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役に立つ一次式: 整数計画法「気まぐれな王女」の50年 単行本 – 2005/11/1

4.7 5つ星のうち4.7 8個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 日本評論社 (2005/11/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/11/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 200ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4535554625
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4535554627
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 8個の評価

著者について

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今野 浩
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カスタマーレビュー

星5つ中4.7つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2020年5月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
整数計画法の第一人者の貴重な体験が書かれていて、最高です。頭で考えた文章でなく、第一人者の実体験が豊富で分かりやすいです。
2010年11月15日に日本でレビュー済み
今野 浩氏は、間違いなく天才だと思うが、上には上がいる、ということを強調され謙遜され、自分は天才ではないと言われる。
本書は、金融工学を扱った同著者の他の本よりも読まれていないようであるが、今野氏の軽快な語りは、本著で最大限に発揮され、シロウトに数学を説明するという、正に今野氏にしかできないアクロバットを鮮やかにやってのけていると思う。
ホント、天才だと思う。

応用数学、整数計画法をとりまく天才達の取り組みを、ドキュメンタリにまとめあげ、難しい数学の理論を判りやすく置き換えて、そして、自分の仕事や考えまで織り込んで、こんなに盛り沢山なのに、非常に読みやすい。
応用数学、整数計画法の発展を軸に色々なトピックが盛り込まれているので、多少飛躍したトピックが出てきても混乱せずに、すっきり理解でき(たような気にな)る。

僕の仕事はSEですが、線形計画は重要だし、最近は微分が必要だったりするので、こういう数学の本は、数学が全くできない僕のような人間には、苦手感を和らげられるので、本当にありがたい。
学生の人にもお勧めだと思う。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年12月3日に日本でレビュー済み
この本は、整数計画法という応用数学上の話をしている。整数計画法というのは、誰でも中学で習う1次の等式あるいは不等式制約条件のもとで、1次式を最大あるいは最小にするような整数、あるいは特殊な整数である1かゼロ(やるかやらないか)になるような未知数の値をもとめる、ということなる。こんなことをいうと、「私には関係ありません!」と言う人がおおかもしれない。でも、PCを仕事で使っている人なら、誰でも持っている表計算言語、EXCELのツール(T)⇒ソルバー(V)をつかえば、99個の未知数という制限はあるものの、だれでも、問題を定式化さえすれば、ちょいちょいと問題を解けるのだ。EXCELに採用されている問題解決手法なんですよ。

 この本は、二度おいしい。まず第一に「整数計画法というのは何か」ということを文系の人間であっても自然に学べる教科書。もう一つは、整数計画法をめぐる国内外の熾烈な研究競争と莫大な利益を約束する整数計画法計算ソフトの開発競争をめぐり、さまざまな実名入りの登場人物がありなすドキュメンタリーなのだ。

 文系の人も、理系に人も、整数計画法を通じて、世の中のためになる数学とはなにか、如何にあるべきかを、知ることができるであろう。著者の多くの本に一貫しているのは、社会のためになる学問とはなにか、といことを説いている。その意味で、この本も学問論の範疇にはいるのかもしれない。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年1月13日に日本でレビュー済み
日本におけるオペレーションズ・リサーチ,
特に金融工学の先駆者として,この分野を引っ張ってきた筆者のエッセーです。

学会の諸事情等に興味がある人にとってはうってつけ。
実名でかなりきわどそうなことも書いてあります。
著者と同じ分野の人は興味深く本書を読んだのではないでしょうか・・・・。

そういう話が嫌いな人には,筆者の上昇志向のあくの強さが鼻につくかもしれません。

相当強烈な個性の持ち主の先生のようで,
以下のような一方的な記述も散見されます。

「1ヶ月後に発表されたノーベル経済学賞は,
 ロナルド・コースというシカゴ大学教授のところへ行ってしまった。
 市場での取引にはコストがかかるということを,初めて指摘したのが主たる功績だというが,
 エンジニアから見れば,そもそも取引にコストがかからないという前提自体がおかしいのである」(177頁)。

もちろん著者はコースの偉業は百も承知で,
「工学的立場」から純粋理論的な経済学理論を皮肉っているのである。
「役に立つ」と言う題名自体も純粋理論家に対する皮肉・批判で,
著者は,数学者などからOR,金融工学を批判されたことに対して恨み骨髄のようです。

ともかくこのような「毒吐き」がハマる人と,
まったく受け付けない人がいると思います。

私はあんまり受け付けないタイプの人間なはずなのですが,
著者の続編は次々と出版されていて,
本屋で見かけるとついつい手に取り,ついには購入してしまいます。
怖いもの見たさでしょうか。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年12月28日に日本でレビュー済み
”数学が世の中にいかに役に立っているか”を知ることは数学を勉強する上で極めて重要です.中学,高校,大学低学年時代にそのようなに機会に接しないことが,極一部の数学好きの(研究者志向の)学生を除いて,大量の”数学嫌い”の学生を作ってゆく原因です.”役に立つ数学を!”と著者は訴えています.理数系を目指す中・高生,理数系に進んだ大学生にも是非読んでいただきたい本です.
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年1月29日に日本でレビュー済み
フォンノイマンの人柄などにも触れていて、一次式にまつわる科学者の列伝といった内容。数理計画を勉強している人が社会的な深みを得たいときにおすすめです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート