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英国のダ-ビ-マッチ 単行本 – 2009/9/1

4.4 5つ星のうち4.4 8個の評価

商品の説明

出版社からのコメント

《本書で取材した、八都市のダービーマッチ》
◎シェフィールド シェフィールド・ウェンズデイ×シェフィールド・ユナイテッド
◎バーミンガム アストン・ヴィラ×バーミンガム・シティ
◎ノースロンドン アーセナル×トッテナム・ホットスパー
◎マンチェスター マンチェスター・ユナイテッド×マンチェスター・シティ
◎リヴァプール リヴァプール×エヴァートン
◎グラスゴー セルティック×レンジャース
◎エジンバラ ハイバーニアン×ハート・オブ・ミドロシアン
◎タイン アンド ウィア ニューカッスル×サンダーランド

《「街とクラブとサポーター」の関係を現地報告!》

 同じ街をホームタウンとして戦うサッカーのダービーマッチでは、互いに激しいライバル意識を燃やし、自分たちのクラブの正当性や優位性を謳いあげ、ときに暴力事件へと発展する場合がある。
 1958年、マンチェスター・ユナイテッドの選手たちを乗せた飛行機がミュンヘンの雪の滑走路を暴走し、七人の選手が亡くなる事故があった。マンチェスター・シティのサポーターの多くが、ユナイテッドに同情したという。やがてユナイテッドは、事故を機に、世界的な成功と人気を獲得しはじめる。一方シティのサポーターには、陰険なフラストレーションが溜まり、「ミュンヘンの悲劇」をネタにした、悪名高いサポーターズ・ソングが生まれる。「滑走路に寝転がっているヤツは誰だ?/雪の中で寝転がっているヤツは誰だ?」ダービーマッチにおいて、劣勢のシティが巻き返すよう、サポーターから応援歌が「沸き起こってくる」というが......果たして、その真相とは?
 本書は、BBC報道記者が、リヴァプール(リヴァプール VS エヴァートン)やグラスゴー(セルティック VS レンジャース)など英国八都市を巡り、その歴史と現状からサポーターズ・ソングの背景まで報告した力作。 プレミア・リーグの実況アナウンサーとして人気が高い倉敷保雄氏からの推薦文を引く。「ひとつの街にあるフットボールのアンビバレンツを知ることは絵画を鑑賞する手助けのようなものだ。ご当地のパブに入って一杯奢らないと教えてもらえない情報がたっぷり。パブを二十軒はしごしたくらいの価値はある」

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 白水社 (2009/9/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/9/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 338ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4560080240
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4560080245
  • 寸法 ‏ : ‎ 13.8 x 2.6 x 19.3 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 8個の評価

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ダグラス・ビーティ
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カスタマーレビュー

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この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2009年12月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
倉敷保雄氏の推薦文『ご当地のパブに入って一杯奢らないと教えてもらえない情報がたっぷり』のとおり、英国各地のダービーにおける因縁を、試合に乗り込み、コアサポやお年寄りなどへの取材を織り交ぜながら紐解いていく。ヴェローナ本にも匹敵する面白さでした。ちなみに訳者の実川さんはガンバサポとして有名なかたです。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年4月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ヨーロッパの(部分的には16世紀まで)歴史を紐解いた創造性豊かな力作で作者の相当な熱意に感服します。が、だから軽い気持ちで読み始めると、話が難しすぎてギブアップしてしまいます。雑誌のコラムではないと分かりますが気持ちや時間に余裕がないと、まるで他人の家系図を説明されている様にイメージが掴めないまま1つの章を終わってしまいます。それだけ私たち日本人には馴染み様もない地名人名が多数出てくる本書です。それだけこれ一冊あれば、という本だと思えます。

ウィキペディアや百科事典の匂いから、パブで知り合ったフットボールの同輩のコメントまで、これほど入念を旨に書かれた本を読むと、古き良き英国の本文化も感じます。が、ダービーの成り立ちには土地の政治や資金、英国とスコットランドやアイルランドの関係、市民活動や創設者から継承者に至るの役員の話まで出す必要があるため、研究者的側面や資料的価値が高くなり、一般の読み物としては難しすぎる反比例状況が起こっています。それも踏まえてじっくり読みたい派には格別な本ですが、強い熱意がないと途中で断念してしまう本だと私は思います。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年4月21日に日本でレビュー済み
サッカーの敵 を出版した白水社のサッカー本。さすがに硬派で高価だが、今回も満足度十分の内容となっている。
英国内の主要なダービーマッチを、歴史的な背景や社会的な対立要因を土台に説明しながら、それぞれのサポーターの意見を重ね、鮮やかに描き出す。
著者は現地に足を運ぶだけでなく、それぞれのダービーの歴史をよく調べていることが、この本に重みを与えているのだろう。
加えて筆者が肌で感じた印象も的確な筆致で綴っている。
各都市のダービーマッチを紹介した本書に興味をそそられた読者には、
消えたダービーマッチ‾ベルファスト・セルティック物語‾ (COSMO BOOKS)
バルサとレアル―スペイン・サッカー物語 など、ひとつのダービーに焦点を当て、歴史を掘り下げていった作品もお勧めしたい。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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