諸君。音楽を文字でつづってどんな意味があるだろうか。音は見るものではなく、聞くものだ。感じるものだ。琴線をかき鳴らす音階を、どうやって平面に書き写そうというのか。 とはいえ、こういうアプローチが好きな方もいらっしゃるだろう。音楽として聞くだけではなく、理論として、グレン・グールドを「聞く」。
では、この扉をひらくときには、グレン・グールドの比類なき演奏を心に(頭にではなく)流すことをおすすめする。 目で、脳で、分析したあとは、酔いたまえ。 71分のCD付き。
一日も早く三次元のコミュニケーションシステムができるよう望みながら。
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グレングールド演奏術 単行本 – 2000/1/1
ケヴィン バザーナ
(著)
その他
- 本の長さ459ページ
- 言語日本語
- 出版社白水
- 発売日2000/1/1
- ISBN-104560037485
- ISBN-13978-4560037485
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商品の説明
出版社からのコメント
編集者よりひとこと――異才のピアノ奏法を解剖する 本書ではピアノという楽器に対するグールドの対応――対位法、リズム、強弱法、フレージング、装飾音の弾き方にわたって詳細に論じられている。さらには、グールドがレコーディングの技術をいかに活用したかにも言及し、その特異な演奏スタイルをどのように確立したか、その過程が解き明かされている。圧巻は、グールドの演奏の特徴をなす、その美学の形成について論じたところで、グールドの知的活動、たとえば、ロマン主義、モダニズム、新古典主義、ポスト・モダニズム、歴史的演奏への復活運動、二十世紀の演劇と評論、そして1950、60年代の文化と風潮などに対するグールドのアプローチを検証することで、包括的かつ均衡のとれたピアニスト・解釈者としてのグールド像が描き出されている。
なお本書ではグールド自身の書き込みのあるバッハの楽譜などが多数引用されて説明されているが、さらに、ここで論じられるグールドの演奏を収録したCDが付録として付されている。
内容(「MARC」データベースより)
〈CD付き〉音楽作品の解釈家としてのグールドの思考を詳細に検討し、ヴィルトゥオーゾ・グールドのピアノ演奏のテクニックを解剖。そして、グールドを音楽的、美的、知的、歴史的なコンテクストの中に位置づける。
登録情報
- 出版社 : 白水 (2000/1/1)
- 発売日 : 2000/1/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 459ページ
- ISBN-10 : 4560037485
- ISBN-13 : 978-4560037485
- Amazon 売れ筋ランキング: - 952,541位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 330位演奏家・指揮者・楽器の本
- - 1,068位音楽史
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