言論の自由(freedom of speech)が保障されて、この本が出版され、翻訳されて、まだ読めることに感謝。
日本語で読めるようになっているので、広島、長崎、福島そして、沖縄を除く各都道府県に原発を擁する日本に住むなら、読むと面白い。70年間の世界と日本の歴史書のようである。核被災地で何があったか?、正しい歴史を知ることで、次の世代へ希望を残せる。
この本が、著者が伝えたいことは、真実に向きあうこと、それを伝えることの大切さなんだろう。
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世界の核被災地で起きたこと 単行本 – 2019/2/27
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人類は核の被害をいかに被ってきたか。ベテランジャーナリストが、福島はもちろん世界各地の事故・被曝現場、放射性廃棄物を抱える地域を取材。原爆以降の人類の核被災の歴史を一望し、いま世界が直面する問題をリアルに説く。
- 本の長さ320ページ
- 言語日本語
- 出版社原書房
- 発売日2019/2/27
- 寸法13.8 x 2.5 x 19.8 cm
- ISBN-104562056398
- ISBN-13978-4562056392
登録情報
- 出版社 : 原書房 (2019/2/27)
- 発売日 : 2019/2/27
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 320ページ
- ISBN-10 : 4562056398
- ISBN-13 : 978-4562056392
- 寸法 : 13.8 x 2.5 x 19.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,020,466位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年6月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2019年4月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
核開発から原子力利用に関し付随する科学・工学の限界をわきまえない前のめりの歴史を記載
2019年5月27日に日本でレビュー済み
85ヶ国を20年以上取材してきたジャーナリストが、核地を巡り取材。
広島(日本)、ネバダ(アメリカ)、ビキニ環礁・第五福竜丸(マーシャル諸島と日本)、
セミパラチンスク(カザフスタン)、マラリンガ(オーストラリア)、オジョルスク(ロシア)、
ロッキーフラッツ(アメリカ)、パロマレス(スペイン)、グリーンランド(デンマーク)、
ウィンズケール・セラフィールド(イギリス)、スリーマイル島(アメリカ)、
チェルノブイリ(ロシア)、福島(日本)、サイズウェル(イギリス)、
ハンフォード(アメリカ)、ゴアレーベン(ドイツ)、長崎(日本)
以上17ヶ所について語られる。
日本人として、福島、広島、長崎などについて、ここに書かれている以上に知っている場所がある一方、
全く知らなかった核被災地もたくさんある。
地球全体、人類全体のこととして、知る必要がある内容だ。
読みどころはいくつもあり、その一つは核開発の発端であるアメリカのマンハッタン計画の時に、
すでにスパイが混在しており、しかも彼はロシアのスパイであり、イギリスのスパイでもあった、
これがために、極秘計画はロシアに筒抜けになっていた、このくだりも目が離せない。
立ち入り禁止となっている汚染地域に野生動物が繁殖して至極元気に暮らしている有様、
同時に奇形が多数発生している事実などが、まるで著者とともに取材して歩いているかのように伝わってくる。
第19章 「放射線恐怖症」では、見えない、触れない、臭わない放射線の害が、まるで幽霊のように確かめることができないゆえに恐怖を拡大、増殖してゆく。
これが人々の気持ちを苦しめている現状が取材によって見えてくる、読み応えのある部分。
山下俊一は長崎で被爆した母の息子で、チェルノブイリには100回以上も通い、健康被害の調査を続けてきた放射線疾患の専門家だ。
彼が福島で講演をした時に、リラックスして笑え、と話したことが場内の聴衆には正確に受け止められたが、
「笑え」という言葉だけが拾われて拡散し、ついに悪魔と呼ばれるに至った、というエピソードが紹介されている。
リラックスすれば免疫系の働きが活発になる。免疫力が体に抵抗力をつけるのだからという意味だったという。
考えさせられるエピソード。
4つ星にしたのは、中国も取材して欲しかったから。
広島(日本)、ネバダ(アメリカ)、ビキニ環礁・第五福竜丸(マーシャル諸島と日本)、
セミパラチンスク(カザフスタン)、マラリンガ(オーストラリア)、オジョルスク(ロシア)、
ロッキーフラッツ(アメリカ)、パロマレス(スペイン)、グリーンランド(デンマーク)、
ウィンズケール・セラフィールド(イギリス)、スリーマイル島(アメリカ)、
チェルノブイリ(ロシア)、福島(日本)、サイズウェル(イギリス)、
ハンフォード(アメリカ)、ゴアレーベン(ドイツ)、長崎(日本)
以上17ヶ所について語られる。
日本人として、福島、広島、長崎などについて、ここに書かれている以上に知っている場所がある一方、
全く知らなかった核被災地もたくさんある。
地球全体、人類全体のこととして、知る必要がある内容だ。
読みどころはいくつもあり、その一つは核開発の発端であるアメリカのマンハッタン計画の時に、
すでにスパイが混在しており、しかも彼はロシアのスパイであり、イギリスのスパイでもあった、
これがために、極秘計画はロシアに筒抜けになっていた、このくだりも目が離せない。
立ち入り禁止となっている汚染地域に野生動物が繁殖して至極元気に暮らしている有様、
同時に奇形が多数発生している事実などが、まるで著者とともに取材して歩いているかのように伝わってくる。
第19章 「放射線恐怖症」では、見えない、触れない、臭わない放射線の害が、まるで幽霊のように確かめることができないゆえに恐怖を拡大、増殖してゆく。
これが人々の気持ちを苦しめている現状が取材によって見えてくる、読み応えのある部分。
山下俊一は長崎で被爆した母の息子で、チェルノブイリには100回以上も通い、健康被害の調査を続けてきた放射線疾患の専門家だ。
彼が福島で講演をした時に、リラックスして笑え、と話したことが場内の聴衆には正確に受け止められたが、
「笑え」という言葉だけが拾われて拡散し、ついに悪魔と呼ばれるに至った、というエピソードが紹介されている。
リラックスすれば免疫系の働きが活発になる。免疫力が体に抵抗力をつけるのだからという意味だったという。
考えさせられるエピソード。
4つ星にしたのは、中国も取材して欲しかったから。