ベトナム語のしくみ《CD付き》 (旧版)とベトナム語のしくみ《新版》のどちらを買った方が良いのだろうか・・・。
両方手に入るならそう思いませんか?
そこで、完全に一字一句違いがあるのかの確認はしていませんが、
大きな違いだけを参考程度に書いておきます。
ベトナム語のしくみ《CD付き》 (旧版)について
・ミニCD(直径約8cm)がついており、巻末にはミニCD内の内容が4ページに渡り、リストとして載っている。
・新版と比べてP.106とP.107の一部表現が変更されている。
※これは今はカメラ付き携帯電話やデジカメの普及により不要と判断されて新版では差し替えられたと思われる。
・巻末に載っている参考図書ガイドの内容はベトナム語を学ぶ為の書籍のみではなく、
ベトナム自体を理解するための内容を含んだ書籍も紹介している。
ベトナム語のしくみ《新版》について
・ミニCDがついていないが、白水社のHPから旧版についていたミニCD相当の音声がダウンロードできる。
(ただし、ミニCD内の1フレーズを除く。)
また、旧版の巻末にあった4ページに渡るミニCD内リスト相当の内容のPDFも白水社のHPでダウンロードできる。
(ただし、ミニCD内の1フレーズを除いた状態に合わせて編集されている。)
・旧版と比べてP.106とP.107の一部表現が変更されている。
・旧版でミニCDの内容が書かれていた4ページが削られ、文章が新たに加筆されている。
(加筆された項目:「おいしい」のしくみ、教室のしくみ、キーボードのしくみ)
・巻末に載っている参考図書ガイドの内容はベトナム語を学ぶ為の本を中心に紹介している。
その他変更点
・電話のしくみ(旧版)→トイレのしくみ(新版)
※旧版では公衆電話を取り上げていたが、これは急速に普及した携帯電話によって
公衆電話の存在意義が薄れたので、それに伴ってより身近なトイレに変更したと思われる。
・芸術のしくみのページで取り上げている、ベトナム語に翻訳されている日本に関係する書籍などの
紹介が新しいものになり、少しだけTOKYOに関する豆知識が入っている。
・白水社関連書籍の広告ページの内容やページ数の変更
番外編:両方持っている人の楽しみ方
・まえがきのページがごくごくほんの僅かの一部分を除き同じなのを見る。
・前述の変更点を見て違いを確認し、時代を感じるなどをする。
・巻末に載っている参考図書ガイドの内容を確認し、紹介されている書籍の著者で
旧版と新版両方載っている同じ名前の人を見つけ、何か著者と関わりがある人なのかなと色々と妄想する。(笑)
さて、それでは旧版と新版どちらか一方だけを買うならば、
どちらがオススメか?ですが、ズバリ新版の方をオススメします。
理由:
新版でもダウンロードという形で、旧版のミニCD相当の音声ファイルと、そのリスト相当のPDFファイルが手に入る。
新版のみの情報が6ページ分程追加されてボリュームUPしており、情報がより新しい(と思われる)。
新版で中古品でないものは出版社にもお金が入り、ひいては著者にもお金が入り、
そしてそれはまた将来この本が新しく、より良いものに更新、改訂されるもとになる。
それでも旧版が気になる人へ
上で紹介したもの以外のほとんどのページの内容(文章)は全く同じだと思います。
つまり、ほとんどの内容が同じなので色々と勿体ないです。
どうしてもミニCDとしての物が欲しい。
旧版と新版の違いが気になってしまい寝られない。
私はブルジョワでお金に余裕がある。
私は著者のファンだから両方買ってコレクションしておく。
という人以外は、やはり新版1冊で良いと思います。
最悪、旧版を図書館で借りて読んでみるという手も・・・・?
私の場合は、少し前に旧版を手に入れました。そして、本屋に行った時に新版を少し立ち読みしてみると、
何か見慣れないページ(加筆されていたページ)に気づいてしまった・・・。
そして、新版を買っておけば・・・・・と思いながらも気づいたらレジに・・・・・。
で、折角両方手に入れた為、これだけで終わらせると色々と勿体ない(勿論、金銭的にも)と思い、
レビューを書いて、レビューを読む人に貢献しておこうと考えたわけです。
最後は蛇足になりましたが、この本はベトナム (語) に興味を持ち始めた人が、
どんな感じかな?とチラッチラッとちょっとだけ先ずは覗いてみたい人が楽しめるように書かれている本だと思います。
そして、これで満足してもういいやと思う人はそれでおわり、ベトナム語をもっと詳しく知ってベトナムをもっと感じたいと
いう人はまた別のベトナム語関係の本を読んでみるのをオススメします。
最後に・・・・・・旧版よりも新版がオススメということで終ります。
(2014年10月20日追記)
P.145 4行目 「Viet」(TELEX方式で記述すると:Vieets)は間違いで、
「Viet」(TELEX方式で記述すると:Vieetj)が正しいと思われます。
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ベトナム語のしくみ《新版》 (言葉のしくみ) 単行本(ソフトカバー) – 2014/3/7
田原 洋樹
(著)
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言葉にはそれぞれ大切なしくみがあります。細かい規則もいっぱいありますが、大切なのは全体を大づかみに理解すること。最後まで読み通すことができる画期的な入門書シリーズ! 音声無料ダウンロード。
「しくみ」シリーズの3大特長
・言葉の大切なしくみ(=文法)がわかる
・しくみを読者みずからが発見していく構成で通読できる
・言葉の楽しさ、面白さ、そして発想の多様さを実感できる
こんな方におすすめ!
