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海の上のピアニスト 単行本 – 1999/11/1
海の上で生まれ、一度も船を降りることのなかった天才ピアニストの伝説。彼が弾くのは、いまだかつて存在せず、ひとたび彼がピアノから離れると、もうどこにも存在しない音楽だった……。
- 本の長さ152ページ
- 言語日本語
- 出版社白水社
- 発売日1999/11/1
- ISBN-104560046700
- ISBN-13978-4560046708
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
船の上で生まれ、一度も船を降りることの無かったノヴェチェントは、前代未聞の音楽を奏でる、船の専属楽団のピアニストだった。音楽の才能に恵まれながら、夢を何ひとつ実現することのできなかった天才ピアニストの伝説。
登録情報
- 出版社 : 白水社 (1999/11/1)
- 発売日 : 1999/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 152ページ
- ISBN-10 : 4560046700
- ISBN-13 : 978-4560046708
- Amazon 売れ筋ランキング: - 657,508位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 134位イタリア文学研究
- - 233位イタリア文学 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年2月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
イタリア人作家の本の翻訳本です。イタリア語でも読んでいますが、まだ難しくて、こちらの訳を参考にイタリア語で読んでいます。さすがに翻訳がうまくできていて、感心しました。この映画は大学の授業で使うので、翻訳本と映画の字幕本と合わせて読んでいくつもりです。とても面白いです。
2019年4月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
おとぎ話の様な短編の中に哲学的な内容が子供から大人まで感動できる作品。
2020年2月18日に日本でレビュー済み
起承転結のはっきりしたストーリーを語る物語ではなく、印象的ないくつかのエピソードをちりばめた幻想譚とでも表現すべき物語だと思います。
こういった物語は、全体を当した面白さよりも、個々の場面の美しさや、印象深さを楽しむものなのかもしれません。
その意味で、この物語は、船のゆれに合わせて動くピアノでの演奏や、ジャズミュージシャンとの対決?など印象深い場面がいくつもありました。
短い作品なので、読むかどうか迷うくらいなら、とりあえず手にとって読んでみてはいかがでしょうか。
こういった物語は、全体を当した面白さよりも、個々の場面の美しさや、印象深さを楽しむものなのかもしれません。
その意味で、この物語は、船のゆれに合わせて動くピアノでの演奏や、ジャズミュージシャンとの対決?など印象深い場面がいくつもありました。
短い作品なので、読むかどうか迷うくらいなら、とりあえず手にとって読んでみてはいかがでしょうか。
2008年1月14日に日本でレビュー済み
映画「海の上のピアニスト」の原作なのですが、一人芝居の脚本として書かれている本作を読むと、何となく映画とは若干イメージが異なっていました。でも、どこがどうとははっきり言えないのですが、何かが違う感じがします。
話は、船に捨てられた赤ん坊が、船上で成長し、人の心を捉え、それを肥やしに素晴らしいピアニストになる話です。
でも、彼は陸に降りることができません。それは、その先には、数知れない「道」があるからですと、彼は言います。
三段目まで降りながら、足が止まってしまった主人公を臆病者と言えるのでしょうか。
私たちは、陸に生まれ、陸に育ち生きています。そして、何となく自分の「道」を歩いています。でも、それが間違いのない「道」だったと胸を張って言えるのでしょうか。
主人公のノヴェチェントは、船と生涯を共にします。
そのラストは、先への希望を余り感じさせず、切なさの方を強く感じてしまいます。
海に生まれ、海に育った主人公は、海に帰って行く。それが、人生ということでしょうか。
日本でも、是非、この作品の舞台を上演して欲しいなと思います。
話は、船に捨てられた赤ん坊が、船上で成長し、人の心を捉え、それを肥やしに素晴らしいピアニストになる話です。
でも、彼は陸に降りることができません。それは、その先には、数知れない「道」があるからですと、彼は言います。
三段目まで降りながら、足が止まってしまった主人公を臆病者と言えるのでしょうか。
私たちは、陸に生まれ、陸に育ち生きています。そして、何となく自分の「道」を歩いています。でも、それが間違いのない「道」だったと胸を張って言えるのでしょうか。
主人公のノヴェチェントは、船と生涯を共にします。
そのラストは、先への希望を余り感じさせず、切なさの方を強く感じてしまいます。
海に生まれ、海に育った主人公は、海に帰って行く。それが、人生ということでしょうか。
日本でも、是非、この作品の舞台を上演して欲しいなと思います。
2009年4月4日に日本でレビュー済み
もう随分と前に読んだ物語。それでも凄く印象に残っているのは、その独特な語り口で描かれる物語世界の美しさだ。船の上という限られた空間での一生を、ピアノを演奏することによって謳歌する主人公。もっと広い世界に出て行くべき? いや、そんなことはない。この物語を読んで後、彼が不幸だったといえるひとはいないだろう。
この作品は映画化もされた。大抵の場合、それは失敗に終わる。しかしこの作品に関しては、どちらも素晴らしい。物語の素材そのものが素晴らしいのだろう。
この作品は映画化もされた。大抵の場合、それは失敗に終わる。しかしこの作品に関しては、どちらも素晴らしい。物語の素材そのものが素晴らしいのだろう。
2008年2月27日に日本でレビュー済み
映画が先だったのですが、本の方がよかったです。読んでいると情景が頭に浮かび、音楽が聞こえてくるような本です。登場人物も少なく、場所も船の中だけという設定ですが、まったく飽きさせず、一気に読んでしまいました
2006年8月7日に日本でレビュー済み
この話は陸地に下りたことの無いピアニストについてです。私たちには考えられないことですが、それを通して何か大切なことが見えてくると思います。ピアノをやっている人は是非!やっていない人も読んでみてください。