かつては正しいと思われていた、その時代の科学の水準では一番蓋然性が高く見えた説がある。しかし、今は時代遅れ。それを信奉し続ける人々がいる。
あるいは、発表当時の科学の水準からみても蓋然性に無理があるのに、それでも信奉する人がいる説もある。
プラトンのアトランティスは私は寓話だと思うが、そうでなくとも不思議な力の宿った水晶などは出てこない。しかし、不思議な水晶の力で高度な文明を動かすアトランティスの説明にはしばしばプラトンも書いていた、と付け加えられる(ディズニーも描いていた、ではどうか?)。
そういった、ウソだと自分でもわかっていることを本当のように書き続ける偽歴史家がいるというのは、心理学的にはどんな結論が出るのだろうか? 捏造する心理というのも誰かが研究してくれたら面白いかもしれない。
Invented Knowledgeの翻訳だが、原書を読んでも歯が立たなかったので、高いが日本語訳を買って読んだ。日本語訳でも充分ややこしかった。どうやら、アメリカでは何か説を唱えると、すぐに政治論争に巻き込まれるらしい。
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捏造される歴史 単行本 – 2012/1/1
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- 本の長さ464ページ
- 言語日本語
- 出版社原書房
- 発売日2012/1/1
- 寸法14 x 3.3 x 19.6 cm
- ISBN-10456204764X
- ISBN-13978-4562047642
登録情報
- 出版社 : 原書房 (2012/1/1)
- 発売日 : 2012/1/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 464ページ
- ISBN-10 : 456204764X
- ISBN-13 : 978-4562047642
- 寸法 : 14 x 3.3 x 19.6 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,072,875位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 127,803位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年6月23日に日本でレビュー済み
はっきり言って、本当にアメリカは遅れた国だ。
と、心から感じる本。
いや、内容はいいし、正しいんですよ。
私は個人的な年代的に、「ノストラダムスの大予言」ブームを覚えているので、
滅亡本はたくさん買ったが
(ああ、お金を無駄にした)
あとで、アトランティスやムーや、クリスタルどくろの話がすべてでっち上げと聴いて
若かりし私はがっかりしたものでした・・・
その後、「トンでも本の世界」の活動を読み、
漫才だが、「トンでも本は、笑い飛ばして読む」と言う活動の方向性は確かに正しいと感じていたところ、
いまさらのようにハンコックの本がベストセラーになり、唖然!
いまどき、ピリレイスの地図はないだろ〜!と、
何度でも復活するトンでも本の世界にあわせたように
「と学会」の活動も拡充して、充実した方向へ向かい、
(私は別に会員ではありませんが、ここだけは褒めます)
と学会のいまでは、
どのトンでも学説も簡単なパンフレットのような本で引けるようになっています
(実は全部持っています)
実に読みやすく、わかりやすく、トンでも学説を笑えます
この本は、活動の方向性は正しいんですが、
その10数年の「と学会の進歩」の、前に書かれたような本で、
一つ一つのトンでも学説の歴史は確かによくわかるけど、
長くて、くどくて、内容も古くて、読みにくい!
たぶん、翻訳もすごく悪い
ただ、米国が、
いつでも気軽に調べてトンでも説を笑えるようになっている日本と比べて「トンでも学説の世界」の解説が、はるかに遅れて劣っていることがよくわかります
この内容じゃ星一つだろ〜・・・と、思ってましたが、
最後の「黒いアテナ」だけは、面白かった。
たしかに、「黒いアテナ」は、ウケを狙っただけの本だったのね・・・そこがわかった分だけ、星一つ追加。
と、心から感じる本。
いや、内容はいいし、正しいんですよ。
私は個人的な年代的に、「ノストラダムスの大予言」ブームを覚えているので、
滅亡本はたくさん買ったが
(ああ、お金を無駄にした)
あとで、アトランティスやムーや、クリスタルどくろの話がすべてでっち上げと聴いて
若かりし私はがっかりしたものでした・・・
その後、「トンでも本の世界」の活動を読み、
漫才だが、「トンでも本は、笑い飛ばして読む」と言う活動の方向性は確かに正しいと感じていたところ、
いまさらのようにハンコックの本がベストセラーになり、唖然!
