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戦争と科学者: 世界史を変えた25人の発明と生涯 単行本 – 2012/7/1
- 本の長さ429ページ
- 言語日本語
- 出版社原書房
- 発売日2012/7/1
- 寸法13.8 x 3.1 x 19.5 cm
- ISBN-104562048484
- ISBN-13978-4562048489
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登録情報
- 出版社 : 原書房 (2012/7/1)
- 発売日 : 2012/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 429ページ
- ISBN-10 : 4562048484
- ISBN-13 : 978-4562048489
- 寸法 : 13.8 x 3.1 x 19.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 587,548位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 8,710位世界史 (本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年1月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
古今東西25種類の兵器の発明と開発者(科学者)の話。膨大な文献に裏付けられた歴史物でもある。開発者(科学者)の性格や価値観、晩年の姿の描写はとても興味深かった。発明品(兵器)に関する図がもっと多数あればミリオタ的には面白いと思えるが、それは本書の目的ではない。レーダー開発の話では、八木・宇田アンテナが紹介されていない点がとても残念でした。
2014年4月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初これは発明家の本だと思っていたのですが、何故か私の好きな三国志の主人公である諸葛孔明のお話が載っていてとても驚きました。あの人が軍師を務めている傍らで兵器の発明までやっていたのを思うと日本の「軍師・官兵衛」などはなから比較にもならないということを痛感します。他にも古代の数学者であるアルキメデスが発明した兵器が本当に実在したのかどうかなど面白いお話が盛り沢山です。歴史に関する知識がない方にはチョットきついかもしれませんが、興味のある方には是非一読をお勧めします。
2015年9月5日に日本でレビュー済み
直前に世界史を変えた50の武器、というシリーズもので、節操の無い本を読んだばかりだったので、この本の真面目さが嬉しかった。
オッペンハイマーやフォンブラウンなどのジレンマも私が知らなかった事が山盛り
事実関係には私は詳しく無いが、石井博士を含め、筆者はアメリカ人では有るが、ニュートラルな同意できる書きぶりで、好感が持てた
オッペンハイマーやフォンブラウンなどのジレンマも私が知らなかった事が山盛り
事実関係には私は詳しく無いが、石井博士を含め、筆者はアメリカ人では有るが、ニュートラルな同意できる書きぶりで、好感が持てた
2012年8月26日に日本でレビュー済み
日本の石井四郎の話などが典型的ですが、
(生物兵器の研究・開発をしていたというだけではなく
実戦で使用され十数万人が死んだがこれでは殺したりないと言っている
と史実の様に書かれています。
それが原爆のオッペンハイマーの章と並んで掲載されており、
そして、著者の国籍はアメリカらしいです・・・)
歴史的な事実と広く認定されている部分と
必ずしも史料文献の裏づけ等があるわけではない、様々な説がある話を
フィクションとして書いているわけではないのですから
もう少し区別してわかる様に配慮がなされるべきではないでしょうか。
話にふくらみを持たせる為に、
俗説をワザと俗説とわかる様に言及している部分もありますが
当たり前の事実みたいにサラッと書いている箇所も見受けられて
気になりました。
(生物兵器の研究・開発をしていたというだけではなく
実戦で使用され十数万人が死んだがこれでは殺したりないと言っている
と史実の様に書かれています。
それが原爆のオッペンハイマーの章と並んで掲載されており、
そして、著者の国籍はアメリカらしいです・・・)
