王家の谷について、このサイズで62基の・・・KV63~は見つかっていなかったので・・・墓すべてを解説しているうえ、いくつかの関連する墓の説明まであるのでありがたいです。
アマルナのアクエンアテンの王墓についても、自分が読んだ日本語の本では2番目によく解説されています。
ちなみに、ダントツの1番は早稲田大学エジプト学会のエジプト学研究第3号で河合望さんが書いた論文で、一般でも入手でき、しかも論文ですが自分のような素人でも読みきれます。
話は外れましたが、この本に書かれたことが最近の調査で証明されたことも多くあります。
レリーフの写真とは言わなくてもイラストがあるとよかったのですが。
この本は、いい本ですが、N・リーブスはこの頃がピークのようでARTPの不発と中断、そして“あの本”で自らトドメも刺し評価が急降下してしまいました。
2017年7月現在中古本だけがアマゾンで流通していますがそれでも安い。
もとから安かったのだが、本来これくらいの価格で流通するためのシリーズだったはずがその後出たものは皆軽く1万円。
ただしこれは日本だけ!どうして原書の4倍以上の価格になるのか出版社に説明してもらいたいものだ。
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図説王家の谷百科: ファラオたちの栄華と墓と財宝 単行本 – 1998/9/1
- 本の長さ484ページ
- 言語日本語
- 出版社原書房
- 発売日1998/9/1
- ISBN-104562031166
- ISBN-13978-4562031160
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
ラメセス、ツタンカーメン、アメンヘテプ…偉大なるファラオたちが眠る「王家の谷」の、歴史・建築・財宝から発掘秘話まですべてがわかる。最新の発掘調査状況やツアーガイドなどを収録した一冊。
登録情報
- 出版社 : 原書房 (1998/9/1)
- 発売日 : 1998/9/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 484ページ
- ISBN-10 : 4562031166
- ISBN-13 : 978-4562031160
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,157,283位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2001年3月30日に日本でレビュー済み
1996年に出版された原書の翻訳。著者の一人ニコラス・リーヴス博士は,1990年に王家の谷の王墓に関する包括的な研究書『Valley of the Kings─The decline of a royal necropolis』を著している。これは大変な労作で著者の博学には驚かされるばかりだが,一般の読者にはややとっつきにくい憾みがあった。
本書はThames and Hudson社の「The Completeシリーズ」の第2作(ちなみに,第1作は『The Complete Tutankhamun』,邦訳『図説 黄金のツタンカーメン』原書房)。一般の読者を対象に,リーヴス博士がウィルキンソン教授と組んでその知識と情熱を惜しみなく傾注した傑作である。
古代エジプトにおける葬送の歴史から始まり,王家の谷の発掘者達のプロフィール,各王墓に関する発掘の歴史とそれにまつわるエピソード,王墓と副葬品の描写など,どの頁を開いても好奇心と想像をかきたてる記述に満ちている。500点をこえる貴重な図版がふんだんに使用されており(多くはモノクロではあるが),誰にも楽しめる内容となっている。
セオドア・デイヴィスが「王家の谷は掘り尽くした」と宣言してから90年。いまだに新しい発見が毎年続く王家の谷のすべてがわかる,これはまことに魅力的な1冊である。
本書はThames and Hudson社の「The Completeシリーズ」の第2作(ちなみに,第1作は『The Complete Tutankhamun』,邦訳『図説 黄金のツタンカーメン』原書房)。一般の読者を対象に,リーヴス博士がウィルキンソン教授と組んでその知識と情熱を惜しみなく傾注した傑作である。
古代エジプトにおける葬送の歴史から始まり,王家の谷の発掘者達のプロフィール,各王墓に関する発掘の歴史とそれにまつわるエピソード,王墓と副葬品の描写など,どの頁を開いても好奇心と想像をかきたてる記述に満ちている。500点をこえる貴重な図版がふんだんに使用されており(多くはモノクロではあるが),誰にも楽しめる内容となっている。
セオドア・デイヴィスが「王家の谷は掘り尽くした」と宣言してから90年。いまだに新しい発見が毎年続く王家の谷のすべてがわかる,これはまことに魅力的な1冊である。