子どもの頃から好きだったサトクリフの、アーサー王物語をようやく読みました。その前に『落日の剣』を読んでしまったので、それとは違う、典雅なおとぎ話感に最初はとまどいましたが、いつの間にか物語にひき込まれました。「最後の戦い」も読まねば。

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ア-サ-王と円卓の騎士: サトクリフ・オリジナル 単行本 – 2001/2/1
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- 本の長さ420ページ
- 言語日本語
- 出版社原書房
- 発売日2001/2/1
- ISBN-104562033916
- ISBN-13978-4562033911
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
アーサー王の戴冠以降の生涯をなぞる単純な物語とは異なる。父親が王位につく経緯やアーサー受胎などの様々なエピソードを人物と絡ませ、神秘的・魔術的に織りあげた。現代のアーサー王物語である。
登録情報
- 出版社 : 原書房 (2001/2/1)
- 発売日 : 2001/2/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 420ページ
- ISBN-10 : 4562033916
- ISBN-13 : 978-4562033911
- Amazon 売れ筋ランキング: - 358,499位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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- 2019年11月4日に日本でレビュー済みAmazonで購入子供に頼まれて購入しました。
子供が満足しているので星5で。
- 2022年11月24日に日本でレビュー済みAmazonで購入※もしお子さん等に読み聞かせたりする場合は、結構「差別用語も多い」ので上手に説明しましょう。
日本では自然に馴染んでいる「アーサー王物語」…でも各キャラ何をした人なの? が知りたくて購入。
マロリーの「アーサー王の死」等、絶版後、電子書籍になった名著もありますが、
いや、現在でも確かに書籍は発売されています。ただ現在発売されているものは「内容がは省略されている」のと、
1500年代の著作物なので非常に文章が固く難解です。本作は1981年著。
結局購入も簡単で、省略が少なく読み易いと定評のある「サトクリフ版」を購入しました。1900年代の方ですから。
著者ではありませんが「王国牧歌」がアーサー関連で最も長編の執筆物らしいです。
舞台は「三國志(200~)」よりもう少し後の450~頃の大(小)ブリテン=イギリスの話になります。
「後書き3ページより」著者は上記のマロリーの本を元に執筆したとあります。ただ従属的に書くわけではなく
「過去の時代から受け継いだ歌を、一字一句反復するだけの吟遊詩人などありはしない。」とあり、
「台所の騎士ボーマン」はマロリーの創作らしい、と言う事や多くの文献から学び引用した事が短く綴られている。
物語の中に多く登場する「馬上槍試合=ジョスト」もスポーツの一種で、戦闘訓練程度までだった様ですよ。
まあ、白熱しすぎて、引くに引けず、相手を殺めてしまう場合もあった様ですが。
また食事のシーンが有りますが「当時は男女は別で食事を摂っていた」らしいですよ。なるほど。
「結末はほとんど私の独自の創作となっている。が、それは許されることだと思う。」と語っている。
これは著者の身勝手ではなく「伝記、書物などは独自の解釈があってもいい」と、言うことでしょうね。
最初に「アーサー王、円卓の騎士は実在するのか?」にも言及しています。が、ここでは伏せておきます。
別にネタバレしたくて書いている訳ではないので。興味を持って貰えるかな?と思っているだけです。
三部作ですが、いきなり全て購入すると…私はうつ病なので「合わない、読めない可能性」があるので、まずこれを。
一日10ページでも良いから、少しずつ読みたいと思います。続きは気になりますが…それもいい!(汗)
かなり久しぶりに文章だけの本を読みますね。挿し絵などが有れば良かったですが。ほぼ無し。各章に小さく1つ。
梱包は…Amazonはインターネット本屋から始まった割りには…雑ですね。しっかりしてよね。
本自体は、ハードカバーである必要性は感じませんでしたが、紙は聖書のように薄くなくて安心しました。
いや、この手の本を読んだ事の無い方に言いますと「薄いには薄い」ですので注意してくださいね。
「聖杯の物語」「最後の戦い」はページ数が少ない分、紙の厚みが増しています。なのでお値段据え置き。
