に『いつでもどこでも結果を出せる自己マネジメント術』(サンマーク出版)、
『すべては「先送り」でうまくいく』(ダイヤモンド社)、『これからの経営は「南」から学べ』
(日本経済新聞出版社)、『反転授業』『反転学習』(ともにオデッセイコミュニケーションズ)などがある。
企業コンサルタント、ディーパーラーニング社取締役。エグゼクティブ研修を専門とし、
リーダーシップ、組織開発、ダイバーシティーなどをテーマに研修・講演などを行なう。
アクセンチュア、バンクオブアメリカ、クレディスイス、ゴールドマンサックスなどが主なクライアント。
IEビジネススクール(ヨーロッパNo.1ビジネススクール)准教授。
ダイアナ・レナー
企業コンサルタント、Not Knowing ラボ所長。組織戦略、アダプティブ・リーダーシップ、
組織の複雑性理論などが専門。ハーバード大学ケネディスクール、アデレード大学、
テキサス大学などでリーダーシップ・プログラムを教える。
上原裕美子
1976年東京生まれ、翻訳者。主な訳書に『いつでもどこでも結果を出せる自己マネジメント術』(サンマーク出版)、
『すべては「先送り」でうまくいく』(ダイヤモンド社)、『これからの経営は「南」から学べ』
(日本経済新聞出版社)、『反転授業』『反転学習』(ともにオデッセイコミュニケーションズ)などがある。
登録情報
- 出版社 : 日本実業出版社 (2015/11/19)
- 発売日 : 2015/11/19
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 360ページ
- ISBN-10 : 4534053290
- ISBN-13 : 978-4534053299
- 寸法 : 13.2 x 2.2 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 341,003位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 13,926位心理学 (本)
- - 35,238位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年9月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
己が無智である。ということを知っている人が読むべき本。 そこがわからない人は、せめて 謙虚に物事を知ろうと思う心を養いながらこの本を読みましょう。 「己が無智である。ということを知らない者より、己が無智であることを知っている者のほうが優れている。」BY ソクラテス(ソクラテスの弁明より)
2016年2月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「人は知らないという内面的体験と、有能という印象を維持したい外面的問題とのあいだで葛藤を感じる」
この一文は私には、どきりとしました。
著者は 知らないを「ない」でとらえれるのをやめ、機会と可能性があるととらえる と説きます。
この時代を生きていくために、前向きな心持ちになることのできる本です。
巻末の実験に書いてある4つのテーマが実に深かったです。明日から周囲の人との向き合い方が変わるそんな一冊です。
この一文は私には、どきりとしました。
著者は 知らないを「ない」でとらえれるのをやめ、機会と可能性があるととらえる と説きます。
この時代を生きていくために、前向きな心持ちになることのできる本です。
巻末の実験に書いてある4つのテーマが実に深かったです。明日から周囲の人との向き合い方が変わるそんな一冊です。
2017年1月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「知りません」「わかりません」と言うとつい、
無能だと思われて不利になるんじゃないか、
バカにされていやな思いをするんじゃないか、と
思って、いわゆる「知ったか」をしてよけいに恥を
かいた、なんてことが、若かりし頃に何度かあった。
そんな痛い目に遭って、さすがにいい年になってからは
だいぶ減ったけれど、それでも「無知と思われる恐怖」は
なかなかしぶといらしく、つい「知ったか」をしそうに
なるときがある。
そんな気持ちにブレーキをかけてくれるのが本書だ。
私も長年勘違いをしていたけれど、人から信頼されたり、
好感をもたれたりする人っていうのは、実は
知らない、ってこと、わからないってことを
ちゃんと言える人なんだ、ということ。
この本を読んで、そのことが再確認できたように
思う。
「人間にとって最大の学習は、ミスを受け止めること
ではないか」(本書より)
きちんとわかってないといけない、すべてちゃんと
把握してきっちりやらなくてはいけない、といった
縛り(これってなかなか強固だし、悪い面ばかりじゃない
と思うけど)が、本書を読むことで少しずつ
ほぐれていくかもしれません。
無能だと思われて不利になるんじゃないか、
バカにされていやな思いをするんじゃないか、と
思って、いわゆる「知ったか」をしてよけいに恥を
かいた、なんてことが、若かりし頃に何度かあった。
そんな痛い目に遭って、さすがにいい年になってからは
だいぶ減ったけれど、それでも「無知と思われる恐怖」は
なかなかしぶといらしく、つい「知ったか」をしそうに
なるときがある。
そんな気持ちにブレーキをかけてくれるのが本書だ。
私も長年勘違いをしていたけれど、人から信頼されたり、
好感をもたれたりする人っていうのは、実は
知らない、ってこと、わからないってことを
ちゃんと言える人なんだ、ということ。
この本を読んで、そのことが再確認できたように
思う。
「人間にとって最大の学習は、ミスを受け止めること
ではないか」(本書より)
きちんとわかってないといけない、すべてちゃんと