・はじめて触れる方:
言葉の大切な「しくみ」からスタートするので実に効率的。
・これまで勉強したことがある方:
断片的な知識が整理され、応用力がつく。
・挫折したことがある方:
言葉のしくみをみずから発見していく構成のため、必ずや通読できる!
・シリーズ全体を読む方:
どんな言語学の入門書を読むよりも「言葉」の面白さを実感できる。
▼目次
i
1章 文字と発音のしくみ
コラム:音から語へ
2章 書き方と語のしくみ
コラム:語から文へ
3章 文のしくみ
コラム:基本的な文法用語について
コラム:ベトナム語の3大特徴
ii
1章 区別のしくみ
2章 人と時間のしくみ
3章 「てにをは」のしくみ
4章 数のしくみ
5章 実際のしくみ
参考図書ガイド
「しくみ」シリーズの3大特長
・言葉の大切なしくみ(=文法)がわかる
・しくみを読者みずからが発見していく構成で通読できる
・言葉の楽しさ、面白さ、そして発想の多様さを実感できる
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断片的な知識が整理され、応用力がつく。
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▼目次
i
1章 文字と発音のしくみ
コラム:音から語へ
2章 書き方と語のしくみ
コラム:語から文へ
3章 文のしくみ
コラム:基本的な文法用語について
コラム:ベトナム語の3大特徴
ii
1章 区別のしくみ
2章 人と時間のしくみ
3章 「てにをは」のしくみ
4章 数のしくみ
5章 実際のしくみ
参考図書ガイド
- 本の長さ146ページ
- 言語日本語
- 出版社白水社
- 発売日2014/3/7
- 寸法12.6 x 1.4 x 18.3 cm
- ISBN-104560086591
- ISBN-13978-4560086599
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対象商品: ベトナム語のしくみ《新版》 (言葉のしくみ)
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商品の説明
著者について
田原 洋樹(たはら ひろき)
立命館アジア太平洋大学准教授。
著書:『くわしく知りたいベトナム語文法』(白水社)、『ベトナム語表現とことんトレーニング』(白水社)
立命館アジア太平洋大学准教授。
著書:『くわしく知りたいベトナム語文法』(白水社)、『ベトナム語表現とことんトレーニング』(白水社)
登録情報
- 出版社 : 白水社; 新版 (2014/3/7)
- 発売日 : 2014/3/7
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 146ページ
- ISBN-10 : 4560086591
- ISBN-13 : 978-4560086599
- 寸法 : 12.6 x 1.4 x 18.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 495,474位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 181位ベトナム語 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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上位レビュー、対象国: 日本
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2014年9月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2017年1月23日に日本でレビュー済み
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ベトナム語を勉強するする前に、と思い購入しましたが、読めば読むほどちんぷんかんぷんに。
2016年3月18日に日本でレビュー済み
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なかなか面白い内容の本でした。確かに横になって読める本でした。しかし期待した六声調のヒゲや冠やアクセント記号等の設定要領が解明教示してもらえるかは、やはり無理あるようなので、自分で慣れ勉強するしかないようです。
2018年9月25日に日本でレビュー済み
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これからベトナム語を始める人には最適!
2021年5月25日に日本でレビュー済み
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大変お世話になっております。すぐに届きました。とても嬉しいです。
2014年6月8日に日本でレビュー済み
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珍しい視点からの言語解説本だと思い購入しました。まだ冒頭しか読んでませんが、これから楽しみです
2015年9月8日に日本でレビュー済み
読み終わってもひとつも記憶に残るところがなかった。
まあ、それは基本見開き(&1ページのコラム)で話題を完結させる構成で
すべてを浅く扱っているというのが1番大きな理由かもしれないのだが、
実は著者自身のベトナム語の理解の浅さが本質的な原因なのではないだろうか?
英語から始まり、ドイツ語、韓国語、中国語と学んできた自分から見た
ベトナム語の最大の特性というのは人称代名詞の使い分けなのに
著者はそのことについてさらりとしか触れていない。
読み返してみてもどこに書いてあったのか探すのが一苦労だった。
こんな書き方では初心者がこれが特徴なのだと理解することすらできないだろう。
日本語でも子供に対しておとなが「おじさんは」というような言い方が
ベトナム語では徹底しており、日本語では存在しない逆向きの言い方も普通に存在している。
兄のような年齢の男性から「おにいちゃんは」に対して
妹のような年齢の女性は自分自身のことを「妹は」(妹の意味ではなく年下の私はということ。)で受ける。
年上の男性を見た場合、祖父の年齢なのか、父親くらいの年齢なのか、
父親よりは下の年齢なのか、もう少し若く兄くらいの年齢なのかで人称代名詞が変化する。
これが儒教の影響を強く受けているベトナム語の最大特徴なのだ。
そんな重要なことがこの本にはちゃんと書かれていない。
エッセイ風に書かれた参考書なので確かに読み易くはあるが
その内容については正直どうなんだろう?という印象しか持てなかった。
また、この書籍は音声ダウンロードできますとなっているが
その音声も本文のごく一部しか収録しておらず、
書籍を見るだけでは、どの文の音声が収録されているのかわからない。
(読み上げている文のPDFファイルが別にあり、それをダウンロードしないといけない。)
このあたりの配慮の無さも少し気になった。
ベトナム語の場合、メジャー言語ではないため読み物風のものはほとんど無いのだが
先生様の書いたものより、素人女性の書いた本「ベトナム こんなとき何て言う?」のほうが
はるかにベトナム語の本質を突いており、ためになったと言っておこう・・・。
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先生様の書いたものより、素人女性の書いた本「ベトナム こんなとき何て言う?」のほうが
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2018年4月28日に日本でレビュー済み
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これだけで、ベトナム語が理解できるわけではないが、まずは勉強。