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三月の5日間 単行本 – 2005/4/1

3.7 5つ星のうち3.7 10個の評価

商品の説明

出版社からのコメント

 イラク反戦デモを尻目に、渋谷のラブホで4泊5日─表題作(第49回岸田國士戯曲賞受賞)のほか、2篇(「マリファナの害について」「労苦の終わり」)を収録。
 「登場人物たちの話す内容が微妙にズレながら進む展開も、背筋がゾクゾクするほどおもしろく、〔中略〕遠くの虐殺よりも目の前の性行為の方が重要という人間の業のようなものが浮かび上がってくるところに凄味がありました」(井上ひさし氏選評より)。
 「そこに描かれている世界はまさに青春のすべてではなかろうかと私は思ったのだ。〔中略〕いずれもが過不足のない的確な言葉で語られる」(岩松了氏選評より)。
 「岡田氏は、出会ったことのない才能である。いよいよ出てきたというべき才能かもしれない。或いは、どこに隠れていたのよ、というべき才能。〔中略〕応援します」(野田秀樹氏選評より)。
 チェルフィッチュこと、超リアル日本語演劇の旗手によるデビュー作品集。声に出して読みたい誘惑あふれる「語り」を、ご堪能あれ。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 白水社 (2005/4/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/4/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 190ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4560035911
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4560035917
  • カスタマーレビュー:
    3.7 5つ星のうち3.7 10個の評価

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岡田 利規
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上位レビュー、対象国: 日本

2008年5月17日に日本でレビュー済み
さいこうです。
チエルフィッチュのお芝居が好きな方は、ぜひ読んでください。
わたしは三月の5日間は見に行けなかったですが、これを読むだけでもとても楽しめたし刺激を受けました。
他の二編も独特の余韻というか雰囲気があって、脳が活動を始める感じがします。
今ここに生活してる自分たちの、無関心さ、一貫した主張のなさ、など、うまく言い表せませんが。。。。
これがほんとうだ、とおもいました。
こんな話し言葉みたいなとめどないものを作品にしてしまう岡田さんはすごいです。

演劇に夢とか非現実的なものを求めてる方はあまり好きじゃないかもしれません。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年1月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まだ観たことのない、噂の劇団の戯曲。
作者のあとがきにある通り、
“戯曲”というものが、
常に完成した形でない、
ということは多々あることだ。
上演されて、
立体的になって、はじめて、
その完成図が見えてくるものとも言える。
もちろん、
終わりのない芸術である。
それもまた、未完と言えるのだが。

3作品が収録されている中で、
表題作が、
「現代の戦争を描いた戯曲である」と評されてもいる。

正直、読みにくく、
立体的な舞台を想像できなかった。
だから、
この芝居、観てみたいな、とも思った。
とっても今時な言葉で、
およそ美しくもなく、
エネルギッシュでもなく、
これが面白いのかどうか、
僕にはわからなかった。

それでも、芝居を観てみたいな、
と思うことは、
戯曲の価値として、
大切な要素だと思った。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年5月11日に日本でレビュー済み
岡田利規は評価されすぎ。単純に頭の悪い本だと思いますよ。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年7月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
若者リアルの模写としては素晴らしいと思いました。いちるの事象として、読んで良かったと思いましたが、リアルな虚無の模写なぶん、通過読書になりました。 この作品は演劇で観ないと面白さ八割減じゃないでしょうか?単純に退屈で読みづらいです。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年11月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
"それじゃ『三月の5日間』ってのをはじめようって思うんですけど、第一日目は、まずこれは去年の三月の話っていう設定でこれからやっていこうと思ってるんですけど、朝起きたら、なんか、ミノベって男の話なんですけど"2005年発刊の本書は超リアル日本語演劇チェルフィッチュ初期戯曲集。

個人的には、もう10年以上前に表題作で話題になって興味を持ちつつ結局、劇場で観賞出来なかった事、また一方で私的に脚本を書く機会が増えてきた事から参考に手にとりました。

さて、そんな本書は読み物として出版前提に書かれたわけではなく、あくまで【舞台上映のための台本、戯曲集として】2003年、アメリカ軍がイラク空爆を開始した3月21日(アメリカでは20日)、この日を挟んだ5日間の若者の姿を渋谷のラブホテルで過ごす男女、ミノベとユッキーの二人を中心にすえて語った表題作他、バイト先の友達との待ち合わせ『マリファナの害について』結婚しようと思って別れ話をしようとする『労苦の終わり』の2作品を収録した作品集となっているわけですが。

まず、全体として印象的だったのは、いわゆる従来のオーバーアクション、腹式呼吸で声をはりあげる芝居に対してカウンター的な演劇論を打ち出した青年団、平田オリザの影響を受け、さらに突き進めたような読点を多用し、句点を打たない【だらだらと連なっていく】台詞回しでしょうか。率直に言って『本』として黙読するには読みづらいものの、声に出してみると意外にもリズミカルにすっと入ってくるのも面白かったです。

また、例えば表題作について。『〜の場面をやります』『〜なんですけど』という語り口の割に、また一応としてミノベとユッキーの5日間泊まり続けたラブホテルの話が中心としてあるも、わかりやすく起承転結的に回収せず【絶えず感じ、考えた事を前後しながら再現して】読者(観客)に違和感を与え続けるような展開は、個人的には文学上の手法"意識の流れ"と同じような感覚を受け、こちらもとても興味深かった。本書を読み終えてから映像も拝見しましたが、やはり実際に劇場で観たい!強く思いました。

脚本を書いてる方やチェルフィッチュに興味ある方はもちろん、日本の現代演劇"ポスト静かな演劇"に興味ある人にもオススメ。