把握してきっちりやらなくてはいけない、といった
縛り(これってなかなか強固だし、悪い面ばかりじゃない
と思うけど)が、本書を読むことで少しずつ
ほぐれていくかもしれません。
2016年1月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
知の範囲が増えるにしたがって、無知の範囲はさらに広がる。無知との付き合い方を考えるうえで非常に示唆に富む。
「無知の知」は古くて新しい。
「無知の知」は古くて新しい。
2015年11月24日に日本でレビュー済み
大変な良書だと思います。賞を取った翻訳は、大きく外れないと、改めて思いました。
「知識」というテーマで、どんな方にも、関わる内容であると思います。
以下、印象に残った内容になります。
・既知と無知と未知。の組み合わせで色々考える。
<「未知」の概念を使った「問題」の分類方法。>
未知の解法が分かっている問題。(答えは知らないけど、考えればわかる)
未知の解法が分からない問題。(答えもどう考えたらいいのかもわからない)
既知で考えるまでもない問題。(日常の経験的動作)
→無知の既知=潜在意識の問題。実際の行動、習慣。
『知とは、球体である。広がれば広がるほど、その接線は増える』 パスカル
・未知に対する誤った対応方法。
[1]わかる所だけやる
←わかる所から入るのも、問題の着手として有効な事もあるので、その辺のバランスが必要。
[2]知っていることに拘る。重視し過ぎる。
←わかる所ばかり、勉強しまいがち。
[3]知っている式の解法だけ求め続ける。=分析麻痺
←分析に頼り過ぎて、行動しない。
[4]拙速な行動をしてしまう。
←[3]の逆。考えずに、とりあえずで行動でしまう。
・成果と知識を得る事(≒成長)の問題。
成果を出すために、必要な知識は何か?と問うことが多分必要。
・未知への向き合い方
「どうしたらいいかわからない。」
「どうなるかわからない。」
「上手くいくかわからない。」
こういう未知の要素を楽しむためには、未知に挑戦している自分を認識して、鼓舞する事。
・未知の問題を安易に既知の問題に還元することなく、既知を利用して、解決する。
・知っている事と知らない事の優先順位。
[1]今、知らない事で、知るべき事の優先順位は?
[2]ある自分が知らない事で、自分が取り組んでいる課題の優先順位付けに与える影響は?
・「知った」と思うと、学ぶ事を止めてしまう。
『自分がもともと知っていることだけをたずねていても、それは既知の知恵を補強するにすぎない。
思いどおりの答えが得られて、その場限りの満足をするだけだ。
一方で、自分が知らないことをたずねるときも、私たちはつい最初に出てきた答えを受け入れてしまいやすい。
既知の答えを確認するのでもなく、最初に出てきた答えで納得するのでなく、
ただ問いかけつづけていくのは落ち着かない気持ちになるものだ。
心は乱れるし、一般的な職場においては、そんな姿勢は評価されない。
混乱しているとき、先行きが見えない時ほど、つかんだ答えにしがみつきたくなる。
だが、それでも問いかけをやめずに続ければ、忍耐力がつき、未知と向き合う力が育つのだ。
目の前の出来事について、これからの選択肢について、見えていなかった情報が見えてくる。』P232-232
・未知への対処方法
[1]仮説
未知と既知と仮説の関係について。
仮説は決して既知には、ならない。既知と未知を際立たせるための手法。
仮説をきちんと仮説として、明示することが大切。
分かったこと、決まったことにしてはいけない。
仮説とは、「今、分からない事で、今後、わかるようにならないといけない事」を指す。
[2]実験
「未知」が意識されるからこそ、「実験」という手法。
・人との関わりと知識の問題。
知識はコミニュケーションで、当然必要で、
自信がある方がいい。だけど、虚勢にならないように。
また、本書の内容及び実践として、
巻末のappendixの問いのリストが物凄く効果的だと思いました。
以下、抜粋です。
・自分にとって、知識とは何か。どのように役立っているか。
・知らなければ、良かったのに。と思った知識はあるか。
・役割、期待をどのように意識しているか。
・「~ない」ことで、ネガティブな思いを最後に抱いたのはいつか。
「知識」というテーマで、どんな方にも、関わる内容であると思います。
以下、印象に残った内容になります。
・既知と無知と未知。の組み合わせで色々考える。
<「未知」の概念を使った「問題」の分類方法。>
未知の解法が分かっている問題。(答えは知らないけど、考えればわかる)
未知の解法が分からない問題。(答えもどう考えたらいいのかもわからない)
既知で考えるまでもない問題。(日常の経験的動作)
→無知の既知=潜在意識の問題。実際の行動、習慣。
『知とは、球体である。広がれば広がるほど、その接線は増える』 パスカル
・未知に対する誤った対応方法。
[1]わかる所だけやる
←わかる所から入るのも、問題の着手として有効な事もあるので、その辺のバランスが必要。
[2]知っていることに拘る。重視し過ぎる。
←わかる所ばかり、勉強しまいがち。
[3]知っている式の解法だけ求め続ける。=分析麻痺
←分析に頼り過ぎて、行動しない。
[4]拙速な行動をしてしまう。
←[3]の逆。考えずに、とりあえずで行動でしまう。
・成果と知識を得る事(≒成長)の問題。
成果を出すために、必要な知識は何か?と問うことが多分必要。
・未知への向き合い方
「どうしたらいいかわからない。」
「どうなるかわからない。」
「上手くいくかわからない。」
こういう未知の要素を楽しむためには、未知に挑戦している自分を認識して、鼓舞する事。
・未知の問題を安易に既知の問題に還元することなく、既知を利用して、解決する。
・知っている事と知らない事の優先順位。
[1]今、知らない事で、知るべき事の優先順位は?
[2]ある自分が知らない事で、自分が取り組んでいる課題の優先順位付けに与える影響は?
・「知った」と思うと、学ぶ事を止めてしまう。
『自分がもともと知っていることだけをたずねていても、それは既知の知恵を補強するにすぎない。
思いどおりの答えが得られて、その場限りの満足をするだけだ。
一方で、自分が知らないことをたずねるときも、私たちはつい最初に出てきた答えを受け入れてしまいやすい。
既知の答えを確認するのでもなく、最初に出てきた答えで納得するのでなく、
ただ問いかけつづけていくのは落ち着かない気持ちになるものだ。
心は乱れるし、一般的な職場においては、そんな姿勢は評価されない。
混乱しているとき、先行きが見えない時ほど、つかんだ答えにしがみつきたくなる。
だが、それでも問いかけをやめずに続ければ、忍耐力がつき、未知と向き合う力が育つのだ。
目の前の出来事について、これからの選択肢について、見えていなかった情報が見えてくる。』P232-232
・未知への対処方法
[1]仮説
未知と既知と仮説の関係について。
仮説は決して既知には、ならない。既知と未知を際立たせるための手法。
仮説をきちんと仮説として、明示することが大切。
分かったこと、決まったことにしてはいけない。
仮説とは、「今、分からない事で、今後、わかるようにならないといけない事」を指す。
[2]実験
「未知」が意識されるからこそ、「実験」という手法。
・人との関わりと知識の問題。
知識はコミニュケーションで、当然必要で、
自信がある方がいい。だけど、虚勢にならないように。
また、本書の内容及び実践として、
巻末のappendixの問いのリストが物凄く効果的だと思いました。
以下、抜粋です。
・自分にとって、知識とは何か。どのように役立っているか。
・知らなければ、良かったのに。と思った知識はあるか。
・役割、期待をどのように意識しているか。
・「~ない」ことで、ネガティブな思いを最後に抱いたのはいつか。
2018年11月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分自身がある専門性を高めたりプロフェッショナルになればなる程、既知の未知、未知の未知は頭の片隅においやられてしまう。
とかく現代社会では「私は◯◯を知らない」と言い難く、むしろ「知っている」ことが評価される。
その弊害は、「すでに知っている」という見方により、別の新しい可能性や機会、未知の未知に対して盲目的になってしまう点だろう。
いまの自分自身をよく観察し、既知の既知、既知の未知をより深く認識することで、未知の未知に対してもより適応できるようになってくるのではないだろうか。
とかく現代社会では「私は◯◯を知らない」と言い難く、むしろ「知っている」ことが評価される。
その弊害は、「すでに知っている」という見方により、別の新しい可能性や機会、未知の未知に対して盲目的になってしまう点だろう。
いまの自分自身をよく観察し、既知の既知、既知の未知をより深く認識することで、未知の未知に対してもより適応できるようになってくるのではないだろうか。
2015年12月5日に日本でレビュー済み
原題は「NOT KNOWING」、副題は”The art of turning uncertainty into opportunity”ということで、「未知なるもの、不確実なものを機会に変える術」とでも云うところであろうか。「知る」或いは「知っている」ということがどういうことかということを整理した上で、「知らないこと」にどう向き合うのか、という哲学的な示唆に富む内容で、一読の価値がある。
本来、人間は物事を理解すればするほど、分かり易く説明が出来る筈であるが、実際には人間は知れば知るほど、「知らない状態」に対する理解が希薄になりがちであり、それが様々なバイアスとなり、選択肢を狭めることとなる。
或いは「知っているべき」という周囲からの圧力が、「知ったかぶり」や謙虚で素直な探究心を失うなどのマイナス面をもたらすこともある。
「知とは球体であり、大きくなればなるほど、未知との接線も伸びる」というパスカルの言葉は、「知らないことを知っていると思い込んでいる人よりも、知らないことを知らないと自覚している自分の方が賢い」というソクラテスと同様に意味深長である。
「知っている」ことが「有」で、「知らない」が「無」ではなく、余白のような「空間」があるのだ、という表現が、恐らく本書のエッセンスを象徴する。「知らない」ことをどのように位置づけ、どのようにそれに向き合い、活かしていくのか、という点で様々な示唆が得られる一冊である。
