雑学系。章立ても適当な感じで普段に役立つわけでもない。
この本のパターンに当てはめるより「結局この人はどういうタイプか?何が言いたいのか?」を考えることのほうが有意義。
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言葉のウラを読む技術: 相手のホンネまるわかり (PHP文庫 あ 11-3) 文庫 – 2002/1/1
なくて七癖という。自分では気づいていなくても、他人から見ると癖はよくわかるものだ。言葉癖もその例外ではない。自分では何の意図もなく遣っていても、それを会話の端々に連発する人物はいくらでもいる。
しかも、言葉は意味を持っている。したがって、ある特定の言葉を連発する人の心の奥には、その言葉によって自分の意思を伝えたい、理解して欲しいという意識が働いているといっていい。この言葉癖から、人の深層心理をつかみ、行動を読み取ろうというのが、本書の狙いだ。
例えば、「いちおう」という言葉。「出身大学は?」と訊かれ、「いちおう東大です」と答えが返ってきたら、多くの人は「こいつは鼻持ちならぬやつ」と思うだろう。
これはほんの一例だが、「要するに」「~というか」「でも、ねぇ、結局」など、遣っている人は身の回りに案外多いのでは? 相手の本音を知るのも面白いが、円滑なコミュニケーション作りにも役立つ一冊といえよう。
- 本の長さ232ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2002/1/1
- ISBN-104569576818
- ISBN-13978-4569576817
登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2002/1/1)
- 発売日 : 2002/1/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 232ページ
- ISBN-10 : 4569576818
- ISBN-13 : 978-4569576817
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,216,184位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4,467位PHP文庫
- - 7,874位倫理学入門
- - 108,580位ビジネス・経済 (本)
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2014年1月29日に日本でレビュー済み
著者は、日本初の手相の本を出版(昭和37年)し、300万部のミリオンセラーを記録した占いの大家であり、
心理学、占星術、カバラと様々な学問に精通し、
人間心理学とパーソナリティーの研究を続けている心理研究家、浅野八郎氏である。
読んでみると、ちょっとした仕草や言葉からその人の気持ちが分ったり、自分の心理に気付かされる事がある。
本書は日常よく使う言葉を話題に取り上げ、発言者の本音を読み取ろうというもので、
ビジネスの交渉や会社内の人間関係、近所付き合い、恋人との関係等、これで相手の心が手に取る様に分り、
対応が楽になるだろうと述べられている。
人の気持ちは変化が早いし、根底にある心理を理解する事は難しい事であるが、
些細な言葉から人の気持ちを探る事が出来るものだし、気楽に読めて、且つ話のネタにもなる本である。
例えば、本の一部から引用すると...。<以下が、この言葉に隠された本音だ!!>
第1章:相手の性格が見える言葉のウラ
1:「いちおう」...表現をぼかす言い方が口癖なら...自己防衛本能が強い人が多用。
2:「あのう、そのう、え〜っと」...物事をずばり言えない...優柔不断。
3:「どこの大学出たの?」...学歴を気にする...中身を見ない権威主義者。
...等、(全22件)
第2章:日常的な言い回しの言葉のウラ
1:「でも、ねえ、結局」...やたらと結局を連発する...自分流に仕切りたがる支配型。
2:「やっぱり、やはり」...自己満足の心理...自分と会話している証拠。
3:「絶対そうだと思うよ」...これを連発する人...実は自信がない事の裏返し。
...等、(25件)
第3章:あなたにクギを刺す言葉のウラ
1:「どうしてほしいの?」...相手(恋人)から、言われたら要注意...自分自身の行動に問題はないか、考えなければならない。
2:「考えておきましょう」...即座に断ると角が立つので曖昧な返事にしておく...考えるまでもなく断るつもりの表現。
3:「ご存知でしょうが...」...相手の拒否感を和らげる言葉...こちらが知らない事を承知(予測)している。
...等、(20件)
第4章:誰かに気づいてほしい言葉のウラ
1:「〜ていうか」...婉曲表現の一つ...ナルシストの自己防衛手段。
2:「みんなが言っている」...数の論理を持ちだす姑息な手段...本当は自分だけが言いたい時に使う。
3:「むかしは...」...過去の経験や例を持ち出し訓示をたれる上司等...過去の栄光に頼ってばかりの自信のない決め台詞。
...等、(22件)
第5章:騙されかかっている言葉のウラ
1:「そこをなんとか」...気の弱い人や優柔不断の人につけ込む説得方法...日本人気質の義理と人情につけ込んだ依頼法。
2:「たいていみなさんそうしていますよ」...販売員から商品を奨められる時、よく耳にする言葉...
説得力がない事を誤魔化しているだけ。
3:「じゃあ、これならできる?」...最初の頼みごとを断ると相手に負い目が出来る...
其れを利用した譲歩的要請法という頼みごとのテクニック。
...等、(23件)
第6章:モテてる証拠の言葉のウラ
1:「今日は何してたの?」...(恋人が)知っていて訊く事もある言葉...
