他人に当てられた恋文なんて・・・と思っていましたが、読み出したらとまらなくなりました。
真心のこもった手紙に、一生懸命誠実に生き恋をする二人に、感動しました。ぜひ一度読んでみることをお勧めします。
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君に書かずにはいられない: ひとりの女性に届いた四〇〇通の恋文 単行本 – 2005/12/1
中丸 美繪
(著)
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- 本の長さ222ページ
- 言語日本語
- 出版社白水社
- 発売日2005/12/1
- ISBN-104560027854
- ISBN-13978-4560027851
商品の説明
著者からのコメント
この本は、篠島秀雄の400通の手紙と春枝への取材をもとに、ふたりの生涯と純愛の物語を綴ったものである。
そもそも私が篠島家を訪問したのは、『杉村春子』(文藝春秋刊)の取材でだった。偶然にも私にとって、篠島家は、資料の宝庫となった。
彼女からは、杉村関係の資料のみならず、わたしが執筆を予定している指揮者朝比奈隆伝にも有意義な彼の青年時代の書簡も手渡された。
故三菱化成会長の篠島秀雄は、朝比奈の高等学校の同級生であり、朝比奈が書いた文も載っているという篠島秀雄追悼集を借り、その過程で、篠島秀雄が春枝に宛てた手紙に出遭った。
その手紙にどのように感動したかは、この本を読んでいただければわかると思う。やがて私は篠島の手紙を埋もれさせてはいけないと感じるようになった。
篠島秀雄は日本で初めての官立の7年制の東京高等学校卒業。高等学校、東大時代には名サッカー選手として日本サッカー界の草創期を生き、Jリーグの創設に尽力した。三菱鉱業、田辺製薬、三菱化成と当時にしては珍しく転職を繰り返した。日本経団連の副会長をつとめ、「日本の労使問題の最高峰」といわれた。人間味ある篠島の行き方はサミュエル・ウルマンの「青春」という詩を愛誦し、財界に広めたことでも理解してもらえるかもしれない。
春枝と篠島の愛は、現代にあっては奇跡に近い。春枝は現在は92歳で元気に過ごしているが、この篠島の手紙を毎日読んでいる。そして、寝室のその枕元には、30年前に亡くなった夫の遺骨を大切に置いている。
現在も春枝のなかでは、篠島が生き、春枝は篠島とともに人生を行き続けている。
愛とはどのようなものなのか。愛するとはどういうことなのか。
92歳の春枝に取材をふくめて長い間、相対することができた。篠島と春枝のたどった奇跡的な愛のかたちを、綴ったつもりである。
そもそも私が篠島家を訪問したのは、『杉村春子』(文藝春秋刊)の取材でだった。偶然にも私にとって、篠島家は、資料の宝庫となった。
彼女からは、杉村関係の資料のみならず、わたしが執筆を予定している指揮者朝比奈隆伝にも有意義な彼の青年時代の書簡も手渡された。
故三菱化成会長の篠島秀雄は、朝比奈の高等学校の同級生であり、朝比奈が書いた文も載っているという篠島秀雄追悼集を借り、その過程で、篠島秀雄が春枝に宛てた手紙に出遭った。
その手紙にどのように感動したかは、この本を読んでいただければわかると思う。やがて私は篠島の手紙を埋もれさせてはいけないと感じるようになった。
篠島秀雄は日本で初めての官立の7年制の東京高等学校卒業。高等学校、東大時代には名サッカー選手として日本サッカー界の草創期を生き、Jリーグの創設に尽力した。三菱鉱業、田辺製薬、三菱化成と当時にしては珍しく転職を繰り返した。日本経団連の副会長をつとめ、「日本の労使問題の最高峰」といわれた。人間味ある篠島の行き方はサミュエル・ウルマンの「青春」という詩を愛誦し、財界に広めたことでも理解してもらえるかもしれない。
春枝と篠島の愛は、現代にあっては奇跡に近い。春枝は現在は92歳で元気に過ごしているが、この篠島の手紙を毎日読んでいる。そして、寝室のその枕元には、30年前に亡くなった夫の遺骨を大切に置いている。
現在も春枝のなかでは、篠島が生き、春枝は篠島とともに人生を行き続けている。
愛とはどのようなものなのか。愛するとはどういうことなのか。
92歳の春枝に取材をふくめて長い間、相対することができた。篠島と春枝のたどった奇跡的な愛のかたちを、綴ったつもりである。
出版社からのコメント
昭和5年のことである。当時東京大学法学部の学生であり、サッカー部のキャプテンであった篠島秀雄は、夏休みに同じ部の友人船岡鉄司の誘いで広島を訪れた。そして彼はそこで、運命の女性と出会ったのだった。彼女の名は奥田春枝、広島の山中高女を出たばかりの17歳の美しい少女だった。春枝が寄宿していた親類の家で船岡やそのいいなづけと共に篠島は数日を過ごしたが、帰京の日、すでに春枝は篠島にとって忘れられない人となっていた。そして春枝もまた……。
篠島は東京から春枝に宛てて想いを綴った。スポーツマンであり、頭脳明晰、そして何よりも誠実極まりない人柄の篠島が書く手紙は真情に溢れ、愛と人生の意味について雄弁に語っていた。春枝は遠く離れて会うことのできない篠島からの手紙を待ちわびるようになる。春枝の両親の当初の反対を乗り越えて結婚に至るまでの3年間、2人の文通はとぎれることなく続いた。篠島は戦後若くして三菱化成の社長の座に着き、財界で重きを成すようになる。だが誠意の人篠島にとって、妻春枝はただひとりのかけがえの無い女性であり続けた。篠島の死から30年を経て、今も春枝は日々古い手紙を開き、若き日の篠島が生き生きと語りかけてくる言葉に耳を傾ける。
音楽家斎藤秀雄や女優杉村春子の評伝で知られる著者は、春枝から400通におよぶ篠島の手紙を見せてもらう機会を得てその奇跡のような純愛に心打たれ、手紙の引用と春枝の語りを交えて2人の類い稀な愛の歴史を綴っていく。
篠島は東京から春枝に宛てて想いを綴った。スポーツマンであり、頭脳明晰、そして何よりも誠実極まりない人柄の篠島が書く手紙は真情に溢れ、愛と人生の意味について雄弁に語っていた。春枝は遠く離れて会うことのできない篠島からの手紙を待ちわびるようになる。春枝の両親の当初の反対を乗り越えて結婚に至るまでの3年間、2人の文通はとぎれることなく続いた。篠島は戦後若くして三菱化成の社長の座に着き、財界で重きを成すようになる。だが誠意の人篠島にとって、妻春枝はただひとりのかけがえの無い女性であり続けた。篠島の死から30年を経て、今も春枝は日々古い手紙を開き、若き日の篠島が生き生きと語りかけてくる言葉に耳を傾ける。
音楽家斎藤秀雄や女優杉村春子の評伝で知られる著者は、春枝から400通におよぶ篠島の手紙を見せてもらう機会を得てその奇跡のような純愛に心打たれ、手紙の引用と春枝の語りを交えて2人の類い稀な愛の歴史を綴っていく。
著者について
中丸美絵
登録情報
- 出版社 : 白水社 (2005/12/1)
- 発売日 : 2005/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 222ページ
- ISBN-10 : 4560027854
- ISBN-13 : 978-4560027851
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,125,279位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 73,956位歴史・地理 (本)
- - 151,909位ノンフィクション (本)
- - 277,919位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年7月15日に日本でレビュー済み
時代が違うから。純愛なんてありえないとお考えの貴兄にも、はじめは誰にでもある純粋な愛、無理とあきらめないで奇跡は起こると信じて恋文を書いてみたくなりましょう。そんなことを言いたくなる1冊でした。 初々しい恋は 手紙を相手に届けることさえままならない状況から始まり、二人の愛が昇華していく。時間をかけて育まれ、書くことによって深まる愛と真実の強さをドキュメントとして読むことができます。メールの返信が遅いだけで不信をもたれる現代のメール事情。メールの手軽さとスピードは愛の言葉も意味も軽くしているんかなっと考えさせられ。言葉の重さが自由を奪うのではなく、軽さが不安という重圧を与えてるのかもしれないっと思わせる。16歳の篠島秀雄氏の日記に書かれていた愛についての記述が、初恋そして生涯、企業人となっても経営スタイルの根底に流れていたと結ぶ著者。信念に碇を下ろすことができれば、自由に出航できる。そんなことを考えさせられもしました。人の恋文を盗み読みするドキドキ感を味わいながら、昭和を知る。恋など関係ない人にも、今まさに恋している人にもお薦めしたい1冊です。