昨年12月、自民党より平成18年度税制改正要綱が公表されました。今年度は、業績連動型報酬を含む役員報酬・賞与の税務上の取扱いの見直し、同族会社の留保金課税制度の見直し、交際費等の損金不算入制度の延長及び課税範囲の明確化、会社法の制定等と所得税・法人税等の整備、組織再編税制の見直し、オーナー会社の役員報酬の損金算入に係る適正化、役員に支給する賞与の損金算入、欠損法人を利用する租税回避行為の防止、ストックオプション税制の整備等、会社にとって影響が少なくない改正が多々あります。
本書は毎年出版されていますが、改正のポイントと実務上の対策を、Ｑ＆Ａ方式で詳細かつわかりやすく解説していますし、文章も非常に読みやすいので、理解が進みます。特に、実務上の対策がいいですね〜。お薦めです。
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