電子書籍は読める機器が無いし、対応支払い不可。ペーパーバックなる物は英語で読めない(苦笑)
久しぶりに見ましたが、ちゃんと「どこまで読んだっけかな紐」が着いてます。が、紙に紐の跡が付いてる!(汗)
わざと平仮名にしている部分もあるし、著者は「チルドレンズ・ブック・オブ・イヤー」等も受賞していますが、
内容的にも「別に子供向けではない」と、思いますよ。なにより読み易いのは本にとって必須項目ですからね。
辞書は必須ですが、子供も読めますよ。章毎に長すぎず、短すぎず、貴方を冒険に連れていってくれるでしょう。
※これは和訳か誤植か分かりませんが「極希に誤字」があります。ご愛嬌で許せる範囲です。
最後まで読みました(円卓の騎士)。はらはら、どきどき、知らなかった事が埋まる楽しさがあり満足しました。
巻末でも良いから、キャラの特徴、容姿、家系図などが有れば良いと思いました。自分で書いても良いですが。
簡単な年表で、いつ何があったのか、何をしたのか、誰が死んだのか。相関図、等があれば最高でした。
アーサー:金髪金眼。マーリン:細身で黒髪。グウィネヴィア:黒髪、緑眼。ガウェイン:赤髪、短気、勇敢。
ランスロット:不細工だが女性に好まれる醜さを持つ。最高の騎士。ケイ:典型的な小物(苦笑)
この時代の男性は褐色に焼けた肌と騎士道精神を守る人がモテる(格好良い)傾向があるようですね。
読んでいると「次から次へと新しい名前のキャラが登場する」ので若干困惑します。覚えたときには…死んでる(汗)
紛らわしいのは…ガウェインとウェイン。ランスロットの昔の名前のガラハッドと息子のガラハッド等。
アーサーの息子「モルドレッド」は一度登場しただけでしたね。何故かは読めばわかりますが…。
ランスロットの息子「ガラハッド」も一度登場しただけです。聖杯の物語では重要キャラですが。
著者は女性なので「嫉妬心、妬み、嫉み、葛藤、苦悩、道ならぬ恋」等が巧みに描かれているのは素晴らしいです。
そして「負けると監禁(軟禁)や通行不能、正月にやって来る珍客、無礼者には罰を」が頻繁に登場します(苦笑)
これも女性らしく「物語の男性が女性にたしなめられているシーンが度々ある」のも人間味があって良いかな。
著者の気持ちが入っているのか、グウィネヴィア妃の「男って幾つになっても皆自分勝手よね。」が印象的でした。
翻訳についてですが、ちゃんとルビが有るので、漢字に綺麗に直せば数十ページは減らせたかも知れません。
ただ「空気感や間」も表現していると思うので問題ではないです。これ以上文章を固くすると眠くなります。
「冒険を探している」「旅の人になった」など独特の言い回しはありますが、何となく分かっていれば良いです。
ここで言う冒険は「クエスト=探求、探索、追求」の事でいいでしょう。11世紀(中世)でも同じですから。
また、謎の現象が多々起きますが、許容範囲です。魔法なども有りますので。キリスト教+ケルト神話なので。
しかし「なんでこうなった!? なんでそうした!?」的な急展開もあるので、そこは寛容に読み進めましょう。
ただ「ライトノベルと同じ感覚(伏線回収等)」で読むと、ほぼ失敗すると思うので参考にしてください。
私見ですが…2章の剣を抜く話以降のつまりは3章から翻訳が若干変わっているのは不思議に思いました。
何となく「箇条書き」から「読み物」になった感じです。導入は丁寧に説明する必要があるので仕方ないですね。
いやいや、なによりマーリンに頼りすぎ、万能過ぎる(苦笑) まるで劉備が諸葛亮にべったり的な。
まあ、劉備は気性が荒すぎますが…いや、アーサーも負けてないか(汗) 大人になっても衰えず。
驚く事に、マーリンは最初から「最後」がどうなるか分かった上で行動を共にします。未来の改編もほぼしません。
自分の都合で好きに未来を見ることは出来ない様ですが、すべて見えていますし、ほぼ無敵です。
でも最後は「自分の残りの人生を愛の為に」アーサーの元を離れることを決意したマーリンに惚れました。
「成人」と言う言葉は出てこないですが、アーサーが20で嫁も貰っていない。と有るように過去の日本の様ですね。
作品の中では「騎士道、騎士道精神」が最も尊ばれます。それが名誉であり、反する場合は社会的死を意味します。
会話の中で「慈悲をかける」と言う言葉が多く出ますが、シーンにより生殺与奪の意味は変わります。
「騎士ならば慈悲をかけないのは恥ずべき事だ。」とあります。最初の冒険でガウェインの失態は切なかったです。
「赤い血飛沫のような霧に包まれる」「どうやって戦ったかも分からなくなったが」…なにがあった!? 謎です。
心から消えることの無い失態を犯したガウェインは後に「円卓の騎士」に相応しいか試されることになります。
ランスロットもただの「たらし」かと思っていましたが…苦悩が凄い。そりゃ発狂して髪の毛が真っ白になるよ。
日本にも武士道はありますが、似て非なるものですね。キメラ的な物を追う運命のペリノア王…あれは呪いなの?
