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介護地獄アメリカ: 自己責任追求の果てに 単行本 – 2005/1/1
大津 和夫
(著)
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- 本の長さ210ページ
- 言語日本語
- 出版社日本評論社
- 発売日2005/1/1
- ISBN-104535982465
- ISBN-13978-4535982468
登録情報
- 出版社 : 日本評論社 (2005/1/1)
- 発売日 : 2005/1/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 210ページ
- ISBN-10 : 4535982465
- ISBN-13 : 978-4535982468
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,376,311位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,996位福祉の社会保障
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上位レビュー、対象国: 日本
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2011年5月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
敏速な対応ありがとうございました。また、宜しくお願いします。
2005年4月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
評者もアメリカで2年暮らしたことがあるが、向こうの医療制度には驚かされっぱなしだった。羊水検査1回で18万円請求されたときも驚いたが、支払いのとき「即金」を選ぶと当たり前のように15%のディスカウントがオファーされたのには本当にビックリした。
そういう経験を踏まえて言うと、本書の第2章「医療は特権」に書いてあることは非常に正確である。従って第1章「介護地獄」に書いてあることも信頼できると判断している。福祉の話は、外国人には見えにくいだけに(そしてアメリカ人自身が福祉の貧弱さを自覚していて話したがらないだけに)、本書のようなレポートは貴重である。福祉関係者のみならず、「アメリカという国」に関心のある人は一読の価値があると考える。
そういう経験を踏まえて言うと、本書の第2章「医療は特権」に書いてあることは非常に正確である。従って第1章「介護地獄」に書いてあることも信頼できると判断している。福祉の話は、外国人には見えにくいだけに(そしてアメリカ人自身が福祉の貧弱さを自覚していて話したがらないだけに)、本書のようなレポートは貴重である。福祉関係者のみならず、「アメリカという国」に関心のある人は一読の価値があると考える。
2006年1月13日に日本でレビュー済み
いつまで、この種の告発本で日本の医療・福祉システムの改革の論議を止めようとする風潮が改まらないのか。疑問に思う。
他民族国家アメリカと日本では社会の成り立つ基盤も歴史も異なるし、医療・福祉システムに関しては日本のシステムの方がうまく機能してきたことは衆目の一致するところであろう。ただ、さすがに成立して半世紀近くたつ国民皆保険体制に制度疲労が見えていることは確かであり、なんらかのかたちの改革は必須なのである。
そこへ、なぜ他国の暗部をルポして論議を混乱させるのか?高度資本主義国家として独自の発達をとげた日本とアメリカは、それぞれ自国の状況に合わせた改革論議をするしかないのだ。
アメリカ盲従の一部の改革論者と同様の一面的見方に陥っており、冷静な論議を阻害する内容でしかない。読者は、ぜひアメリカの市民権運動や救貧政策を論じたほかの文献にあたることをオススメする。障害者の人権問題などははるかにアメリカが先行している。
最後にもういちど、こうした「黒船」的論調の本を出版する時代ではないと思う。編集者の反省を促したい。
他民族国家アメリカと日本では社会の成り立つ基盤も歴史も異なるし、医療・福祉システムに関しては日本のシステムの方がうまく機能してきたことは衆目の一致するところであろう。ただ、さすがに成立して半世紀近くたつ国民皆保険体制に制度疲労が見えていることは確かであり、なんらかのかたちの改革は必須なのである。
そこへ、なぜ他国の暗部をルポして論議を混乱させるのか?高度資本主義国家として独自の発達をとげた日本とアメリカは、それぞれ自国の状況に合わせた改革論議をするしかないのだ。
アメリカ盲従の一部の改革論者と同様の一面的見方に陥っており、冷静な論議を阻害する内容でしかない。読者は、ぜひアメリカの市民権運動や救貧政策を論じたほかの文献にあたることをオススメする。障害者の人権問題などははるかにアメリカが先行している。
最後にもういちど、こうした「黒船」的論調の本を出版する時代ではないと思う。編集者の反省を促したい。
2005年6月1日に日本でレビュー済み
本書で報告される米国の介護事情は悲惨です。
自己責任の国ですから、「支払い能力により、受けるサービスが違う」のは当たり前。ナーシングホームという日本の特別擁護老人ホーム、老人保険施設に相当するサービスがありますが、「とほうもないほど高額」で、とてもふつうの人は利用できません。そのうえ、施設では機械的に生活時間割をこなすことを求められたり、虐待も珍しくないないとか。サービスの質も悪いので、介護をする人は“最後の手段”と考えています。
悲惨な事態を防ぐはずのオンブズマン制度も十分に機能していません。
著者が調査したニューヨーク州の場合、高齢の要介護者の8割は、やむを得ず家族が介護しているのが実態です。
しかも、介護者の7割は女性です。平均年齢は46歳。多くの場合、娘か義理の娘で、アメリカの介護問題は女性問題でもあります。「アメリカといえば、ジェンダー問題の先進国」という印象がありますが、「介護問題に関するかぎり、日本と極端な差はないことがうかがえた」と著者は報告しています。
最近、政府も少しは介護者の負担を減らそうと重い腰を上げ、クリントン政権時の1993年に「家族介護休暇制度」がスタートしました。しかし、これも「年間12週間の無給休暇がとれる」という「クビにならなくて済む」程度の支えでしかありません。日本が1995年に法制化(努力義務)した介護休業制度が「給与の4割を雇用保険から支給する」という内容と比べると、「介護者を支える」という考え方の違いが際立っています。
この他、「保険がなければ手術はしない」など、深刻な医療無保険の弊害や、最近のアメリカの福祉改革の光と陰、年齢差別法の効果検証もレポートされています。
少子高齢化に伴い、日本は福祉のレベルがアメリカに近づいてくるかも知れません。近未来を想像するには最適のレポートでした。
自己責任の国ですから、「支払い能力により、受けるサービスが違う」のは当たり前。ナーシングホームという日本の特別擁護老人ホーム、老人保険施設に相当するサービスがありますが、「とほうもないほど高額」で、とてもふつうの人は利用できません。そのうえ、施設では機械的に生活時間割をこなすことを求められたり、虐待も珍しくないないとか。サービスの質も悪いので、介護をする人は“最後の手段”と考えています。
悲惨な事態を防ぐはずのオンブズマン制度も十分に機能していません。
著者が調査したニューヨーク州の場合、高齢の要介護者の8割は、やむを得ず家族が介護しているのが実態です。
しかも、介護者の7割は女性です。平均年齢は46歳。多くの場合、娘か義理の娘で、アメリカの介護問題は女性問題でもあります。「アメリカといえば、ジェンダー問題の先進国」という印象がありますが、「介護問題に関するかぎり、日本と極端な差はないことがうかがえた」と著者は報告しています。
最近、政府も少しは介護者の負担を減らそうと重い腰を上げ、クリントン政権時の1993年に「家族介護休暇制度」がスタートしました。しかし、これも「年間12週間の無給休暇がとれる」という「クビにならなくて済む」程度の支えでしかありません。日本が1995年に法制化(努力義務)した介護休業制度が「給与の4割を雇用保険から支給する」という内容と比べると、「介護者を支える」という考え方の違いが際立っています。
この他、「保険がなければ手術はしない」など、深刻な医療無保険の弊害や、最近のアメリカの福祉改革の光と陰、年齢差別法の効果検証もレポートされています。
少子高齢化に伴い、日本は福祉のレベルがアメリカに近づいてくるかも知れません。近未来を想像するには最適のレポートでした。