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世界名作の経済倫理学 (PHP新書 10) 新書 – 1996/12/1
竹内 靖雄
(著)
- 本の長さ253ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日1996/12/1
- ISBN-104569554091
- ISBN-13978-4569554099
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
西洋文学を中心とした名作33編の作者・登場人物の思想と行動を経済倫理学というユニークな視点で分析。徹底したリアリズムに貫かれた教訓を導き出す。
登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (1996/12/1)
- 発売日 : 1996/12/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 253ページ
- ISBN-10 : 4569554091
- ISBN-13 : 978-4569554099
- Amazon 売れ筋ランキング: - 729,629位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,742位PHP新書
- - 10,265位日本文学研究
- - 65,095位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年6月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
経済倫理学というタイトルに興味を惹かれて購入したが、読んでみて何が経済倫理学なのかさっぱり分からなかった。文学作品の読書感想文という印象であった。購入しなくてよかった本の一つであった。
2005年7月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
正確に言えば、経済の観点から書いた文学作品論は、33の作品論のうち3つぐらいだ。日本における先駆的リバタリアン経済学者が、経済とか市場とか資本の視点から、書いた文学案内かな?と思うと、その期待ははずれる。
でも、読み始めれば、一気に読める面白さだ。記述が明快で簡潔で、視点が現実的で、そこから導き出される教訓も説得力がある。しょうもない文学趣味とか気取りがないのがいい。
日本の純文学的みたいな、登場人物の心理の動きや感覚の揺らぎを追うみたいな、実用には役立たない無意味に繊細な工芸品みたいな作品は扱っていない。古代のギリシア悲劇からイヨネスコの不条理劇にいたる、骨太な作品を扱っているので、これ一冊読めば、けっこう文学通なフリができるのではないでしょうか。
特にドストエフスキーの『カラマゾフの兄弟』論がいいです。著者によると、カトリックと共産主義は同じなんだそうです。納得。
でも、読み始めれば、一気に読める面白さだ。記述が明快で簡潔で、視点が現実的で、そこから導き出される教訓も説得力がある。しょうもない文学趣味とか気取りがないのがいい。
日本の純文学的みたいな、登場人物の心理の動きや感覚の揺らぎを追うみたいな、実用には役立たない無意味に繊細な工芸品みたいな作品は扱っていない。古代のギリシア悲劇からイヨネスコの不条理劇にいたる、骨太な作品を扱っているので、これ一冊読めば、けっこう文学通なフリができるのではないでしょうか。
特にドストエフスキーの『カラマゾフの兄弟』論がいいです。著者によると、カトリックと共産主義は同じなんだそうです。納得。
2021年9月13日に日本でレビュー済み
タイトルの、アンバランスさ(経済倫理学+文学の名作)に惹かれて読んでみました。
もともと経済倫理学とは何か理解していなかったので、文中のどこに経済倫理学的考察が含まれていたのかわからず仕舞いでしたが、
世界的名作をピックアップしバッサリ評論していくところは面白かったと思います。
今後読みたいなと思う文学作品を見つけるいい機会になったと思います。
もともと経済倫理学とは何か理解していなかったので、文中のどこに経済倫理学的考察が含まれていたのかわからず仕舞いでしたが、
世界的名作をピックアップしバッサリ評論していくところは面白かったと思います。
今後読みたいなと思う文学作品を見つけるいい機会になったと思います。