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希望の原理 第五巻 (白水iクラシックス) 単行本(ソフトカバー) – 2013/3/19
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*具体的ユートピアは、抽象的ユートピアから鋭く自己を区別するとともに、抽象的ユートピアの限界まで迫る生命力と白日夢を想い描く力とに敬意を払うのである。(第50章より)
*モーツァルト、バッハ、ベートーヴェンというカテゴリー…それは、音の宇宙で限界を踏み越えていく者たちの姿なのである。(第51章より)
*死の哲学的根底は、生きられている瞬間の闇のなかにあるのではないか。(第52章より)
来るべき自由の大地を見据える特異なマルクス主義哲学者、ブロッホ畢生の大著である。
一九三八年から四七年、亡命の地で書かれた本書は全五部から成る。まず市井の男のごく平均的な夢が報告される(第一部)。この淡い夢を、〈いま・ここ〉を突破し〈未だ意識されないもの〉を先取りするユートピア機能の発見により「把握された希望」として基礎づけるのが第二部である。世界過程を開かれたものとして措定するこの主体‐客体論が、今後の各論を検証する方法と基準の理論編となる。こうして娯楽雑誌、舞台、映画、サーカス等の擬似ユートピア批判を経て(第三部)、古代ギリシア以降近代に至るまでの広大無辺の「よりよい世界の見取図」を検討する第四部に移る。宗教、文学、音楽など予見的な営みがまさに百科全書的に展開される。「自由と秩序、社会的ユートピアの略図」の章や、技術、建築の章は圧巻である。〈いま・ここ〉の闇を突破する限界踏み越えの導きの像を描く第五部において、ドン・キホーテが、ファウストが、フィデリオが満たされた瞬間に見たものは何か。死、音楽、宗教、東洋の自然を経巡り、マルクス主義的知は前人未到のありうべき「故郷」を指し示してゆく。
哲学は明日の良心を、希望を我がものとする。こう書いたとき著者は、ファシズムと戦争の逆境にあった。3・11を経験した私たちにとって本書は、希望を無から救いだし既成性を造り変える手がかりとなるに違いない。
*モーツァルト、バッハ、ベートーヴェンというカテゴリー…それは、音の宇宙で限界を踏み越えていく者たちの姿なのである。(第51章より)
*死の哲学的根底は、生きられている瞬間の闇のなかにあるのではないか。(第52章より)
来るべき自由の大地を見据える特異なマルクス主義哲学者、ブロッホ畢生の大著である。
一九三八年から四七年、亡命の地で書かれた本書は全五部から成る。まず市井の男のごく平均的な夢が報告される(第一部)。この淡い夢を、〈いま・ここ〉を突破し〈未だ意識されないもの〉を先取りするユートピア機能の発見により「把握された希望」として基礎づけるのが第二部である。世界過程を開かれたものとして措定するこの主体‐客体論が、今後の各論を検証する方法と基準の理論編となる。こうして娯楽雑誌、舞台、映画、サーカス等の擬似ユートピア批判を経て(第三部)、古代ギリシア以降近代に至るまでの広大無辺の「よりよい世界の見取図」を検討する第四部に移る。宗教、文学、音楽など予見的な営みがまさに百科全書的に展開される。「自由と秩序、社会的ユートピアの略図」の章や、技術、建築の章は圧巻である。〈いま・ここ〉の闇を突破する限界踏み越えの導きの像を描く第五部において、ドン・キホーテが、ファウストが、フィデリオが満たされた瞬間に見たものは何か。死、音楽、宗教、東洋の自然を経巡り、マルクス主義的知は前人未到のありうべき「故郷」を指し示してゆく。
哲学は明日の良心を、希望を我がものとする。こう書いたとき著者は、ファシズムと戦争の逆境にあった。3・11を経験した私たちにとって本書は、希望を無から救いだし既成性を造り変える手がかりとなるに違いない。
- 本の長さ444ページ
- 言語日本語
- 出版社白水社
- 発売日2013/3/19
- ISBN-104560096155
- ISBN-13978-4560096154
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商品の説明
著者について
エルンスト・ブロッホ Ernst Bloch 1885-1977
