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経営のコツここなりと気づいた価値は百万両 (PHP文庫 ま 5-41) 文庫 – 2001/5/1
松下 幸之助
(著)
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松下幸之助「心得帖シリーズ」を締めくくる本書の標題は、昭和九年の元旦に、松下が社員に“お年玉”として贈った言葉だという。▼松下がこの言葉に託したのは、いかに学問、知識にすぐれ、人格的にも一点の非の打ちどころのない人であっても、経営者として成功するかというと、必ずしもそうではない。成功するには、それに加えて“経営のコツ”をつかまなければならない。そして、その“コツ”とは、教えてもらって「分かった」というものではなく、いわば“悟り”のようなものだという。▼本書には、まさにこのような、松下自身が日々の経営の中から“悟った”言葉が出てきて興味深い。いわく「任せて任せず」「雨が降れば傘をさす」「好況よし 不況さらによし」といった具合である。▼確かに何事にもコツというものがある。今まで出来なかったことがフッと出来た瞬間である。松下が悟った“経営のコツ”を、現在の経営環境と引き比べて読んでみるのも面白そうだ。
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2001/5/1
- ISBN-104569575617
- ISBN-13978-4569575612
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出版社より
登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2001/5/1)
- 発売日 : 2001/5/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 192ページ
- ISBN-10 : 4569575617
- ISBN-13 : 978-4569575612
- Amazon 売れ筋ランキング: - 240,878位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 132位歴史に学ぶビジネス
- - 333位企業経営一般関連書籍
- - 954位人生論
- カスタマーレビュー:
著者について
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松下幸之助(まつした こうのすけ)
パナソニック(旧松下電器産業)グループ創業者、PHP研究所創設者。
明治27(1894)年、和歌山県に生まれる。9歳で単身大阪に出、火鉢店、自転車店に奉公ののち、大阪電燈(株)に勤務。大正7(1918)年、 23歳で松下電気器具製作所(昭和10年に松下電器産業に改称)を創業。昭和21(1946)年に、「Peace and Happiness through Prosperity=繁栄 によって平和と幸福を」のスローガンを掲げてPHP研究所を創設。
昭和54(1979)年には、財団法人松下政経塾を設立。平成元(1989)年に94歳で没。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年8月3日に日本でレビュー済み
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端的で、わかりやすい。手軽に読める。他のも読みたくなりました。
2015年1月16日に日本でレビュー済み
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この本は題名に惹かれて以前から読んでみたいと思っていました。日本の経営哲学書として何度も読み返していこうと思います。
2013年7月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
年を重ねて、経営に携わる事で、言われて事が、理解できるようになりました。心に染み込みました。
幸之助さんへ、ありがとうございましたと言いたいです。
幸之助さんへ、ありがとうございましたと言いたいです。
2016年12月28日に日本でレビュー済み
経営者に係わらず、自分の人生勉強として1冊読んでみられたらいかがでしょうか。松下幸之助さんらしく、万民後世にも伝わり易い表現で書かれた文章は、すっと心に入ってきます。
2013年3月17日に日本でレビュー済み
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新入社員の研修本にしています。複数冊を時間を掛けて読ませ、レポートを書かせています。
