学者の手になる法律の本は、とっつきにくいですが、この本は違いました。
著者は、経済学部を卒業して、法学部の大学院に進み、法律学者になるという変わった経歴です。
そのせいもあり、初心者にもわかるように、専門用語で煙にまかず、普通の言葉で説明してくれます。
初心者がつまずかないように、興味を失わないように、愛情をたっぷり注いだ本のように思えます。
実力のある人ほど、やさしく説明できる、ということを、実感しました。
レベルを落としているという感じはありません。
法律のロジック、着眼点の示唆がかなりあり、法律の奥深さを知ってもらいたいという意図も強く感じます。
それ故に、やっぱり法律は難しい、と感じてしまった面もあります。
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スタートライン債権法 第5版 単行本 – 2010/3/1
池田 真朗
(著)
- ISBN-104535517746
- ISBN-13978-4535517745
- 出版社日本評論社
- 発売日2010/3/1
- 言語日本語
- 本の長さ322ページ
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登録情報
- 出版社 : 日本評論社 (2010/3/1)
- 発売日 : 2010/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 322ページ
- ISBN-10 : 4535517746
- ISBN-13 : 978-4535517745
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,155,810位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 28,289位社会・政治の法律
- カスタマーレビュー:
著者について
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慶應義塾大学法学部教授、同大学院法務研究科教授、日本学術会議会員。1949年東京生まれ。1978年慶應義塾大学大学院法学研究科民事法学専攻博士課程修了、博士(法学)。1996年から2004年まで司法試験第二次試験考査委員、2004年から2006年まで新司法試験考査委員(民法主査)。2012年紫綬褒章を受章(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『新標準講義 民法債権総論[第2版] (ISBN-10: 4766420276)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
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2013年4月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これから法律を学ぶ人には、最初に読む本として最高。
学生を対象に書かれている為、所々に著者のエッセイのような短文が記されているが、これがまた良い。
より深くを求める方には物足りないかもしれないが、そういう方を対象とはしていないので、お間違えのないように。
学生を対象に書かれている為、所々に著者のエッセイのような短文が記されているが、これがまた良い。
より深くを求める方には物足りないかもしれないが、そういう方を対象とはしていないので、お間違えのないように。
2016年10月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
類した書籍には書いていない(省略されている)危険負担についての記述に感動。
「わかったつもり」でいた点が「わかっていない」ことに気が付ける書籍です。
「わかったつもり」でいた点が「わかっていない」ことに気が付ける書籍です。
2012年4月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
4月から債権法を大学で学ぶので春休みの間に買って読みました。
とても丁寧でわかりやすい本でした。債権が苦手な方や初心者の方は是非
とても丁寧でわかりやすい本でした。債権が苦手な方や初心者の方は是非
2006年10月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
司法試験委員を務める著者が初学者のための入門書としてわかりやすく説いている。
著者の以下のような狙いは十分実現されていると思われる。
・苦痛なしに読みきれる
・読みきれば民法とはどういうものか、どうやって勉強するものかというアウトラインが理解できる
・さらに本格的な教科書・体系書を読む気が起きる
強調すべきところは太字、初学者、中級者、上級者向けの注を付すなど随所に工夫がなされている。
また、口語民法が公布されるような大きな民法改正があった場合には改訂がなされるなど、著者がこの本にかける意気込みも感じられる。
いずれにしても、当代一流の学者が初学者向けにエッセンスをわかりやすく伝えていることがこの本の最大の魅力であると思われる。
著者の以下のような狙いは十分実現されていると思われる。
・苦痛なしに読みきれる
・読みきれば民法とはどういうものか、どうやって勉強するものかというアウトラインが理解できる
・さらに本格的な教科書・体系書を読む気が起きる
強調すべきところは太字、初学者、中級者、上級者向けの注を付すなど随所に工夫がなされている。
また、口語民法が公布されるような大きな民法改正があった場合には改訂がなされるなど、著者がこの本にかける意気込みも感じられる。
いずれにしても、当代一流の学者が初学者向けにエッセンスをわかりやすく伝えていることがこの本の最大の魅力であると思われる。
2004年10月4日に日本でレビュー済み
民法の中でも理解しにくい債権法を、非常に分かりやすい語り口で説明した入門書である。
本格的な体系書はいくつもあるが、長い時間を書けて読み込む覚悟が無ければ通読は難しい。
一方でこのスタートライン債権法は、適度なレベルに抑えた上で、債権法を体系的に理解できるよう書かれているので、債権法の全体像を理解するのに最適である。学部レベルの副読本としておすすめしたい。
ただし、ロースクール未修者が使うには易しすぎる。振り返ってみた時に、基本の筋を確認するという目的に使う手はあるが、個人的にはそれでも易しすぎると思う。
本格的な体系書はいくつもあるが、長い時間を書けて読み込む覚悟が無ければ通読は難しい。
一方でこのスタートライン債権法は、適度なレベルに抑えた上で、債権法を体系的に理解できるよう書かれているので、債権法の全体像を理解するのに最適である。学部レベルの副読本としておすすめしたい。
ただし、ロースクール未修者が使うには易しすぎる。振り返ってみた時に、基本の筋を確認するという目的に使う手はあるが、個人的にはそれでも易しすぎると思う。
2020年4月23日に日本でレビュー済み
初学者用に分かりやすく書かれており、また所々に挟まれている著者のエッセイが非常に興味深い。法学部に入学した1年生がまず読むべき本としておススメである。
2003年10月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
初学者に対して非常に細やかな配慮をしている本です。
注釈も初学者、中、上級といったように分けられていて、
学習を進めていく上でのポイント、答案作成のアドバイスなども
適時加えられておりとても良い本だと思います。
四季を綴るようなコラムも章の終わりに気分転換できる優れもの。
注釈も初学者、中、上級といったように分けられていて、
学習を進めていく上でのポイント、答案作成のアドバイスなども
適時加えられておりとても良い本だと思います。
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