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エスターハージー王子の冒険 (評論社の児童図書館・文学の部屋) 単行本 – 1999/10/1
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- 本の長さ123ページ
- 言語日本語
- 出版社評論社
- 発売日1999/10/1
- ISBN-104566012859
- ISBN-13978-4566012851
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 評論社 (1999/10/1)
- 発売日 : 1999/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 123ページ
- ISBN-10 : 4566012859
- ISBN-13 : 978-4566012851
- Amazon 売れ筋ランキング: - 568,159位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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那須田淳 Jun Nasuda
1959年浜松に生まれる。幼少年時代を武蔵野と鎌倉で過ごす。早大卒。
著作に、『ペーターという名のオオカミ』(小峰書店・産経児童出版文化賞、坪田譲治文学賞)
『一億百万光年先に住むウサギ』(理論社)、画家M・ゾーヴァとの画文集『少年のころ』(小峰書店)など。
翻訳に、木本栄との共訳でハッケとゾーヴァの『ちいさなちいさな王様』(講談社)などがある。
日本ペンクラブ会員。日本YA作家クラブ会員。会員誌「鬼ヶ島通信」編集長。
95年よりドイツ・ベルリンに在住。
非常勤講師として共立女子短期大学で創作演習を、和光大学で「子どもと文学」などを担当。
公式HP 青熊ラジオ www.aokumaradio.com
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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いつの間にか主人公になっていたり、
一緒に最後まで冒険を楽しめたのも優れた挿絵のおかげ、
プレゼントの時期に思い浮かぶ本の一つ。
お話も引き付けられました。
ドイツのベルリンの壁崩壊の史実をベースに作られているので
子供にお話するにも良いかもしれません。
また、ゾーワの絵はこの頃が最高だったと思います。
知人は気に入っていました。
伯爵は考え、一計を。男の孫たちをみんな旅立たせ、体の大きな女ウサギと結婚させれば、また大きくなっていくのでは? 「チョコレートやお菓子は食べないように」と言い渡され、一番小さいエスターハージー王子も旅立つ。命じられた行き先はベルリン。そこには大きな壁があって、その近辺に大きなウサギもいるという・・・。
ベルリンの壁崩壊から5年後に書かれた物語が10年後に翻訳されました。
その寓話をお楽しみあれ。
まるで人間と同じ。しかしそんな温室で育ったウサギも一人立ちの場面に迫られる。電車賃だけを持たされ嫁を探しに外国へ行け、と家から出されてしまうのだ。
ベルリンへついたエスターハージーは今までの環境との違いにとても戸惑う。何しろウィーンでは貴族だけれども、ベルリンではただの血統書のついたウサギ。
人間の目はとても冷たい。ウサギを利用しようと企む人間、ペットの気持ちもしらず意地悪をする子ども。
この話ではウサギにも伯爵という称号がついていたり、人間と同じ言葉を話し、人間と同じく働き、新聞を読み知識を得る。
ウサギ的にはまったく人間と同等のつもりらしい。なのに人間のエスターハージーに対する態度は最悪だ。(すべての人が、というわけではないが)
新聞を端から端まで読みつくし、ワルツを踊り、人を喜ばす技を心得ているエスターハージー、むしろこのウサギのほうが生き物としそこらの悪巧みをする人間よりもよっぽど優れているかもしれない、と思わせる。
この話は、もしかしたら人間と動物が限りなく同等に生きている、言葉がまだ通じていた時があったかもしれない、あるいはそんな世界がどこかにあるかもしれない、そうならなくてはならないかもしれない、という妄想をさせてくれる。そしてそれを若干現代の時間に放り込むと、動物に対する人間の愚かな姿が見えてくる。ウサギのほうがよっぽど、賢明で純粋だ。
エスターハージーは困難の中、とてもひたむきに今ある状況に尽くそうとする。憎むことなく、人間がなぜそんなことをするのか理解できない。
私はそんなエスターハージーにとても励まされた。こんなに純粋に何かに向かって困難にも真摯に尽くそうとするエスターハージーのように頑張ろうと思えたのだった。