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起きようとしない男:その他の短篇 単行本 – 2017/8/30
デイヴィッド・ロッジ
(著),
高儀 進
(翻訳)
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購入オプションとあわせ買い
『小説の技巧』の作家の本領発揮! 初期から80歳まで、作家の経験に基づいて描かれた、笑いと皮肉が満載の傑作短篇集。全8編収録。
本書は、英国の大御所デイヴィッド・ロッジが30歳から80歳までに書いた、8つの短篇を収めた自身初の短篇集。作風はブラック・コメディ、セックス・コメディ、意外な結末のロアルド・ダール風など、バラエティに富み、まさに『小説の技巧』の作家の本領発揮、コミック・ノヴェルの名手が満を持して放つ、粒ぞろいの1冊。
「起きようとしない男」──しがない勤め人のジョージは、人生になんの楽しみも見いだせず、ある冬の夜、ベッドから出ることを拒否する。やがてそのことが知れ渡り、テレビ取材で事の経緯を話したおかげで、洪水のように手紙が届き、幸福な充実感を覚える。しかし彼は死の願望にとりつかれ、天井に天使と聖人がいて、空中浮揚できるのではないかと妄想する。昇天しようと、夜具を投げ捨てるが、寒さに襲われるだけで、床から毛布を取り上げる力もない。妻とナースを弱々しく呼ぶが……。
他に「けち」「わたしの初仕事」「気候が蒸し暑いところ」「オテル・デ・ブーブズ」「田園交響曲」「記憶に残る結婚式」「わたしの死んだ女房」を収録。作家による「まえがき」「あとがき」、半世紀の作家活動を紹介する「訳者あとがき」も収録。
本書は、英国の大御所デイヴィッド・ロッジが30歳から80歳までに書いた、8つの短篇を収めた自身初の短篇集。作風はブラック・コメディ、セックス・コメディ、意外な結末のロアルド・ダール風など、バラエティに富み、まさに『小説の技巧』の作家の本領発揮、コミック・ノヴェルの名手が満を持して放つ、粒ぞろいの1冊。
「起きようとしない男」──しがない勤め人のジョージは、人生になんの楽しみも見いだせず、ある冬の夜、ベッドから出ることを拒否する。やがてそのことが知れ渡り、テレビ取材で事の経緯を話したおかげで、洪水のように手紙が届き、幸福な充実感を覚える。しかし彼は死の願望にとりつかれ、天井に天使と聖人がいて、空中浮揚できるのではないかと妄想する。昇天しようと、夜具を投げ捨てるが、寒さに襲われるだけで、床から毛布を取り上げる力もない。妻とナースを弱々しく呼ぶが……。
他に「けち」「わたしの初仕事」「気候が蒸し暑いところ」「オテル・デ・ブーブズ」「田園交響曲」「記憶に残る結婚式」「わたしの死んだ女房」を収録。作家による「まえがき」「あとがき」、半世紀の作家活動を紹介する「訳者あとがき」も収録。
- 本の長さ210ページ
- 言語日本語
- 出版社白水社
- 発売日2017/8/30
- ISBN-10456009568X
- ISBN-13978-4560095683
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商品の説明
著者について
1935年、ロンドン生まれ。英国を代表するコミック・ノヴェルの大御所。『小さな世界』と『素敵な仕事』でブッカ―賞最終候補に選ばれる。『大英博物館が倒れる』『交換教授』『小さな世界』『素敵な仕事』『楽園ニュース』『恋愛療法』『胸にこたえる真実』『考える…』『作者を出せ!』『ベイツ教授の受難』『絶倫の人 小説H・G・ウェルズ』など主要作品が邦訳されている。
登録情報
- 出版社 : 白水社 (2017/8/30)
- 発売日 : 2017/8/30
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 210ページ
- ISBN-10 : 456009568X
- ISBN-13 : 978-4560095683
- Amazon 売れ筋ランキング: - 594,889位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 8,021位英米文学
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.8つ
5つのうち4.8つ
4グローバルレーティング
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全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2017年12月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
どの話もよくできていて、おもしろい。引きこもりになった本人の実話をユーモラスに描いている。
2017年10月29日に日本でレビュー済み
この短篇集の表題作を、20世紀の最も重要な短編小説とくらべるのは、作品の肌合いの違いを考えるだけでも、あまりに皮相だと我ながら思う。朝目覚めた男がそのままベッド周辺から出ずに、やがて死を迎えるという点で同じなだけなのだ。