いまどき、ピリレイスの地図はないだろ〜!と、
何度でも復活するトンでも本の世界にあわせたように
「と学会」の活動も拡充して、充実した方向へ向かい、
(私は別に会員ではありませんが、ここだけは褒めます)
と学会のいまでは、
どのトンでも学説も簡単なパンフレットのような本で引けるようになっています
(実は全部持っています)
実に読みやすく、わかりやすく、トンでも学説を笑えます
この本は、活動の方向性は正しいんですが、
その10数年の「と学会の進歩」の、前に書かれたような本で、
一つ一つのトンでも学説の歴史は確かによくわかるけど、
長くて、くどくて、内容も古くて、読みにくい!
たぶん、翻訳もすごく悪い
ただ、米国が、
いつでも気軽に調べてトンでも説を笑えるようになっている日本と比べて「トンでも学説の世界」の解説が、はるかに遅れて劣っていることがよくわかります
この内容じゃ星一つだろ〜・・・と、思ってましたが、
最後の「黒いアテナ」だけは、面白かった。
たしかに、「黒いアテナ」は、ウケを狙っただけの本だったのね・・・そこがわかった分だけ、星一つ追加。
2012年3月10日に日本でレビュー済み
歴史学に関する本はよく読むが、本書のような疑似歴史学を扱った本に対しても興味が湧いたので読んでみた。
疑似歴史学とされているものは、いくつかの特徴がある。例えば、現代からみれば通用しない学識に基づいた学説をいまだに根拠としている場合や批判的検証なしに自説に都合のよい証拠・論拠を採ったり、ひどいものだとでっち上げて自説を作り出すもの。また、客観的な真実というものが存在しないのだから、なんでもかんでもいろいろな学説を認めようとする、「極端な」相対主義を押し出す場合がある(本書、389頁または416頁)。そして、本書でもあるように、人種差別やエスノセントリズムなどのような偏った考え方に基づいた説を唱えるという事例もある。
これらのような疑似歴史学を「正しいもの」として認めるわけにはいかないが、過去の歴史研究者や思想家たちは、疑似歴史学の提唱者、または信奉者であったこと。疑似歴史学が長い間多くの人々を魅了し、信じられてきたことも忘れてはならないだろう。
高度な学問的訓練を積み重ねてきた研究者たちが信頼性に乏しい疑似歴史学に対して多くの反論をしているが、世間ではその疑似歴史学が注目を浴び続けているのは、彼らにとっても納得がいかないだろう。加えて、現在ではポストモダニズムの影響により、疑似歴史学が容認されやすい環境になってきていることも疑似歴史学にとっては有利である。
この疑似歴史学をただ「正しくないもの」として非難するのは簡単で、大切なのは疑似歴史学を知ることを通して、「歴史学とは何か?疑似歴史学とどこが違うのか?」を考えることであると思う。
疑似歴史学とされているものは、いくつかの特徴がある。例えば、現代からみれば通用しない学識に基づいた学説をいまだに根拠としている場合や批判的検証なしに自説に都合のよい証拠・論拠を採ったり、ひどいものだとでっち上げて自説を作り出すもの。また、客観的な真実というものが存在しないのだから、なんでもかんでもいろいろな学説を認めようとする、「極端な」相対主義を押し出す場合がある(本書、389頁または416頁)。そして、本書でもあるように、人種差別やエスノセントリズムなどのような偏った考え方に基づいた説を唱えるという事例もある。
これらのような疑似歴史学を「正しいもの」として認めるわけにはいかないが、過去の歴史研究者や思想家たちは、疑似歴史学の提唱者、または信奉者であったこと。疑似歴史学が長い間多くの人々を魅了し、信じられてきたことも忘れてはならないだろう。
高度な学問的訓練を積み重ねてきた研究者たちが信頼性に乏しい疑似歴史学に対して多くの反論をしているが、世間ではその疑似歴史学が注目を浴び続けているのは、彼らにとっても納得がいかないだろう。加えて、現在ではポストモダニズムの影響により、疑似歴史学が容認されやすい環境になってきていることも疑似歴史学にとっては有利である。
この疑似歴史学をただ「正しくないもの」として非難するのは簡単で、大切なのは疑似歴史学を知ることを通して、「歴史学とは何か?疑似歴史学とどこが違うのか?」を考えることであると思う。