「ビルが密室になる」という設定は面白いけど、
普通、非常ベルがあるよね…。
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密室は眠れないパズル 単行本 – 2000/6/1
氷川 透
(著)
- 本の長さ283ページ
- 言語日本語
- 出版社原書房
- 発売日2000/6/1
- ISBN-104562033134
- ISBN-13978-4562033133
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
被害者はエレベーターの前で犯人を名指しして絶命。ところが「犯人」は、エレベーターの中で背中を刺され、血塗れで死んでいた。いったい誰が、いかなる方法で殺したのか。「密室」の内側で起こった「密室」の殺人。
登録情報
- 出版社 : 原書房 (2000/6/1)
- 発売日 : 2000/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 283ページ
- ISBN-10 : 4562033134
- ISBN-13 : 978-4562033133
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,173,381位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 313,058位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年6月17日に日本でレビュー済み
途中まではテンポといいテンションといい圧倒的と言ってよかったのに・・・
ちょっと詰めが甘かった。
おまけにエピローグで、メタなギャグを入れようとして思いきり外している。この箇所、読んでいていたたまれなくなるほど悲惨だ。
ちょっと詰めが甘かった。
おまけにエピローグで、メタなギャグを入れようとして思いきり外している。この箇所、読んでいていたたまれなくなるほど悲惨だ。
2010年3月29日に日本でレビュー済み
深夜の出版社のビルが、クローズド・サークルと
化すという新奇な舞台設定がなされている本作。
作者らしい、細部から確実にボトムアップしていく精緻なロジックによって
余詰が徹底的に潰されていく展開は圧巻。また、ある登場人物が披露
する、“密室講義”やフーダニットとハウダニット/ホワイダニットの相違に
ついてのミステリマニアたちの談議などは、なかなか興味深かったです。
ただ、早い段階で、玄人の読者なら トリックの前例 から、そうでない読者でも
直感的に犯人の目星がついてしまうというのが残念。とはいえ、単に犯人の
名前を指摘するだけでなく、その犯行を再構成し、犯人特定のロジックを導き
出してこそフーダニット、と考えれば、フェアでよくできていると思います。
化すという新奇な舞台設定がなされている本作。
作者らしい、細部から確実にボトムアップしていく精緻なロジックによって
余詰が徹底的に潰されていく展開は圧巻。また、ある登場人物が披露
する、“密室講義”やフーダニットとハウダニット/ホワイダニットの相違に
ついてのミステリマニアたちの談議などは、なかなか興味深かったです。
ただ、早い段階で、玄人の読者なら トリックの前例 から、そうでない読者でも
直感的に犯人の目星がついてしまうというのが残念。とはいえ、単に犯人の
名前を指摘するだけでなく、その犯行を再構成し、犯人特定のロジックを導き
出してこそフーダニット、と考えれば、フェアでよくできていると思います。
2000年11月16日に日本でレビュー済み
おもしろかったが、それほど悩むこともなく「そりゃあ、当然この人が犯人でしょう」とわかってしまったことが不満。殺人の動機も、現実にはもっとたわいないことで事件になりうるのだろうが、これはフィクションなのだから、ちゃんと納得させてほしい。謎解きが中心だから登場人物の心理面はそれほど重要でなかったのだとしたら、もっとひねった謎が欲しかった。少しけなしすぎた気もするが、「犯人が推理できる」ということは「読者に対してヒントがきちんと提示されている」ということでもある。興味のある方はどうぞ。