「じゃあ、ポルノ以外に何があるんだよ!」といった疑問に具体的な例証が欲しくて手が伸びた一冊。
移ろいやすい気持ちをうまく捉えて、最良の形で投影をする。そういった体験でしか、理解できないタイプの知識について語っているような印象だ。確かにそれが社会的に権威化されていないし、そうなればそうなったでそういった意義が見えにくくなっているのだろう。良き投影を権威化するのは難しい。体験学習が欲しいがそれは意図しにくいものだろう。どのような感情にも性欲を従わせる、あるいはその逆が可能だというならば、あるいはそれを知らなければ、知ろうとしなければ、自分の感情(気持ち)なんて捉えることができないのではないのだろうか?
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
聖娼: 永遠なる女性の姿 単行本 – 1998/12/1
- 本の長さ271ページ
- 言語日本語
- 出版社日本評論社
- 発売日1998/12/1
- ISBN-104535561265
- ISBN-13978-4535561267
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
母権的宗教の大母神の神殿で、女神の化身である人間の女性が肉体と魂の交歓を呼び起こすため、詣でる男性と交わる役をする「聖娼」。心の病んだ人々の増える一方である現代において、重要な意味をなす一冊。
登録情報
- 出版社 : 日本評論社 (1998/12/1)
- 発売日 : 1998/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 271ページ
- ISBN-10 : 4535561265
- ISBN-13 : 978-4535561267
- Amazon 売れ筋ランキング: - 575,430位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 173位フェミニズム
- - 2,605位臨床心理学・精神分析
- - 10,762位社会学概論
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
4グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2010年5月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
聖と性が二分化される以前の時代の物語。
女は生命の神秘を体現する者として神の御使いとなり、時に神憑りとなり、
風土によっては神に捧げられもした。
原始の男性は、力(暴力)によって社会の支配権を手に入れはしたが、
女性だけが体現する生命の神秘に神を直観し、畏れ敬った。
原始の神は女性だった。
だが現在の世界(特にユダヤを起源とするキリスト、イスラム世界)は、
この事実から目を逸らしている。
聖と性は、かつてどのように一つであったのか?
女性の性(聖)は何故貶められたのか?
形骸化した信仰を改めて見直す切っ掛けとなるだろう一冊。
女は生命の神秘を体現する者として神の御使いとなり、時に神憑りとなり、
風土によっては神に捧げられもした。
原始の男性は、力(暴力)によって社会の支配権を手に入れはしたが、
女性だけが体現する生命の神秘に神を直観し、畏れ敬った。
原始の神は女性だった。
だが現在の世界(特にユダヤを起源とするキリスト、イスラム世界)は、
この事実から目を逸らしている。
聖と性は、かつてどのように一つであったのか?
女性の性(聖)は何故貶められたのか?
形骸化した信仰を改めて見直す切っ掛けとなるだろう一冊。