大きな違いはカフカの『変身』が、そのタイトル通り、朝目覚めて異様な姿に男が変身していることだろう。その違いの大きさにくらべれば共通点など大したことはないと思わせるほどだ。
そうは言っても、似たような部分を探し出すのは容易だ。自分の部屋で目覚め、虫に変身した独身のグレーゴル・ザムザは、部屋の外から変身に気づかない母親の「六時四十五分ですよ。出かけないの?」と呼ぶ声を聞くが、こちらでは、一緒に寝ていて、すでに起きた妻に「八時十五分過ぎよ。あなたの朝食は駄目になっちゃったわよ……」と声をかけられる。
またザムザの妹が「グレーゴル? 気分がよくないの? 何かしてほしい?」と心配するように、ロッジの本作における妻は「ジョージ、病気なの?」と気にかける。
『変身』では朝、予定の時間にセールスのための汽車に乗らなかったというだけで、ザムザが勤める会社の専務が異常な早さで来宅し、結局その専務が変身したザムザを最初に見出すのだが、「起きようとしない男」において、最初の外部の人である「医者」が呼ばれるのは、男が起きずにいた日の翌日の午後と遅い。『変身』でもドアごしに専務と会話しようとしたザムザの声の変調に、妹が「すぐお医者さまを。グレーゴルは病気なの」と不安になり呼びに出掛けるが、変身した後にもはや「医者」の出番はない。
主人公にかかわる似た存在として『変身』における若い女中から変わった《大柄な骨太の雇い女》と「起きようとしない男」の雇われたナースが挙げられる。
『変身』のその《通いのばあさん》は、家族のいやがるザムザの部屋の掃除を一手に引き受け、やがてすべての後始末をする。
一方、寝たきりになったジョージのために「ナース」が雇われるが、疲労困憊し、生命力が徐々に失われてゆく男による妻やナースを呼び求める最期の声に、外出をしているのか誰も反応しない。
読み比べて、共通点より隔たりの大きさに気づかされ、『変身』の細密で奇妙なリアリティに今さらながら瞠目させられる。
コミカルな軽さ、それがデイヴィッド・ロッジの短編の身上であり、その点では時を隔てて書かれた本書の他の短編も表題作と同じ味わいに満ちている。
大きな違いはカフカの『変身』が、そのタイトル通り、朝目覚めて異様な姿に男が変身していることだろう。その違いの大きさにくらべれば共通点など大したことはないと思わせるほどだ。
そうは言っても、似たような部分を探し出すのは容易だ。自分の部屋で目覚め、虫に変身した独身のグレーゴル・ザムザは、部屋の外から変身に気づかない母親の「六時四十五分ですよ。出かけないの?」と呼ぶ声を聞くが、こちらでは、一緒に寝ていて、すでに起きた妻に「八時十五分過ぎよ。あなたの朝食は駄目になっちゃったわよ……」と声をかけられる。
またザムザの妹が「グレーゴル? 気分がよくないの? 何かしてほしい?」と心配するように、ロッジの本作における妻は「ジョージ、病気なの?」と気にかける。
『変身』では朝、予定の時間にセールスのための汽車に乗らなかったというだけで、ザムザが勤める会社の専務が異常な早さで来宅し、結局その専務が変身したザムザを最初に見出すのだが、「起きようとしない男」において、最初の外部の人である「医者」が呼ばれるのは、男が起きずにいた日の翌日の午後と遅い。『変身』でもドアごしに専務と会話しようとしたザムザの声の変調に、妹が「すぐお医者さまを。グレーゴルは病気なの」と不安になり呼びに出掛けるが、変身した後にもはや「医者」の出番はない。
主人公にかかわる似た存在として『変身』における若い女中から変わった《大柄な骨太の雇い女》と「起きようとしない男」の雇われたナースが挙げられる。
『変身』のその《通いのばあさん》は、家族のいやがるザムザの部屋の掃除を一手に引き受け、やがてすべての後始末をする。
一方、寝たきりになったジョージのために「ナース」が雇われるが、疲労困憊し、生命力が徐々に失われてゆく男による妻やナースを呼び求める最期の声に、外出をしているのか誰も反応しない。
読み比べて、共通点より隔たりの大きさに気づかされ、『変身』の細密で奇妙なリアリティに今さらながら瞠目させられる。
コミカルな軽さ、それがデイヴィッド・ロッジの短編の身上であり、その点では時を隔てて書かれた本書の他の短編も表題作と同じ味わいに満ちている。
2017年11月14日に日本でレビュー済み
翻訳されたものはすべて読んだはずですが、思えば短編は初めてでした。
本書は、コミック・ノベルで高名な英国の作家、デイヴィッド・ロッジのキャリアに散在する短編を集めた一冊で、愛読している人にはいずれも慣れ親しんだ手触りの佳作が並んでいます。翻訳者の方もあとがきでウディ・アレンに触れていますが、「記憶に残る結婚式」などは映画の原作さながらです。
本書は、コミック・ノベルで高名な英国の作家、デイヴィッド・ロッジのキャリアに散在する短編を集めた一冊で、愛読している人にはいずれも慣れ親しんだ手触りの佳作が並んでいます。翻訳者の方もあとがきでウディ・アレンに触れていますが、「記憶に残る結婚式」などは映画の原作さながらです。