無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
バカミスの世界: 史上空前のミステリガイド 単行本 – 2001/1/1
- 本の長さ225ページ
- 言語日本語
- 出版社ビー・エス・ピー
- 発売日2001/1/1
- ISBN-104568221102
- ISBN-13978-4568221107
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
奇想に満ちた超ホラ話や、笑いの深淵を窮めようという高度なパロディ、人類の闇の深さを描く狂気の犯罪ドラマ…。全ての優れた「バカミス」(バカミステリー)をより集め徹底的に検証した、ミステリ好きに贈る1冊。
登録情報
- 出版社 : ビー・エス・ピー (2001/1/1)
- 発売日 : 2001/1/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 225ページ
- ISBN-10 : 4568221102
- ISBN-13 : 978-4568221107
- Amazon 売れ筋ランキング: - 615,240位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2024年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白く読ませていただきました。本当にありがとうございました。
2013年2月26日に日本でレビュー済み
「バカミス」名付けの親、小山正氏いわく、「バカミス」に定義はない。ならば優れたミステリはすべて「バカミス」といっても、過言ではないと思う(多分)。「そんなトリック、現実にあり得ない!」と本を投げて怒りだすタイプの読者がいるが、本書はその対極にある読書スタイルのススメ。
たとえばアラン・グリーンの『くたばれ健康法』(創元推理文庫)。大勢の信者をもつ健康法教祖の謎の死を描いた長編小説。「マーリン・ブロードストンが殺されたと聞いて、世間の人は笑い死にしそうだった。」から始まる長編、若干冗長ではあるものの、教祖の死に様が抱腹絶倒、健康至上主義社会への皮肉がきいているのも楽しい。
また、トニー・ケンリック『三人のイカれる男』(角川文庫)は健忘症、幻覚症、多重人格の三人組が犯罪を企む長編で、はたして、それを笑っていいのか?と思うが、からっと明るいスラップスティックに仕上がっている。もうちょっとブラックな記述があってもいいのでは?と思うくらい爽やかな一冊。
大御所作家、人気作家の有名小説も、徹底して「バカミス」目線でのみ紹介する。ポー、クリスティ、カー、ドナルド・E・ウェストレイク、P・ディキンスン、C・ブコウスキー、山田風太郎、泡坂妻夫、霞流一、江戸川乱歩、海野十三、京極夏彦、山口雅也・・・
2001年の出版、なのでここ十年少々の話題作は入っていないけれど、特に古典的ミステリのガイドとして、一風変わった紹介の仕方が楽しい。
ミステリに限らず、「良い話」「ためになる話」「泣ける話」ばっかりの毎日はつまらない。「ろくでもない話」「なんの役にも立たない話」「最低だな、と呟きたくなる話」もぜひ読みましょう。
たとえばアラン・グリーンの『くたばれ健康法』(創元推理文庫)。大勢の信者をもつ健康法教祖の謎の死を描いた長編小説。「マーリン・ブロードストンが殺されたと聞いて、世間の人は笑い死にしそうだった。」から始まる長編、若干冗長ではあるものの、教祖の死に様が抱腹絶倒、健康至上主義社会への皮肉がきいているのも楽しい。
また、トニー・ケンリック『三人のイカれる男』(角川文庫)は健忘症、幻覚症、多重人格の三人組が犯罪を企む長編で、はたして、それを笑っていいのか?と思うが、からっと明るいスラップスティックに仕上がっている。もうちょっとブラックな記述があってもいいのでは?と思うくらい爽やかな一冊。
大御所作家、人気作家の有名小説も、徹底して「バカミス」目線でのみ紹介する。ポー、クリスティ、カー、ドナルド・E・ウェストレイク、P・ディキンスン、C・ブコウスキー、山田風太郎、泡坂妻夫、霞流一、江戸川乱歩、海野十三、京極夏彦、山口雅也・・・
2001年の出版、なのでここ十年少々の話題作は入っていないけれど、特に古典的ミステリのガイドとして、一風変わった紹介の仕方が楽しい。
ミステリに限らず、「良い話」「ためになる話」「泣ける話」ばっかりの毎日はつまらない。「ろくでもない話」「なんの役にも立たない話」「最低だな、と呟きたくなる話」もぜひ読みましょう。
2001年4月5日に日本でレビュー済み
・・・自分が至極真面目に「う~ん、だまされたぁ」なんて感心したり、「この犯人かわいそうすぎるわ」なんて感動していたミステリが見方次第では”バカミス”に分類されてしまうなんて、と驚きを隠せませんでした。一通りのミステリは読み終わって、次は何を読もうかなと思っていた私にはかっこうのガイドブックになりました。ミステリは奥が深いのですね。しかも自分なりの視点をもてば、こうしてもっと奥深いものとなるようです。