ドイツのマルクス主義哲学者。1918年の『ユートピアの精神』は、若きベンヤミンをはじめアドルノなどフランクフルト学派に多大な影響を与えた。ナチス時代にはアメリカに亡命し、戦後東独に戻るも、教条的マルクス主義から異端視され、1961年に西独に渡る。既成性を拒否する〈未だ・ない〉の存在論と〈未だ意識されないもの〉を先取りする芸術のユートピア機能を重視することにより、自然と人間とを貫く広大な領域に前人未到の希望の哲学を切り開いた。1967年、その全業績によりドイツ書籍商組合の「平和賞」を受賞。墓碑には「考えるとは踏み越えることである」と刻まれている。
訳者:山下 肇(やました はじめ)
1920年生まれ、1942年東京大学文学部卒、東京大学名誉教授、2008年没。主要著書:『ドイツ・ユダヤ精神史研究』、主要訳書:ゲーテ『ファウスト』
訳者:瀬戸 鞏吉(せと きょうきち)
1927年生まれ、1954年東京大学文学部卒、元成蹊大学教授、2006年没。
訳者:片岡 啓治(かたおか けいじ)
1928年生まれ、1955年東京大学文学部卒、獨協大学名誉教授、2004年没。主要著書:『幻想における生』、主要訳書:ヘス『アウシュヴィッツ収容所』
訳者:沼崎 雅行(ぬまざき まさゆき)
1932年生まれ、1955年東京大学文学部卒、慶應義塾大学名誉教授。主要訳書:ヤーン『木造船』
訳者:石丸 昭二(いしまる しょうじ)
1940年生まれ、1966年東京大学大学院修了、獨協大学特任教授、お茶の水女子大学名誉教授。主要訳書:ショーレム『サバタイ・ツヴィ』(上下)
訳者:保坂 一夫
1941年生まれ、1966年東京大学文学部卒、東京大学名誉教授。主要著書:『ヨーロッパ=ドイツへの道』(共編著)、主要訳書:ヴォルフ『メディア さまざまな声』
ドイツのマルクス主義哲学者。1918年の『ユートピアの精神』は、若きベンヤミンをはじめアドルノなどフランクフルト学派に多大な影響を与えた。ナチス時代にはアメリカに亡命し、戦後東独に戻るも、教条的マルクス主義から異端視され、1961年に西独に渡る。既成性を拒否する〈未だ・ない〉の存在論と〈未だ意識されないもの〉を先取りする芸術のユートピア機能を重視することにより、自然と人間とを貫く広大な領域に前人未到の希望の哲学を切り開いた。1967年、その全業績によりドイツ書籍商組合の「平和賞」を受賞。墓碑には「考えるとは踏み越えることである」と刻まれている。
訳者:山下 肇(やました はじめ)
1920年生まれ、1942年東京大学文学部卒、東京大学名誉教授、2008年没。主要著書:『ドイツ・ユダヤ精神史研究』、主要訳書:ゲーテ『ファウスト』
訳者:瀬戸 鞏吉(せと きょうきち)
1927年生まれ、1954年東京大学文学部卒、元成蹊大学教授、2006年没。
訳者:片岡 啓治(かたおか けいじ)
1928年生まれ、1955年東京大学文学部卒、獨協大学名誉教授、2004年没。主要著書:『幻想における生』、主要訳書:ヘス『アウシュヴィッツ収容所』
訳者:沼崎 雅行(ぬまざき まさゆき)
1932年生まれ、1955年東京大学文学部卒、慶應義塾大学名誉教授。主要訳書:ヤーン『木造船』
訳者:石丸 昭二(いしまる しょうじ)
1940年生まれ、1966年東京大学大学院修了、獨協大学特任教授、お茶の水女子大学名誉教授。主要訳書:ショーレム『サバタイ・ツヴィ』(上下)
訳者:保坂 一夫
1941年生まれ、1966年東京大学文学部卒、東京大学名誉教授。主要著書:『ヨーロッパ=ドイツへの道』(共編著)、主要訳書:ヴォルフ『メディア さまざまな声』
登録情報
- 出版社 : 白水社 (2013/3/19)
- 発売日 : 2013/3/19
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 444ページ
- ISBN-10 : 4560096155
- ISBN-13 : 978-4560096154
- Amazon 売れ筋ランキング: - 814,503位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 23,608位哲学・思想 (本)
- カスタマーレビュー:
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