本来、人間は物事を理解すればするほど、分かり易く説明が出来る筈であるが、実際には人間は知れば知るほど、「知らない状態」に対する理解が希薄になりがちであり、それが様々なバイアスとなり、選択肢を狭めることとなる。
或いは「知っているべき」という周囲からの圧力が、「知ったかぶり」や謙虚で素直な探究心を失うなどのマイナス面をもたらすこともある。
「知とは球体であり、大きくなればなるほど、未知との接線も伸びる」というパスカルの言葉は、「知らないことを知っていると思い込んでいる人よりも、知らないことを知らないと自覚している自分の方が賢い」というソクラテスと同様に意味深長である。
「知っている」ことが「有」で、「知らない」が「無」ではなく、余白のような「空間」があるのだ、という表現が、恐らく本書のエッセンスを象徴する。「知らない」ことをどのように位置づけ、どのようにそれに向き合い、活かしていくのか、という点で様々な示唆が得られる一冊である。
2016年12月2日に日本でレビュー済み
「知らないことは悪いことではない」、それはわかる。
専門を極めても、まだわからないこと、知らないことはあり、
自らの傲慢を知る戒めともなる。
また、未知の分野・場面に直面・遭遇した際、
好奇心が前へ進む原動力にもなる。
だけど、「知らないことは悪いことではない」という態度をとるためには、
自分の専門・職分についてちゃんと勉強した後でないといけない。
物事に臨むにあたっては、十分に事前に調査や準備をしておかなければならない。
それを度外視して「知らないことは悪いことではない」とのたまうのはどうかしている。
医学について勉強していない医師の治療を受けたいとは思わないし、
いくら勉強しても完璧な治療はできないからと居直ることは怠慢である。
会議や打ち合わせにあたっては、時間を割いてそこに人が集まるのだから、
資料や段取りについて入念な準備をしておくべきで、
行き当たりばったりで進行するのは失礼である。
勉強・研鑽を積んでも、考えうる限りの準備をしても、
なお未知のこと、アクシデントは起きるのであり、
そのときに「知らないことは悪いことではない」、
という態度で自然に、果敢に、あるがままに事態を受け入れるべきである。
本のところどころで、ちょくちょくとは捕捉されているが、
本来の努力についての記述は後付けばかりである。
また、事例が雑多!
世界中の「ちょっといい話」をたくさん寄せ集めて、
持論に都合の良い、「事例」としている。
無知で成功した企業・人もあるだろうが、
その一方で無知のせいで失敗した屍は山とある。
チャンピオンデータの羅列や後出しジャンケンには、
うんざりである。
この手の本に多いことだが、
額に汗して働いているにおいがしない。
いかにもコンサルや学者が書いた本という印象。
がんばりすぎている人に、
「ちょっとは肩の力を抜けよ」
と声をかけるには良い本。
「がんばりすぎている人」には!
専門を極めても、まだわからないこと、知らないことはあり、
自らの傲慢を知る戒めともなる。
また、未知の分野・場面に直面・遭遇した際、
好奇心が前へ進む原動力にもなる。
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それを度外視して「知らないことは悪いことではない」とのたまうのはどうかしている。
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勉強・研鑽を積んでも、考えうる限りの準備をしても、
なお未知のこと、アクシデントは起きるのであり、
そのときに「知らないことは悪いことではない」、
という態度で自然に、果敢に、あるがままに事態を受け入れるべきである。
本のところどころで、ちょくちょくとは捕捉されているが、
本来の努力についての記述は後付けばかりである。
また、事例が雑多!
世界中の「ちょっといい話」をたくさん寄せ集めて、
持論に都合の良い、「事例」としている。
無知で成功した企業・人もあるだろうが、
その一方で無知のせいで失敗した屍は山とある。
チャンピオンデータの羅列や後出しジャンケンには、
うんざりである。
この手の本に多いことだが、
額に汗して働いているにおいがしない。
いかにもコンサルや学者が書いた本という印象。
がんばりすぎている人に、
「ちょっとは肩の力を抜けよ」
と声をかけるには良い本。
「がんばりすぎている人」には!