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経営心得帖 単行本 – 1974/7/3
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- 本の長さ110ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日1974/7/3
- ISBN-104569532829
- ISBN-13978-4569532820
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出版社より
商品の説明
商品説明
「苦情を生かす」「不景気には時を待つ」「不良をなくす」など、取り立てて目新しいものは見つからないが、言葉の端々に松下電器の基礎を築き、発展させた偉大な経営者ならではの企業を存続させる秘訣が見て取れる。
得意先や消費者に「儲けを認めていただく」、節操なく接待するのではなく「相手の時間も大切に」、「部下が偉くみえる」ほど部下の才能を認める、といった話からは、著者の誠実さや謙虚さ、そして経営者に必要な資質を感じる。
今日、マーケティング関連から部下を生かすコーチング技術に至るまで、経営に関する本は山ほど出ているが、本書を読む限り、この松下幸之助という人物は誰に言われるでもなく、そうした本で説かれることを実践していた人物である。
どんなに時代が変わり、商売の形態が変わっても、経営者に求められる本質的な部分は変わらない。そういう意味で、本書はすべての経営者によって読まれるべき本と言えるだろう。(土井英司)
登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (1974/7/3)
- 発売日 : 1974/7/3
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 110ページ
- ISBN-10 : 4569532829
- ISBN-13 : 978-4569532820
- Amazon 売れ筋ランキング: - 415,195位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 457位企業経営一般関連書籍
- - 507位人事・労務管理 (本)
- - 657位ビジネス人物伝 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
松下幸之助(まつした こうのすけ)
パナソニック(旧松下電器産業)グループ創業者、PHP研究所創設者。
明治27(1894)年、和歌山県に生まれる。9歳で単身大阪に出、火鉢店、自転車店に奉公ののち、大阪電燈(株)に勤務。大正7(1918)年、 23歳で松下電気器具製作所(昭和10年に松下電器産業に改称)を創業。昭和21(1946)年に、「Peace and Happiness through Prosperity=繁栄 によって平和と幸福を」のスローガンを掲げてPHP研究所を創設。
昭和54(1979)年には、財団法人松下政経塾を設立。平成元(1989)年に94歳で没。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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著者の「実践経営哲学」が木の幹にあたるとすれば、本書は枝のようなもので、より実際の行動や言動といった
ものに即したものが書かれています。
読んでいて「ああ、この人は本当に商売人だな」と思うようなところも多くありますが、基本的にどの業界にたず
さわっている方にも共通して通じる部分が多くあると思います。
昨今の小手先が羅列されている「経営ノウハウ本」に比べるなら、まずはこの本を読んでみる事をお勧めします。
なお、私の感想ですが本書を読む前に「実践経営哲学」を読まれた方が、より経営に対する著者の考えが分かりや
すくなると思います。
通勤通学にもってこいの1冊です。
自己啓発がどうかは読む人次第かと思うが、今更ながら松下幸之助の偉大さを実感できた。
いずれかの時に、白紙の眼で、自分なり、仕事なり、上司や、会社などを、
見つめ直す機会を持ちたくなるのが、人の常であり、成長の鍵になるのではないかと思います。
そういったときに、役立つ一冊が、この本です。
経営者でなくても、「経営」について学ぶことは、公的精神の大小を表すように思いますが、
仕事に対する心構えや、困難に遭遇した時の考え方、適切な態度など、実践に裏打ちされた、現場で役立つ智慧が満載です。
個人的には、お体が丈夫でなかったことを逆手に取っての「電話で仕事をする」や、謙虚さを追求されている「部下が偉く見える」「謙虚な確信」など、その、創意工夫や、精神性に感動を覚えました。
ほかにも、思わず、うんうんとうなずいてしまうような、仕事に対する情熱、経営に対して命をかける真摯な姿勢など、生きがいのある仕事をしてゆくための心構えを学べますので、人生の折にふれて、何度も読み返す一書にしたいと思います。
このような精神性の高い内容を、ものすごくわかり易く、短い文章で表現されていることも、すばらしいと思います。
善き品をありがとうございました。
今後は平成の松下幸之助になりたいと思います