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ホビット―ゆきてかえりし物語 [第四版・注釈版] 単行本 – 1997/10/1
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- 本の長さ454ページ
- 言語日本語
- 出版社原書房
- 発売日1997/10/1
- ISBN-104562030232
- ISBN-13978-4562030231
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商品の説明
商品説明
51年版にはすでに邦訳があるが、本書は、アメリカのトールキン研究者ダグラス・A・アンダーソンが66年版をベースに、テキスト改訂の歴史をたどり注釈版として88年に出版したもので、本邦初の翻訳。言ってみれば『ホビット』の決定版である。
特徴としては、著者自身によるイラストや、世界各国の翻訳版からの多様な挿絵が豊富に収められているところ。そして、行間にときどき打たれる注ナンバー。これは面倒であれば当然無視してかまわないが、本書は「注釈版」と銘を打つもの。トールキンファンにとってはここがもっともおいしいところともいえる。たとえば、闇の森を抜けて進むビルボが、巨大なクモの群れにお団子にされた仲間のドワーフたちを勇猛果敢に救出するくだりには、トールキンの談話としてこんな注釈がついている。「話に蜘蛛の顛末をいれたのは、(中略)とくに息子の1人が激しく蜘蛛嫌いなのです。この子をすっかり怖がらせてやろうと思って書いたのですが、この企みはまんまと成功しました」。本書は「トールキン通」への道を約束してくれるだろう。(祐 静子)
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 原書房 (1997/10/1)
- 発売日 : 1997/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 454ページ
- ISBN-10 : 4562030232
- ISBN-13 : 978-4562030231
- Amazon 売れ筋ランキング: - 853,817位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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どうもレビューを書いている方の多くがホビットをこの本で始めて読んだ方ではないようですが、私はこの本で初めてホビットを読みました。素直な感想としてとても面白かったし、訳の文章はよみやすく、特別違和感も覚えませんでした。
山本氏の訳はたしかにセリフなどに誇張した表現が多いです。見方はひとそれぞれですが、私にとっては、それがコミカルで面白く、登場人物に親しみを持つことが出来ました。
なので、初心者や子供が読むにはお勧めします。
ただ、例えば「さいごの憩い館」と「最後の寛ぎの家」ではどちらが言葉として美しいか、といえば、前者だと思います。前者は瀬田版の訳です。瀬田版の訳には美しい言葉が多く、それが魅力だと思います。それに比べて、山本版はおもしろい、という感じ。ただこちらもところどころ古風な言葉遣いをしたり、薄っぺらな印象はない、と思います。
こちらは色々絵も入っていて、装丁もきれいな本なので、贈り物にはちょうど良いのではないでしょうか。
新訳版ということで、読みやすさは格段に良くなっています。ですが、ちょっと軽々しい雰囲気になってしまったのは残念。それと、固有名詞が「指輪物語」と一致していないのが残念だし、読みにくいです。例えば、ドワーリンやドワリンになっていたり、裂け谷がリヴェンデルになっていたり……。原書を読んだ人なら分かりますが、普通の人には読みにくいこと、この上ない。
新訳版にしては、かなり残念だと思います。
しかし、山本史郎の翻訳は凝っている反面、誤訳迷訳が多くて曲者だ。モリアを炭鉱呼ばわりしている箇所など、直前にソーリン(トーリン)が石炭堀りに身を落とした屈辱の過去を嘆いたばかりじゃないか。ちょっと配慮が足りない。本文がこの調子だと、肝心(?)の注釈部分の翻訳も心配になってくる。結局、史料価値を求めるファンはこの注釈本の原著を読むはめになるんじゃないだろうか。
誤訳とまではいえないが 「ナンタルチア!」 「抜作の田吾作」 なんて時代的な表現もさりげなく紛れ込んでいる。訳者あとがきには、新訳は若々しい言葉で装うべき、と書いてあるが、この様子では“若々しい”というより“ナウでヤング”とでもいった方が適切だろう。
知識と疲労が同時に貯まる一冊です。
いるように翻訳の不味さです。The Hobbit 本文の訳の問題はいろんな方が指摘されて
いますが私も大いに問題あると思います。ただ、本文の方は岩波書店の瀬田氏訳が
存在するので、改訂部分を除けばまだ救われますが、個人的に一番の問題点だと
思うのは、原著の優れた資料部分の翻訳にも不味い点が非常に多く、原著の持つ
高い資料的価値を減じていることです。資料部分は邦訳では、他に替りがないので
困ったものです。2002年8月に原著 The Annotated Hobbit の増補改訂版が
出版されて容易に入手できるようになるまでは、資料部分は私もこの邦訳で
読むしかなかったのですが、訳者がトールキンの文章や改訂の意図を理解できていない
ことの多さ、やけに出しゃばっていて、しかも的外れな訳注など、読んでいてうんざり
しました。例えば、トールキンが人間以外の種族に man という表現を使っているところを、
fellow や us などに改訂した、普通、読めば意図はおのずと明らかな箇所の訳注は、
単なる英語のニュアンスの違いとしか捕らえていないもので、そのあまりの意図の
読めなさ加減には呆れます。いくら東大の先生で勉強としての英語自体が出来ても、
作品に入り込まずに、英語の字面を即物的に追うとこういう邦訳になるのでしょうか。
前述の通り、原著は増補改訂版が出版されており、注釈や各国語挿絵等増え、さらに
資料的価値が高くなっていますから、可能であればそちらで読まれることをお奨めします。
ちなみにこの本の翻訳の悪評は原著編者アンダーソン氏の耳にも届いているようで、
"poor translation" であるという指摘が、原著改訂版の中で紹介されています。
純粋にトールキンの世界に飛び込むのであれば、私はお勧めできます。
挿絵の美しさも折り紙つきです。
私は、この『ホビット』の後、『指輪物語』に突入しています。
『指輪物語』は、『ホビット』の続編なので、これを読まなければ始まらない、という感じです。
訳の仕方に批判がとても多いのですが、私はとにかくトールキンの世界を楽しみたかったので、満足しています。
本書の訳のひどさはすでに多くの方々が言及されているところではありますが、中でもゴラムの一人称単数形の表現についてはその必然性が皆無で、訳者の原作に対する不誠実さが一目して分かります。ゴラムという登場人物の生い立ちを考えれば、どのような妥当性、必然性と照らし合わせてもこの訳だけは不可能です。文学における犯罪行為ともとれるこのような訳を創出した山本史朗氏とそれを許した原書房は公の場で謝罪すべきです。
やはり一番の違いはゴクリやトロルなどの話し方でしょうか。
同じ物語を複数の人の訳で読むことは私は肯定派ですが、なじめない部分もありました。
「指輪物語」を読んでから「ホビット」も読んでみようと思う方にはあまりお勧めできないかもしれませんが、トールキンの挿絵や各国で翻訳された際の挿絵などが豊富に載せてあり、それを見るだけでも楽しめます。
またトールキン本人が「ホビット」に関して改訂を重ねた部分が細かく注釈つけてあり、興味深いです。