2015年7月5日に日本でレビュー済み
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松下幸之助の「経営のコツここなりと気づいた価値は百万両」を読んだ。この本には経営者の心構えが書かれている。
経営者は孤独だと言われる。なぜなら経営者ならではの悩みを誰にも相談できないからだ。
例えば、社員は「働きたくないなー」とか「もっと給料上げて欲しい」と思っていても、経営者から見れば「こんだけ給料払ってんだからしっかり働け」となる。立場が変われば考えも変わるわけだ。
他にも経営者には「商売がうまくいかない」、「社員の働きが悪い」、「資金繰りに困っている」など、悩みが尽きない。またこうした悩みは社員や家族には相談できない。
唯一、同じ境遇を経験した経営者になら相談できるけれど、そうした経営者は周りにそういるわけではない。だから本書が役に立つ。経営者の心構えを学ぶことで勇気付けられるし、悩みも救われると思う。
以下、心に刺さった松下幸之助の名言。
・雨が降れば傘をさす
・商売で損をすることは本来あり得ない
・好況よし不況さらによし
・時代をつくっていく経営をしたい
・社員に夢をもたせない経営者は失格である
・結局は社長一人の責任
・経営は手品ではない
・悩みこそ社長の生きがい
さらに最後の「悩みこそ社長の生きがい」から一部を引用する。
-----<引用ここから>-----
社長というものは、従業員が一万人いれば一万人の心配を背負っていくものです。
ですから、心配で夜も眠れないというときもあります。
眠れないからつらい、苦しい。しかしそのつらいところが社長の生きがいである。
社長が心配しないでのんびりやれる会社などあり得ない。
眠れなかったり、煩悶としたりしている姿こそ社長の姿で、そこに社長としての生きがいがある。
-----<引用ここまで>-----
孤独な経営者にオススメしたい一冊。
経営者は孤独だと言われる。なぜなら経営者ならではの悩みを誰にも相談できないからだ。
例えば、社員は「働きたくないなー」とか「もっと給料上げて欲しい」と思っていても、経営者から見れば「こんだけ給料払ってんだからしっかり働け」となる。立場が変われば考えも変わるわけだ。
他にも経営者には「商売がうまくいかない」、「社員の働きが悪い」、「資金繰りに困っている」など、悩みが尽きない。またこうした悩みは社員や家族には相談できない。
唯一、同じ境遇を経験した経営者になら相談できるけれど、そうした経営者は周りにそういるわけではない。だから本書が役に立つ。経営者の心構えを学ぶことで勇気付けられるし、悩みも救われると思う。
以下、心に刺さった松下幸之助の名言。
・雨が降れば傘をさす
・商売で損をすることは本来あり得ない
・好況よし不況さらによし
・時代をつくっていく経営をしたい
・社員に夢をもたせない経営者は失格である
・結局は社長一人の責任
・経営は手品ではない
・悩みこそ社長の生きがい
さらに最後の「悩みこそ社長の生きがい」から一部を引用する。
-----<引用ここから>-----
社長というものは、従業員が一万人いれば一万人の心配を背負っていくものです。
ですから、心配で夜も眠れないというときもあります。
眠れないからつらい、苦しい。しかしそのつらいところが社長の生きがいである。
社長が心配しないでのんびりやれる会社などあり得ない。
眠れなかったり、煩悶としたりしている姿こそ社長の姿で、そこに社長としての生きがいがある。
-----<引用ここまで>-----
孤独な経営者にオススメしたい一冊。
2010年9月5日に日本でレビュー済み
経営者として常に心がけていないといけないことについて筆者の経験に基づいて書かれています。
非常に説得力がある内容で、会社経営の基本的な考え方が分かります。
経営者だけでなく、部長や課長などの役職についている方にもお勧めです。
非常に説得力がある内容で、会社経営の基本的な考え方が分かります。
経営者だけでなく、部長や課長などの役職についている方にもお勧めです。
2003年5月31日に日本でレビュー済み
この本は昭和9(1934)年の年頭に社員に向けて贈った言葉から取られているとの事だが、21世紀になった今でも色あせていない。それは経営の真髄であるからだと思う。世の中がいくら急速に変化しても普遍的なものは必ずあり、それは人を動かす。経営は芸術だと言い切り、現にそれを成してしまった。
経営について書かれている書ではあるが、人間とはどうあるべきかという事にも十分繋がる書である。これから社会にでる学生にもお勧めです。
経営について書かれている書ではあるが、人間とはどうあるべきかという事にも十分繋がる書である。これから社会にでる学生にもお勧めです。