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カフカと映画 単行本 – 2013/3/22


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カフカは、少年期から青年期にかけて映画という新しいメディアの誕生に立ち会った世代に属している。映画の出現は大衆に歓迎されただけではない。当時の哲学者や心理学者、文学者等の知的階級も映画がもたらした知覚の変容に注目し、新しい理論の構築を模索した。カフカも参加していたプラハの知的グループ内でも、映画表現と知覚についての議論が活発におこなわれていた。
日記や手紙において、カフカが視聴した映画作品の内容や個々のイメージをしばしば描写していることはよく知られているだろう。映画は、「途方もない楽しみ」を与えてくれる娯楽装置以上の意味を持っていた。カフカの文学作品には、映画の手法を応用して、自身の文学表現を確立しようとした形跡が明らかに見てとれる。本書は、その全貌を解明しようと試みた意欲的な一冊である。
映画でひとつひとつのショットが重ねられるように小説を構成すること、心理的説明を排して外面的運動に集中すること、追跡場面の重視、挿入字幕や脚本の形式の援用、スチル写真的構成、誇張された身振り言語の使用。こういった手法は、カフカが新しい時代にふさわしい文学を創出するために映画から採用したものと考えられる。また、一般に〈カフカ的〉と評されることの多い、グロテスクで、悪夢のごとき超現実的な作品世界は、『分身』『吸血鬼ノスフェラトゥ』等の同時代の映画作品の存在と無関係ではありえない。巻末には、カフカ作品が映画化される際に生じる問題点について考察する解説を付す。

……のちに婚約者となるユーリエ・ヴォーリツェクに向かって1919年に確信をもって語ったように、カフカは「映画に恋して」いた。とはいえ、彼が映画に対して抱いていた親近感は(中略)「途方もない楽しみ」をもたらしてくれることを期待していただけでなく、映画の美学、運動の知覚方法、メディアとしての技術から刺激を受けた視覚といったものに対して、その作家がたえず考察をおこなっていたことを意味している。(序章より)
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商品の説明

著者について

ペーター=アンドレ・アルト Peter-André Alt
1960年生まれ、ベルリン自由大学の教授(ドイツ文学)で、現在は学長職にある。本書以外の著書としては、Schiller: Leben - Werk - Zeit(2000)、Der Schlaf der Vernunft(2002)、Franz Kafka - Der ewige Sohn(2005)、Aufklarung(2007)、Klassische Endspiele. Das Theater Goethes und Schillers(2008)、Asthetik des Bosen(2010)などがある。

訳者:瀬川 裕司(せがわ ゆうじ)
明治大学教授。専門はドイツ文化史・映画学。著書に『ビリー・ワイルダーのロマンティック・コメディ』(平凡社)、『映画都市ウィーンの光芒 ─ オーストリア映画全史』(青土社)、『美の魔力 ─ レーニ・リーフェンシュタールの真実』(パンドラ、芸術選奨新人賞)ほか、訳書にダニエル・ケールマン『名声』(三修社)、ハンス・ツィシュラー『カフカ、映画に行く』(みすず書房)、ヘルムート・カラゼク『ビリー・ワイルダー自作自伝』(文藝春秋)ほかがある。2003年ドイツ政府ジーボルト賞受賞。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 白水社 (2013/3/22)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2013/3/22
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 250ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 456008274X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4560082744

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