ジョンソン副大統領は、地元テキサスで政治資金を得るために数々の汚職に手を染めてきた。大実業家のエステスは、自らの企業経営に便宜を図ってもらうために、長年に渡りジョンソンを資金の面で援助してきた。そう、両者は持ちつ持たれつの関係だった。テキサスの検事総長もあと一歩のところまでジョンソンを追い詰める。そして、連邦政府でその汚職を追及したのが、ロバート ケネディ司法長官だった。副大統領職を追われる危機を感じたジョンソンは、ある考えに取り付かれた。そうだ、あのいまいましいケネディが大統領でなくなれば、俺が大統領になれる。しかし、ジョンソンは致命的な失敗を犯す。彼の部下マック ウォレスが、暗殺現場そばの教科書倉庫ビルの6階に指紋を1個残してしまったのだ。
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JFK暗殺: 40年目の衝撃の証言 単行本 – 2004/5/1
- 本の長さ362ページ
- 言語日本語
- 出版社原書房
- 発売日2004/5/1
- ISBN-104562037695
- ISBN-13978-4562037698
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
JFK暗殺から40年。オズワルドを単独犯とするウォレン報告書の結論は今なお公式見解であり続けている。真実を知る最後の証人、ビリー・ソル・エステスが40年の沈黙を破り、20世紀最大の犯罪の真相を明らかにする。
登録情報
- 出版社 : 原書房 (2004/5/1)
- 発売日 : 2004/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 362ページ
- ISBN-10 : 4562037695
- ISBN-13 : 978-4562037698
- Amazon 売れ筋ランキング: - 894,321位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 9,181位英米文学研究
- - 57,768位歴史・地理 (本)
- - 129,171位ノンフィクション (本)
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2011年11月5日に日本でレビュー済み
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2013年11月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ジョンソンが暗殺を指示したとはっきり言ってますよ。本当なんでしょうか?この構図はまあいろんな説がある中でわかりやすい説ですね。もう南北戦争の延長みたいな気がします。北部のケネディがだんだんと力をつけて南部のテキサスの旧体制を一掃しようと乗り込んできた時の「窮鼠猫をかむ」的な動きともとれます。疑問としてはこの動きにCIAも同調したのですかね。オズワルドが捕まったのが誤算だったと書かれておりますが、オズワルドは逃亡する予定だったのでしょうか?そのあたりもいまいち釈然としません。捕まってしまったのでジャック・ルビーに殺させた?なんで?何を喋られたら困ったのだろうか?大筋は納得できるシチュエーションなんですが、どうでしょうか。「ほんまでっか?」という気持ちは残ります。ただ読んでいて文章が読みやすくかつ面白いです。
オズワルド単独犯でないことは確かですね。しかし本当にこの事件は真実味のある容疑者が多くやっかいです。まあ今もでしょうが大統領を支持しない人も沢山いるということですね。しかも内部にね。
オズワルド単独犯でないことは確かですね。しかし本当にこの事件は真実味のある容疑者が多くやっかいです。まあ今もでしょうが大統領を支持しない人も沢山いるということですね。しかも内部にね。
2006年8月16日に日本でレビュー済み
ケネディ暗殺事件に関心をもつ者はビリー・ソル・エステスを通り過ぎるわけにはいきません。LBJの資金源でロバート・ケネディをはじめとする一連の「攻撃」からジョンソンの秘密を守るためにがんとして口を割らず牢獄入りをいとわなかった男がケネディ暗殺事件についてついに証言します。そして暗殺犯たちの赤裸々な本音を録音したテープの内容、狙撃犯の指紋鑑定も明かされます。マフィア関連の謎が書かれていないのでその方面に関心を持つ読者には物足りないかもしれませんが、それ以外の関係者の暗殺事件の謎とエステス自身の人生の転変が語られ、詳言を聞き出す取材の様子をドキュメンタリータッチで描く著者の筆力と訳者の読みやすい訳文で読者をあきさせないと思われます。