センスとノンセンス
「三つの項の複比例」
「正しい言葉」
言語遊戯とダイアレクティック
「一たす一たす一たす一たす一は」
「具体的かつ几帳面」
猫とコーヒーと三の三十倍
「むすめ七人にモップが七本」
「こうもりとお盆」
「とろなずむこく」のバランス
「抜かりない荒犬のフューリー」
「ハートをやられてる」
「犬神父子精励会社」
「踊る?踊らぬ?」。
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ノンセンスの領域 (高山宏セレクション〈異貌の人文学〉) 単行本 – 2012/10/24
エリザベス シューエル
(著),
高山 宏
(翻訳)
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シューエル版「ノンセンス大全」は1910年代から60年代にかけての「近代」の終末状況から生まれてきたものに相違なく、たしかに『ノンセンスの領域』の後半部の冴えに冴えた細かな分析の与える知的スリルもさることながら、まずこの大きな「近代」の黙示録としてのパースベクティヴのゆえに、今後あまたノンセンス論が出てこようともこの書が凌駕されるなどという事は決してない……高山宏(本書解説より)
ノンセンス論の決定版!
ノンセンスはけっしてでたらめで無秩序な世界ではない。ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』やエドワード・リアの戯詩は、日常とはかけ離れてはいるが、むしろ遥かに厳密な固有の論理をもっている。そこでは言葉遊びのルールがすべてを決定し、その厳格な支配の下、人間もなにもかもが単なる〈もの〉、一個の記号と化す。行きつく先は〈人間〉と〈世界〉が決定的に分断された終末状況である。
一般に笑いの文学とされるノンセンスの徹底分析を通して、近代の分析的知性がノンセンス・ゲームへと自閉していく危険をあばき、救済への途をさぐる、いまなお刺激的なノンセンス論の決定版。翻訳者曰く、「大きな〈近代〉の黙示録としてのパースペクティヴゆえに、今後あまたノンセンス論が出てこようともこの書が『凌駕』されるなどということは決してない」。
新装復刊にあたり、「ノンセンス詩人としてのルイス・キャロルとT・S・エリオット」「ルイス・キャロルの作品と現代世界にみるノンセンス・システム」を新たに収録し、翻訳者の「新解説」も加えた。著者は文芸批評家・詩人・小説家。代表作『オルペウスの声』。
ノンセンス論の決定版!
ノンセンスはけっしてでたらめで無秩序な世界ではない。ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』やエドワード・リアの戯詩は、日常とはかけ離れてはいるが、むしろ遥かに厳密な固有の論理をもっている。そこでは言葉遊びのルールがすべてを決定し、その厳格な支配の下、人間もなにもかもが単なる〈もの〉、一個の記号と化す。行きつく先は〈人間〉と〈世界〉が決定的に分断された終末状況である。
一般に笑いの文学とされるノンセンスの徹底分析を通して、近代の分析的知性がノンセンス・ゲームへと自閉していく危険をあばき、救済への途をさぐる、いまなお刺激的なノンセンス論の決定版。翻訳者曰く、「大きな〈近代〉の黙示録としてのパースペクティヴゆえに、今後あまたノンセンス論が出てこようともこの書が『凌駕』されるなどということは決してない」。
新装復刊にあたり、「ノンセンス詩人としてのルイス・キャロルとT・S・エリオット」「ルイス・キャロルの作品と現代世界にみるノンセンス・システム」を新たに収録し、翻訳者の「新解説」も加えた。著者は文芸批評家・詩人・小説家。代表作『オルペウスの声』。
- 本の長さ438ページ
- 言語日本語
- 出版社白水社
- 発売日2012/10/24
- ISBN-104560083029
- ISBN-13978-4560083024
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商品の説明
著者について
エリザベス・シューエル Elizabeth Sewell(1919-2001)
文芸批評家・詩人・小説家。インドで英国人の家庭に生まれる。イギリスで教育を受け、ケンブリッジ大学を卒業後、1949年に渡米、オハイオ州立、ヴァッサー、フォーダム、プリンストンなど多くの大学で教壇に立つ。著書に『詩の構造』(51)、『ポール・ヴァレリー、鏡の中知性』(52)、『ノンセンスの領域』(52)、『オルペウスの声』(60)など。
訳者:高山 宏(たかやま ひろし)
1947年生まれ。東京大学大学院修士課程修了。現在、明治大学国際日本学部教授。翻訳家。著書に『アリス狩り』『目の中の劇場』『メディューサの知』(青土社)、『殺す・集める・読む』(東京創元社)、『近代文化史入門』(講談社)、『風神の袋』『雷神の撥』(羽鳥書店)、訳書にコリー『パラドクシア・エピデミカ』(白水社)、ウィルフォード『道化と笏杖』(晶文社)、バルトシャイティス『アナモルフォーズ』(国書刊行会)、シャーマ『レンブラントの目』、他多数。
文芸批評家・詩人・小説家。インドで英国人の家庭に生まれる。イギリスで教育を受け、ケンブリッジ大学を卒業後、1949年に渡米、オハイオ州立、ヴァッサー、フォーダム、プリンストンなど多くの大学で教壇に立つ。著書に『詩の構造』(51)、『ポール・ヴァレリー、鏡の中知性』(52)、『ノンセンスの領域』(52)、『オルペウスの声』(60)など。
訳者:高山 宏(たかやま ひろし)
1947年生まれ。東京大学大学院修士課程修了。現在、明治大学国際日本学部教授。翻訳家。著書に『アリス狩り』『目の中の劇場』『メディューサの知』(青土社)、『殺す・集める・読む』(東京創元社)、『近代文化史入門』(講談社)、『風神の袋』『雷神の撥』(羽鳥書店)、訳書にコリー『パラドクシア・エピデミカ』(白水社)、ウィルフォード『道化と笏杖』(晶文社)、バルトシャイティス『アナモルフォーズ』(国書刊行会)、シャーマ『レンブラントの目』、他多数。
登録情報
- 出版社 : 白水社 (2012/10/24)
- 発売日 : 2012/10/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 438ページ
- ISBN-10 : 4560083029
- ISBN-13 : 978-4560083024
- Amazon 売れ筋ランキング: - 739,511位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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