歴史的な事実と広く認定されている部分と
必ずしも史料文献の裏づけ等があるわけではない、様々な説がある話を
フィクションとして書いているわけではないのですから
もう少し区別してわかる様に配慮がなされるべきではないでしょうか。
話にふくらみを持たせる為に、
俗説をワザと俗説とわかる様に言及している部分もありますが
当たり前の事実みたいにサラッと書いている箇所も見受けられて
気になりました。
2014年4月6日に日本でレビュー済み
本書で特に印象に残った人物は、「最も道徳的な兵器」として中性子爆弾の生産を唱えたサミュエル・コーエンである。
この人の頭の中は一体どうなっているのだろうと非常に興味をもってしまったのである。
ヴェルナー・ホン・ブラウンもロケット生みの親として高く評価されているが、V2ロケットで何千人ものイギリス国民を殺した過去を持っていることを忘れることができない人たちが存在しているのも事実である。
潜水艦の始まりともいえるデヴィッド・ブッシュネルが製作した「タートル号」の活躍が不発に終わるくだりは少々気の毒なような話であった。
本書のあとがきで訳者の藤原多伽夫氏が書いていたことが本書の語る真意のような気がしたので下に引用したい。
・・・人はなぜ、人の命を奪う兵器をつくるのか。それを真正面から論じるのはなかなか難しいし、どれだけ論じても明確な結論は出ないだろう。しかし、兵器を発明した人物の経歴、その人物が生きた時代背景など、事実を書きつらねていくことで、何か見えてくる知見があるかもしれない。戦争とかかわった古今東西の科学者二十五人にスポットを当てた本書はまさに、そうした事実の積み重ねで何かを伝えようとしている本である。・・・
評者に見えてきた知見は、「古代から現代まで、25の軍事テクノロジーを取り上げ、発明者たちの人物像と開発の経緯をくわしく解説する」と、本書の表紙カバー裏に書いてあったが、人間がいかに冷酷で野蛮な生きものなのかを思い知ることができたことである。
今まで知ることもなかった兵器開発などを多く知ることができる本書を興味深く読み進んだが、太平洋戦争末期に、アメリカのマンハッタン計画で原子爆弾が完成し、広島、長崎へ投下され何十万も殺戮した究極の兵器としての反省からなのか、後のアメリカ大統領アイゼンハワーが核の平和利用を提唱して原子力発電開発が始まった。
その原子力発電所から排出される核廃棄物を安全に処理することにも苦慮している現状を思うと、科学の進歩がはたして人類にとって有益なことであったのだろうか、と考えさせられながら読み終えた一冊であった。
この人の頭の中は一体どうなっているのだろうと非常に興味をもってしまったのである。
ヴェルナー・ホン・ブラウンもロケット生みの親として高く評価されているが、V2ロケットで何千人ものイギリス国民を殺した過去を持っていることを忘れることができない人たちが存在しているのも事実である。
潜水艦の始まりともいえるデヴィッド・ブッシュネルが製作した「タートル号」の活躍が不発に終わるくだりは少々気の毒なような話であった。
本書のあとがきで訳者の藤原多伽夫氏が書いていたことが本書の語る真意のような気がしたので下に引用したい。
・・・人はなぜ、人の命を奪う兵器をつくるのか。それを真正面から論じるのはなかなか難しいし、どれだけ論じても明確な結論は出ないだろう。しかし、兵器を発明した人物の経歴、その人物が生きた時代背景など、事実を書きつらねていくことで、何か見えてくる知見があるかもしれない。戦争とかかわった古今東西の科学者二十五人にスポットを当てた本書はまさに、そうした事実の積み重ねで何かを伝えようとしている本である。・・・
評者に見えてきた知見は、「古代から現代まで、25の軍事テクノロジーを取り上げ、発明者たちの人物像と開発の経緯をくわしく解説する」と、本書の表紙カバー裏に書いてあったが、人間がいかに冷酷で野蛮な生きものなのかを思い知ることができたことである。
今まで知ることもなかった兵器開発などを多く知ることができる本書を興味深く読み進んだが、太平洋戦争末期に、アメリカのマンハッタン計画で原子爆弾が完成し、広島、長崎へ投下され何十万も殺戮した究極の兵器としての反省からなのか、後のアメリカ大統領アイゼンハワーが核の平和利用を提唱して原子力発電開発が始まった。
その原子力発電所から排出される核廃棄物を安全に処理することにも苦慮している現状を思うと、科学の進歩がはたして人類にとって有益なことであったのだろうか、と考えさせられながら読み終えた一冊であった。