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超クルマはかくして作られる (別冊CG) ムック – 2003/1/1
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- 本の長さ176ページ
- 言語日本語
- 出版社二玄社
- 発売日2003/1/1
- ISBN-104544910072
- ISBN-13978-4544910070
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商品の説明
商品説明
本書は自動車ジャーナリスト福野礼一郎が、それまでの「ケチをつけるだけの」自動車評論に飽き足らず、モノづくりとしてのクルマの本質に迫ろうと、二玄社刊CG(カーグラフィック)誌において4年間にわたり主にクルマづくりを支える部品メーカーを取材、連載されたシリーズの後半部分をまとめたもの。前著『クルマはかくしてつくられる』では革、木、布、ガラス、塗料、内装材などわれわれの日常生活になじみ深い素材や部品作りを取り上げ、いわば「外堀を埋めた」のに対し、下巻である本書では、メカニズムとしてのクルマの中枢をなす、ボディー、タイヤ、トランスミッション、エンジンなどという「内堀」に迫ろうとしている。
クルマの部品生産というと、他の工業製品同様、単純作業の繰り返しにしか思えないかもしれないが、実際はまったく違う。おそろしく複雑な工程と偏執狂ともいえる品質へのこだわりによって、生産されている。そんな人々の情熱を、ときに歴史的な視点から、ときに物理法則からわかりやすく説いている。実際に自動車の開発に携わる人であれば、部品メーカーを訪問し、ひととおり案内してもらっただけで、ここまで技術の本質をとらえて書き表すことがいかに困難か理解できるはずだ。
とはいえ、本書で最もひかれるのは、エンジニアでも経済評論家でもなく、あくまでも一介のクルマ好きライターの眼で描かれていること。「ツカミ」と「キモ」ばかり気にかけ、おもしろく読んでもらうことだけを優先しがちな「最低の奴ら」である自らの仕事ぶりへの挑戦。だからこそ、読んでいて共感できるのだ。
最後に、本書に収められた膨大な写真の素晴らしさについてコメントしておこう。最新の工場での撮影は、レーザー光による寸法チェックなどのため難しく、「結局ラインを一度止めて」撮影したものばかりだという。生産技術のプロにとっても充分、役に立つ本といえる。(袴田哲郎)
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 二玄社 (2003/1/1)
- 発売日 : 2003/1/1
- 言語 : 日本語
- ムック : 176ページ
- ISBN-10 : 4544910072
- ISBN-13 : 978-4544910070
- Amazon 売れ筋ランキング: - 228,907位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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もっとピックアップされてもよい本の一つだと思います。
また機会が有りましたらよろしくお願いします。
通常「車は部品工場から部品を持ってきて、組み立てられている」と考えられていると思いますが、まさにその通りです。しかし、少しでも高品質で長持ちする部品を作る為に職人さん達は一生懸命なのです。クルマのエンジン部品の精度は千分の1㎜です、そしてそれが現在の日本自動車産業を支えていると言っても良いでしょう。
エンジン部品、プラグ、バッテリー…クルマの部品点数を数え始めるとキリがありません。しかし、これらが全て組合わさって私たちが運転するクルマが作られている事を知る為には良い本だと考えます。
是非、クルマを愛する人達に読んで頂きたい本です。
これを読まずして「ドイツ車最高」なんて言っている人は、素人です。
日本が誇る様々な「技術力」「生産力」を垣間みる事が出来ます。
誰もが手に出来る価格帯の「商品を提供する」事を前提に作られている数多くの車たちを
下支えする技術力を是非感じ取ってみて下さい。
誰もが手に出来ない「工芸品」系に「日本車なんてつまらない」と言っている方々、
技術力って何だと思いますか?
前作の方がとっつき易いので、先に前作を読むことを薦めます。一緒に買っても大丈夫だ
とは思いますが、こっちはメカであるトランスミッションやエンジン等、ある程度クルマ
が好きになってからじゃないと興味が持てないのでは?というパーツがやや多いかな。
これも前作と同じで、クルマ好きだけじゃなくモノ作りに従事する人、いや仕事する人
全てに読んでもらいたい。自分ももっといいモノ作りたい・もっといい仕事したいって、
自分を見つめ直す時間をきっと持つと思う。
中学後半ぐらいからなら読める。高校の教材にもなれる。そんな絶対のお薦め本です。
このタイプの本をずっと待っていました。
製作時の問題解決話などもう少し書いて欲しかった。
(企業秘密との関連部分は,当然やむなしですね)
自動車以外の各産業分野にも充分参考になると思います。
もし,世界先進メーカ-が集まり,プロジェクトを組んで車やそのシステムを
開発したら,未来への時間は短縮になる夢をみました。