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ギャンブラーの数学: 運をうまく使いこなすにはどうしたらよいか? 単行本 – 2011/3/11

3.8 5つ星のうち3.8 3個の評価

◎本書は、一族でギャンブル好きだった著者が、ギャンブルにどっぷりつかっている人を更正させるため、そもそも書かれました。しかし、ギャンブルの悪い点を書き並べて説教するような本ではありません。数学者としての客観的な視点から、「運=ツキ」やギャンブルを巡って、その歴史にはじまり、確率、そして心理的な側面までをさまざまな資料・論文・独自の考察をもとに書かれた意欲作です。
◎確率の知識がない人でも読みこなせるように工夫が施され、300ページものボリュームにもかかわらず、テンポのよい文章で飽きさせず、読み進むことができるように配慮されています。
◎サブプライム問題からリーマンショックに至る一連の金融危機に一章を割いて、これは最早ギャンブルに過ぎない、という視点で読み応えたっぷりに描いています。
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商品の説明

出版社からのコメント

自分だけは勝てると思う、自信過剰バイアスはどこから来るのでしょう?
ポーカー、ルーレット、競馬、スロットマシーンなど、あらゆるギャンブルを取り上げ、「運=ツキ」をとおして、その歴史から、数学的・心理的側面までを丹念によみとく、著者渾身の作品です。

運をうまく使いこなすにはどうしたらいいか、著者は、全編を通じて丹念に語ります。

著者について

[著者]ジョセフ・メイザー(Joseph Mazur)
1942年ブロンクスに生まれる。マルボロ・カレッジ数学科教授。数学のみならず,その歴史や哲学についても講義している。邦訳書に,『数学と論理をめぐる不思議な冒険』(日経BP社),『ゼノンのパラドックス』(白揚社),『数は科学の言葉』(編集,日経BP社)がある。

[訳者]水谷 淳(みずたに・じゅん)
翻訳家。東京大学理学部卒業。同大学院修了。博士(理学)。主な訳書に,『数学の秘密の本棚』(ソフトバンククリエイティブ),『サイクリック宇宙論』(早川書房),『頭のでき』(ダイヤモンド社),『物理学天才列伝』(講談社ブルーバックス)などがある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 日本評論社 (2011/3/11)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/3/11
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 329ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4535786496
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4535786493
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 3個の評価

著者について

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ジョセフ・メイザー
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2014年6月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
母がギャンブルにはまっている叔父に購入した本で、直接読んでいませんが、ギャンブルにはまって抜けられない方に是非とも読んで頂きたい本と言っていました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年9月3日に日本でレビュー済み
大まかにはギャンブルにまつわる歴史的エピソード、カジノの胴元が利益の根拠とする数学、ギャンブル依存症関連の心理学の3部で構成されています。
邦題が勘違いを狙っているフシもありますが原題もそんな感じです。ギャンブル依存症の方が攻略本のたぐいだと勘違いして購入し、結果的に依存症から抜け出せたらという筆者と出資者の狙いがある気がします。

大数の法則をはじめ各種定理の数学的証明は省かれていますが、前半の各章を通して「何回も賭け続けると長期的には胴元が儲かる法則」としてゆっくりと解説されています。想定する読者層を考えるとちょうどいい塩梅でしょうか。
むしろ数学関連の章は確率統計の入り口として良くできていると思います。まず定理があってそれの応用先を紹介するのではなく、まずポーカーがあってそのオッズの計算方法があとから述べられる形式は好感が持てます。
コインの裏表の賭けからパスカルの三角形、正規曲線への流れについても、序盤のカジノの歴史が効いており数学の本でありがちなとってつけた応用例という印象は受けません。

確率統計学の入り口で躓いて「結局のところ何に使えるの?」と思った方に特にお勧めです。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年4月27日に日本でレビュー済み
意外と内容が濃く読むのに時間が掛かった。
谷岡教授の本を初級編とすると、本書は中級偏に相当する内容だと思います。
本書はギャンブルのみならず、株式市場にも話を広げているところが特に気に入りました。
ソジェンのイカサマトレーダーの話やリーマンショックやAIGの件の原因となったCDS、そしてCDSで大儲けしたポールソンなど、市場関係者には記憶に新しい事例も紹介されています。
またポーカーの確率から、コインの二項分布からガウス分布についても解説されています。
この本が、一般的な確率の本と大きく異なるのが、ギャンブルの歴史や心理にまで広範囲に網羅していることです。
集合的無意識や遺伝的継承、不安快楽、精神的マゾヒズム、脅迫的なギャンブルなどまで取り上げており、なかなか奥が深いです。
マーケットの魔術師 − 米トップトレーダーが語る成功の秘訣 でエド・スィコータが
「勝っても負けても、皆自分の欲しいものを相場から手に入れる」
と語っていますが、まさにこのようなことを指しているのでしょう。

そして本書の著者、ジョセフ・メイザーはよくわかっています。
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エドマンド・バークが18世紀末にイギリス下院で発言したように、おそらく「賭け事は人間固有の原理」だろう。そして、われわれの文明が存続する上で賭け事は自然なことなのだろう。
世界最大の賭博場は、アトランティックシティーやネバダ州のカジノではなく、取引日に毎日、投資家がアドレナイリンをほとばしらせながら何十億株という証券をあるばしょから別の場所へ移動させている、ニューヨーク、ロンドン、フランクフルト、東京、香港の証券取引所だ。おそらく貪欲さと利益に駆り立てられた彼らギャンブラーが、我々の文明を支えていて、もし彼らがいなかったら、発展した世界の人口増加に商品やサービスはおいつかなくなるだろう。

(本書63ページ)
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