いやいや、結局その伏線回収なしで死亡するんかいな!?(苦笑) 死亡理由は書かれていますが。
後、モルガンがねちっこい。悪女。妖姫は伊達じゃないって事なんですかね。引きこもったのにまた悪さをしてる。
なにかあり得ないことが起こっているな=モルガンのせい。の場合が多く困った人です。
<エクスカリバーについて>
「専用の鞘に納刀時、大ケガをしても血が一滴も流れない、不死身の魔法」が有るのは知りませんでした。
そして「他人でも使えるし、魔法の恩恵に預かれる」のは…良いのかな?(後にモルガンのせいで不死を失いますが)
サトクリフ版では「エクスカリバーは2本存在していない」事になっていますね。文章だけ見ると。
最初のかなとこに刺さった剣は名前が無いですし、本物は後にマーリンと一緒に取りに行っていますから。
最初の剣を聖剣とするなら、余りにも強度の低い剣です。マーリンも「もう役割は果たした。」と有りますから。
他の書籍や、ゲーム等は最初の剣が「カリバーン」で一般的な内容通りダメになって湖の姫ニムエ、妖精に、
もう一振りのカリバーンを用意してもらい、それを合わせて鍛え直したのが、二本合わせたので、
「エックスカリバーン=エクスカリバー」と言う内容の物もありますよね。解釈はそれぞれで良いでしょうね。
「いや、両方エクスカリバーなんだ。」と言う方も居ます。どちらの解釈も外れてはいないんでしょう。先代説。
剣の中でも抜群の知名度の「エクスカリバー」ですが、本を読んでいると出番は非常に少なく、圧倒的でもない。
なぜ強いのか? やはり上記の「不死身の能力」によるものでしょうね。剣は切れ味が良いだけ。
「不死身の能力があるなら、ずっと納刀状態で別の剣を使えば良いんじゃ」と突っ込みたくはなりますが(苦笑)
さらに言うなら「ずっと身に付けておいてよ!だから盗まれるんだよ!」と。無敵だとお話終わりませんからね。
本の中に記述がありますが「鞘も相当強い」です。一撃で頭蓋骨を兜、鎖ローブごと砕きます。
地味にマーリンとの「どちらがお気に入りかな? 剣かな? それとも鞘の方かな?」の会話が好きでした。
結局「でもやはり、剣の方がいいですね。」と、答える若き日のアーサーの心が見えるシーンは良かったです。
この本で一番好きだったのはやはり「ガウェイン」ですね。登場回数も一番多かったですし、性格がいい。
円卓の騎士に相応しいか、自分に問う「緑の騎士」主の為、騎士の誇りにかけた「醜い女との結婚」
しかし、ガウェインも人間。結婚を決めたのに、女性の言葉に迷ったりと、少し情けないのも良い。初婚だし。
結婚後の話は切ない。優しさは消え、厳しくなったと有りますが、時系列的にいつを指しているかは謎です。
パーシヴァルとの会話での駆け引き(両者仇討ちを封印する事)等、厳しくも優しい。正に騎士ですね。
なぜこんなにガウェインに人気があるのか、実際に読んでみると…そうなりますよね(苦笑)
本作ではアーサーの年齢は40代で聖杯伝説へ突入します。繁栄を極めた黄金に輝くその向こう側とは?
