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島崎警部のアリバイ事件簿 (天城一傑作集 (2)) 単行本 – 2005/6/1
- 本の長さ624ページ
- 言語日本語
- 出版社日本評論社
- 発売日2005/6/1
- ISBN-104535584265
- ISBN-13978-4535584266
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商品の説明
出版社からのコメント
前著『天城一の密室犯罪学教程』は、「このミステリーがすごい!」3位に選ばれ、本格ミステリ大賞(評論・研究部門)を受賞するなど、長年の不遇を一挙に吹き飛ばして、お釣りがくるほどの評価を頂戴しました。編集者というより、いちファンとしてこれほど嬉しいことはありません。
何より嬉しいのは、前著を最初で最後になるだろうと覚悟を決めていたにもかかわらず、こうして2冊目を読者のみなさんにお届けできることです。
1冊目に負けず劣らずの、「本格の醍醐味」が凝縮された中短編揃い。前著も評論+実作という型破りの構成でしたが、今回も時刻表トリックあり、アリバイ犯罪あり、密室あり、形式も戯曲あり、超短編あり、とバラエティに飛んでいます。その濃厚な味付けには、きっと本格好きの舌も満足いただけると思います。
ただ、あれもこれも入れたいと欲張った結果、600ページを超えてしまいました。そのためお値段も前著より少しばかり張るものとなっております。その点は、どうかご容赦を。
『密室犯罪学教程』と『島崎警部のアリバイ事件簿』の2冊で、天城一の代表的な短編はほぼ網羅したつもりです。2冊揃えて、「純粋本格推理」ともいうべき、その精髄をぜひ味わってみてください。
登録情報
- 出版社 : 日本評論社 (2005/6/1)
- 発売日 : 2005/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 624ページ
- ISBN-10 : 4535584265
- ISBN-13 : 978-4535584266
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,151,614位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 296,453位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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真相究明至る道筋に説得力が乏しい。
アリバイ崩しをメインにするならもう少しわかりやすく説明してほしい、正直よくわからなかった。
不可能犯罪という割にはしょぼいし、作者が捜査の描写が苦手なのかインフォーマーが事件の筋書きを説明してくれる。
物語としても時代背景が分からないせいか面白くもなんともない。
マニアが読むミステリー。
この2冊で天城さんの作品を8割方読んだと言っていいんではないでしょうか(wikipediaを見て判断しました)
前作と比べ後期の作品なのか文章が読みやすい印象でした
ダイアグラムは全く肌に合わず何が面白いのかさっぱりです。時刻ネタが好きな人にはたまらないのでしょう
後半の不可能犯罪は面白い部類なのでダイアグラムが苦手な人でもこの本を手に取ってみてはいかがでしょう
第一期の短くコンパクトにまとめられた作品群からしばしの沈黙を経て突如掲載され始めた作品群。
それは当時の日本情緒溢れる電車時刻表を縦横無尽に駆けぬける列車アリバイトリックもの。
事件を解決するために時刻表を丹念に調べてこつこつと解決する様は超人探偵には相応しくないのか、
探偵は警部に変更されており、その調査振りを克明に描くために
文章も長くなっています。
なかなか、作者の電車マニア振りが拝見できて楽しいと共に、近代はこんな情緒溢れる
電車トリックは難しくなったなと言うのが実感されます
アイデアの奇抜さという面では、前著に一歩譲るが、その分、読みやすく、初心者にお勧めするなら、むしろ、本書が良いかもしれない。
本書の時刻表トリックは、どれも緻密で、いくつもの~~可能性が検討された末、真の解答に至るプロセスはスリリングで、本格物ファンには堪えられないだろう。
ただし、当然、いずれも現行のダイヤグラムとは違うので、「実用」的値打ちはない。あしからず。
だが、作品の値打ちは永遠に変わらない。今なお、輝きを失わない名作揃いである。~