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家庭菜園の不耕起栽培: 「根穴」と微生物を生かす (コツのコツシリーズ) 単行本 – 2007/12/1

4.3 5つ星のうち4.3 19個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 農山漁村文化協会 (2007/12/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/12/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 181ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4540072110
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4540072116
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 19個の評価

著者について

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水口 文夫
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2008年10月19日に日本でレビュー済み
私の義父が家庭菜園をやっているのだが、
毎週のように、農業機械で耕起している。
しかし、そこまで畑を耕す必要はあるのか?
そんな疑問から読み始めたのだが・・・
筆者の「山を見ろ」の言葉に開眼した。
「肥料は地表だけで良い。」
「耕すほど土はやせる。」
「農薬も化学肥料も要らない。」
「雑草や作物残滓自体をマルチに使え。」
など、非常に参考になった。
早速、私は 家庭菜園で不耕起の実証をはじめた。

(以下、補足。)
あれから2年経ちました。
7坪の実験畑の結果をご報告します。

ミミズが増えて、土がソボロのようになりました。
指を差し込むと、地表から6cmくらいまで、スッと入ります。
雨が降ってもビジョビジョにならず、
晴が続いてもカラカラになりません。

サツマイモ・マクワウリ・オオムギ・コマツナは普通に育ちます。
ジャガイモ・ホウレンソウは育ちませんでした。
生育速度・収穫量は、義父の畑の半分程度で、味は同じ。

虫取りの手間、腐葉土づくりの手間がありますが、
妻からは、「無農薬で安心」と好評です。
158人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年3月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
農業は難しい。色々勉強しないといけないが、フィールドワークが重要だ。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年4月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
畑の一部で実行してみましたが、雑草には勝てません。やはり普通の栽培が・・・・
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年1月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私も家庭菜園していて、この本に刺激されてやってはみたのですが、結果は惨敗でした。第一の原因は、畑自体に、不耕起栽培をやる地力が無かったことと、割と広い地面を借りていたので、周囲で毎日草と格闘する人達を説明して理解してもらえる知識が無かったことと、結果が出せなかったことです。本当に、著者にはもう時訳ないと感じるしだいです。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年5月23日に日本でレビュー済み
 著者略歴によれば農業改良普及委員として35年間、農業指導に従事したという。このようなキャリアの方が、不耕起栽培の普及書を著されたのは興味深い。
  不耕起栽培の利点として挙げられるのは、何よりもまず省力化である。鍬で耕したり耕運機を使う必要がないのだから、片手間で行う家庭菜園の実践家には非常に助かる。草や野菜の根穴が耕す働きをもち、これをうまく利用すれば、人が耕起するよりも柔らかな土壌になることがくりかえし説明される。
 団粒構造が発達し微生物の活動が活発な不耕起の土壌は肥えているので、外部から持ち込む肥料分は少なくて済む。
 作物を植えかえるごとに広いスペースを耕してリセットする必要がないので、混作や間作が最大限にできて土地を有効利用できるのも魅力である。
 以上のような純技術的は理由から、慣行農法よりも不耕起栽培の方が家庭菜園では有利だとされる。
 慣行農法で磨かれた技術が積極的に取り入れられる。堆肥はもちろん化学肥料も利用する。土寄せも重要な技法で耕起に近い畝の改変が伴う。草刈鍬による除草も推奨される。特別な緑肥植物の利用もある。そして個々の野菜の栽培について詳しい手引きもある。
 耕作の目的はいろいろあるだろうが、ひとつは除草にある。著者は、雑草が野菜の成長を阻害することを認めて、野菜周辺の除草は欠かせないとする。しかし、畝が団粒構造になるためには野菜の根だけでは不十分で、雑草の活用が不可欠であり、いろいろな緑肥植物が薦められる。このあたりは、野菜に替えて雑草を栽培するという感覚であるような印象がした。しかし、このような雑草管理が可能なのは、著者のような高度な技術の持ち主にして畑の条件も恵まれているケースではないだろうか。
 実はレビュアーも家庭菜園の不耕起栽培を実践して20年になる。川口由一氏の著書『妙なる畑にて』の影響である。福岡正信氏の著書『わら一本の革命』に連なる川口氏の「自然農」は、無為自然を理想とする思想性の濃いものであり、農法技術もその思想と一体である。
 だから、逆に純技術的な視点からの不耕起栽培の選択には関心があった。また、一般性をもつのもどちらかと言えば、慣行農法を踏襲してそのノウハウを積極的に取り入れる水口氏の側ではないかと思う。私も参考にして取り入れたいと思うことが多々あった。
 しかし、慣行農法の考え方のまま不耕起栽培に移行したとき、雑草管理や虫害への対応で戸惑うことが多いと思う。このときモノを言うのは、技術よりも思想であり考え方の転換であるだろう。本書の不耕起栽培を実践して躓かれた方は、川口由一氏の著書や監修された本をひもとかれることをお薦めしたい。
23人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年2月8日に日本でレビュー済み
現代農業という雑誌では有名人の水口さんですが、不耕起と言っても完全に土を動かさない訳では無く、微生物の多い地下5〜10センチ位を畝立ての際に動かして行きます。ガサガサの乾燥した草等を土壌水分確保の為に土壌表面や土中に使ったりする事で土を労って、作物を生長させます。

結果、土壌微生物のバランスが良くなり、放線菌などが増えて、作物が健康に育ちます。続けて行くと次第にミミズ・団子虫が減って来ます。葉菜類も順調に無農薬・無施肥に近く育ち、安心して美味しい野菜を食べる事が出来るのは、今の時代、大変贅沢な事である、と気付かされます。

また、微生物なくして作物は育ちません。人間の腸内フローラと同じ様に土の中にも色々な菌が居てこそ、初めてバランスが取れます。

結局、人間に出来るモノは余り無くて、苗を植えたり、種を蒔いた後は、植物と天候次第なのです。これまで夢中になって読んできた農業のノウハウ本は一体何だったのか、と思わされます。きっと、ここへ辿り着く為の時代の流れだったのでしょう。

農業指導員をされていた方が全く違う方向を言っても良い位の、勇気を持った大転換をされたことは凄い事だ、と思います。
25人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年1月28日に日本でレビュー済み
『奇跡のリンゴ』の木村氏と同様に過去に農薬で健康を損ねたことでた開眼した自然農法。
動植物の死体の層で覆われた土は豊かで、他から肥料など持ち込まずすむ。作物が小さいうちは
草に負けないように、作物の周辺の雑草だけは抜きそこに寝かして重ねるだけ。
微生物の働きを活用する。
福岡 伸一氏の『動的平衡』にも通じる内容。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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