パーシヴァルが「大事な何かを思い出そうとしていた」かは謎でしたが、今後に期待したいと思います。
マーリンが残した「パーシヴァルは兆候なのだ。」と言う言葉。ううっ、早く続きが読みたいです(苦笑)
サトクリフ版「ベーオウルフ」も読んでみたかったですが…残念ながら売り切れの様です。
もう、ほぼ出揃った「アーサー物語」。故に編集能力の高さ等が、随所から感じられて好感触です。
私は大嫌いですが「インターネットで調べれば、概要、更に詳細も知ることも出きる」とは思います。
ただ私は「興味を持ち、お金を払って本を買う。そして読む」事に意味を感じます。これはネットでは味わえない。
便利なのは認めますが、ネットで調べた事ってすぐ忘れますから。不思議ですね。
「本はかさばっちゃって…」と言う方は、自分に合った電子書籍を探すのも有りだと思いますよ。
最後まで読んでくれた人、有り難う♪ ではまた。
- 2022年10月29日に日本でレビュー済みAmazonで購入子供向けの小説のようです。
社会人になって数年たつ私にはちょっと物足りない内容でした。
- 2003年2月15日に日本でレビュー済みAmazonで購入大変厚い本ですが一気に読破してしまします。イギリス人の友人達が「”大ブリテンに再び危機がおとずれる時我は再び戻る”といったアーサー王の言葉を信じているものも居るほどにイギリスに深く根を下ろしている物語」と説明してくれたのがよくわかります。大陸ヨーロッパとのつながりや古い時代の歴史を読み取るヒント、そしてオペラ・映画にもなる悲しい恋の物語...。第三部の終わりには思わず落涙してしまいました。単純なファンタジーとしてもすばらしい読み物です。
- 2014年2月13日に日本でレビュー済みアーサー王物語オールスターキャストが一通り、出てくるので、基本はこれで十分!っていう感じの入門書であり、お話お楽しみ本。子供向きかなって思っていると、内容的には、露骨な三角関係がほのめかされているし、妖艶な美魔女がアーサーを誘惑し、そのままベッド・インするシーンもありで、なかなかきわどいところまで書いてある。で、大の大人も楽しめる。
アーサーがブリテンの王となるきっかけとなるあの石に刺さった剣を抜くシーンとか、聖剣・エクスキャリバーをゲットするシーンとか、アーサー王物語のマストアイテムはきっちりと丁寧に描かれているので、それはそれ、なかなか面白い。その中でも、「トリスタンとイズー」の物語は外せない。ページ数も割いて、この話は経緯が実に良く分かるように描かれているので、なかなかのものである。
訳者が関西出身者ということもあるのか、翻訳の日本語が関西風味が若干ありおもしろい。日本語としてこなれていない箇所も少しばかりはある、それが急に出て来るので、「なんでやねん!」って気になる部分もある。「半分半分になった盾」とか「「助太刀」「刺々(とげとげ)のある」「すたすたと歩き始める」「ていねい至極にお願いする」といったような日本語が、しっくりこないまま、いきなり急に現れる。おもしろいんだけどね。
- 2002年1月14日に日本でレビュー済みアーサー王伝説の本の中でこれほど素晴らしいものはないと思います。いろいろとアーサー王の本を読みましたが、この作品ほど読みやすいものはありません。アーサー王伝説をはじめて読む方にも、物語自体が面白く描かれているのでとても楽しめると思いますし、すでにアーサー王伝説をご存知の方はこれほどおもしろいアーサー王の本があったのかと驚かれることでしょう。是非、一度は手にしていただきたい作品です。全シリーズ(3冊)読み終えた後には人間的にちょっと成長したような気分さえしますよ。(気のせいかしら?)ちなみにわたしは、トリスタンとイズーの挿話が一番のお気に入りです。
- 2018年6月18日に日本でレビュー済みAmazonで購入翻訳者は辞書を片手に一語ずつ調べて繋げているだけなのかな?と思いました。日本語としておかしなところが多々あります。
がんじょうな(頑丈な)などの簡単な漢字も平仮名表記なのは子供向けなのですかね。
他の国からのトップレビュー
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Sky Harper2020年3月23日に英国でレビュー済み
5つ星のうち5.0 As described
Amazonで購入Great quality
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Tracy2014年4月26日に英国でレビュー済み
5つ星のうち4.0 Well written
Amazonで購入There is a lot of love,magic,mystery,death but just so much love.Some bits were really good but some can feel a bit hard going
A good book overall
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Mandoliv2016年9月9日にアメリカ合衆国でレビュー済み
5つ星のうち3.0 Cover badly printed
Amazonで購入Well we needed this for an in-depth literature class, and the book itself is fine, it's just that the printing of the cover went haywire, so part of the top is cut off and the bottom has a white area- like it was shifted up during printing.