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終戦論―なぜアメリカは戦後処理に失敗し続けるのか 単行本 – 2012/7/30
購入オプションとあわせ買い
膨大な資料を基に安全保障のプロが問う、はじめての「終戦論」。
目次
第1章 クラウゼヴィッツの命題
第2章 第一次世界大戦
第3章 第二次世界大戦――ヨーロッパ
第4章 第二次世界大戦――太平洋
第5章 朝鮮戦争
第6章 ヴェトナム戦争
第7章 湾岸戦争
第8章 イラク戦争
第9章 アフガニスタンおよびそれ以降
謝辞
監訳者あとがき
原注
索引
- 本の長さ506ページ
- 言語日本語
- 出版社原書房
- 発売日2012/7/30
- 寸法13.8 x 3.3 x 19.5 cm
- ISBN-104562048522
- ISBN-13978-4562048526
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登録情報
- 出版社 : 原書房 (2012/7/30)
- 発売日 : 2012/7/30
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 506ページ
- ISBN-10 : 4562048522
- ISBN-13 : 978-4562048526
- 寸法 : 13.8 x 3.3 x 19.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 376,337位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,106位政治入門
- カスタマーレビュー:
著者について
防衛省防衛研究所主任研究官
大阪大学大学院国際公共政策研究科博士課程修了。博士(国際公共政策)。内閣官房副長官補(安全保障・危機管理担当)付主査などを経て現職。専攻は防衛政策史、戦争終結論。著書『安全保障と防衛力の戦後史 1971~2010』(千倉書房)で日本防衛学会猪木正道賞正賞、『戦争はいかに終結したか』(中公新書)で石橋湛山賞受賞。『戦後日本の安全保障』(中公新書)が日経・読売・産経・毎日新聞などで紹介。「大下容子ワイド!スクランブル」(テレビ朝日)、「ニュースウォッチ9」(NHK)などメディア出演。早稲田大学エクステンションセンター講師。国際安全保障学会理事。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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近現代の戦争(第1次&2次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、イラク戦争とアフガニスタン戦争)を
例に検証した一冊です。
アメリカの理念(時の大統領の信念といっても良い)で始めるのだが、その時点で終わらせ方を考えていない
(何のために戦うのか?という「目的(ゴール)」すらあいまいになっている。我々、一般人が何か行う場合でも
「目的(ゴール)」は、はっきりさせる)。故に、望んだことを成すことが出来ない(例:ウィルソンによる真の
意味ので国際連盟の設立)、終戦後の見通しが不明(湾岸戦争やイラク戦争後の混乱)といったことが生じています。
当然、多大な資源を投入し、また、相手のあることですから、中々先が見通せないのは事実です。
しかし、何のために戦うのか?これが曖昧なままでは戦略も、それを成すための戦術も立てられません。その教訓を
先人の戦争で得ているはずのアメリカでさえ(そしてそこに居るのはエリートです)、あやふやなままで行ってきた
という事実を読者は追体験できる一冊です。
尚、評価を星3つにしたのは、読みにくさのためです(少なくとも私はそう感じました)。もう少し小見出しを
多くするとか、カットできる部分もあったのでは?とか、いろいろ気になる箇所があったためです。
内容自体は星4つ5つレベルと考えます(なので、多分に読み手の資質によっております)。
附:アフガン戦争は本書執筆時点での評価です。
著者の主張は、アメリカが戦争をするときは常に「アメリカの理念」のもとに戦争を始めるのだが、戦争が終わった時にその理念が達成されたと云える戦争は全く無く、敢えて言えば第二次大戦だけが辛うじての成功体験だったと言うもの。この本を読むと、戦争というのは始めるときは簡単だが、終わらせるときは非常に難しい、それも勝利者側だけではなく敗者側にとっても「上手に戦争に負ける」というのが如何に難しいかがよく分かる。この点は嘗ての開戦の時の、そして終戦の時の日本の指導者たちに読ませたかった!
アメリカは、いつも前の戦争での苦い経験を反省して、次の戦争では同じ間違いを犯さないように散々考えながら戦争をするのだが、それでも終戦を迎えた後には苦い戦後を迎えてしまう。一つ一つの戦争には、それぞれ違った事情があるので、それに上手く対応出来ない。その結果、なぜその戦争を始めたのかが分からなくなってしまい、「戦争を始めるときは、その戦争によって何を達成しようとするのかを十分に考えなければいけない」というクラウゼヴィッツの箴言を、すべてが終わった後で苦々しく思い起す結果になってしまう。
そんなに苦い経験を繰り返すのに、アメリカは依然として戦争をし続ける、否、し続けざるを得ない、それは何故なのか?これに対する回答は本書を読んでもらうほかはない。今後、アメリカが中国と戦争を戦争を始める可能性はゼロとはいえない現実があるわけだが、この本を読むと、そのときアメリカはどんな戦争をするのだろうか、そしてその時日本はどんな役回りになるのだろうかと考えさせられる。
”アメリカと戦争”について考えるための好書である。
19世紀にクラウゼヴィッツが残した「戦争が他の手段を以ってする政治の延長」ということをシビリアンコントロールが進んでいる米国ですら達成できていないということと、(日本では理解したくない人たちが多いようだが)米国のスーパーパワーを基盤にしたパワーポリティックスに頼らざるをえない世界の現状とを考えるには好適な著作と思う。