何度も同じ質問をされると浮気を心配している可能性が高い。
2:「あの上司はないよなぁ」...共通の敵を話題に出す人...人に好かれたいと思ったら相手に同調して見せる事が手っ取り早い。
3:「今日の服かわいいね」...大抵は服なんてどうでも良い...服を褒める事でその人に好かれたいからである。
...等、(14件)
言葉の癖に関連して言えば、大きな声で話す時は自分に自信がある時で、相手を威圧する気持ちが強い時でもあり、
また言葉の語尾がはっきりせず、弱々しい時はその逆と考える...(一例)。
当たり前のようで、普段は気付かずに過ごしている言葉のウラに隠された本音に迫るという大変面白い内容であった。
本書で伝えたい事とは、言葉のウラを読む技術を磨く事で相手とより良いコミュニケーションを取る近道だという事である。
心理学、占星術、カバラと様々な学問に精通し、
人間心理学とパーソナリティーの研究を続けている心理研究家、浅野八郎氏である。
読んでみると、ちょっとした仕草や言葉からその人の気持ちが分ったり、自分の心理に気付かされる事がある。
本書は日常よく使う言葉を話題に取り上げ、発言者の本音を読み取ろうというもので、
ビジネスの交渉や会社内の人間関係、近所付き合い、恋人との関係等、これで相手の心が手に取る様に分り、
対応が楽になるだろうと述べられている。
人の気持ちは変化が早いし、根底にある心理を理解する事は難しい事であるが、
些細な言葉から人の気持ちを探る事が出来るものだし、気楽に読めて、且つ話のネタにもなる本である。
例えば、本の一部から引用すると...。<以下が、この言葉に隠された本音だ!!>
第1章:相手の性格が見える言葉のウラ
1:「いちおう」...表現をぼかす言い方が口癖なら...自己防衛本能が強い人が多用。
2:「あのう、そのう、え〜っと」...物事をずばり言えない...優柔不断。
3:「どこの大学出たの?」...学歴を気にする...中身を見ない権威主義者。
...等、(全22件)
第2章:日常的な言い回しの言葉のウラ
1:「でも、ねえ、結局」...やたらと結局を連発する...自分流に仕切りたがる支配型。
2:「やっぱり、やはり」...自己満足の心理...自分と会話している証拠。
3:「絶対そうだと思うよ」...これを連発する人...実は自信がない事の裏返し。
...等、(25件)
第3章:あなたにクギを刺す言葉のウラ
1:「どうしてほしいの?」...相手(恋人)から、言われたら要注意...自分自身の行動に問題はないか、考えなければならない。
2:「考えておきましょう」...即座に断ると角が立つので曖昧な返事にしておく...考えるまでもなく断るつもりの表現。
3:「ご存知でしょうが...」...相手の拒否感を和らげる言葉...こちらが知らない事を承知(予測)している。
...等、(20件)
第4章:誰かに気づいてほしい言葉のウラ
1:「〜ていうか」...婉曲表現の一つ...ナルシストの自己防衛手段。
2:「みんなが言っている」...数の論理を持ちだす姑息な手段...本当は自分だけが言いたい時に使う。
3:「むかしは...」...過去の経験や例を持ち出し訓示をたれる上司等...過去の栄光に頼ってばかりの自信のない決め台詞。
...等、(22件)
第5章:騙されかかっている言葉のウラ
1:「そこをなんとか」...気の弱い人や優柔不断の人につけ込む説得方法...日本人気質の義理と人情につけ込んだ依頼法。
2:「たいていみなさんそうしていますよ」...販売員から商品を奨められる時、よく耳にする言葉...
説得力がない事を誤魔化しているだけ。
3:「じゃあ、これならできる?」...最初の頼みごとを断ると相手に負い目が出来る...
其れを利用した譲歩的要請法という頼みごとのテクニック。
...等、(23件)
第6章:モテてる証拠の言葉のウラ
1:「今日は何してたの?」...(恋人が)知っていて訊く事もある言葉...
何度も同じ質問をされると浮気を心配している可能性が高い。
2:「あの上司はないよなぁ」...共通の敵を話題に出す人...人に好かれたいと思ったら相手に同調して見せる事が手っ取り早い。
3:「今日の服かわいいね」...大抵は服なんてどうでも良い...服を褒める事でその人に好かれたいからである。
...等、(14件)
言葉の癖に関連して言えば、大きな声で話す時は自分に自信がある時で、相手を威圧する気持ちが強い時でもあり、
また言葉の語尾がはっきりせず、弱々しい時はその逆と考える...(一例)。
当たり前のようで、普段は気付かずに過ごしている言葉のウラに隠された本音に迫るという大変面白い内容であった。
本書で伝えたい事とは、言葉のウラを読む技術を磨く事で相手とより良いコミュニケーションを取る近道だという事である。