4歳の時から商才を磨き、13歳でCEOに、そして14歳で若手IT起業家賞を受賞、15歳にして日系企業の社外顧問に就任した米人少年の手記。
自分のことをよく理解し、常に目的意識を持って、あくなき好奇心で次々にチャレンジしていく様が描かれています。
前述の通りの経歴を持つ当時15歳の少年がいるとは最初信じられなかったです。
自身の15歳の頃を振り返ってみると、ただ中途半端に生きていた記憶しかありません。
それが当たり前だと思っていたし、中学生の自分には何も出来ないと可能性を否定していました。
しかし、同じ頃に起業してビジネスを起こしている人がいる。しかもアメリカでは10代の起業家が何万人もいるのだそう。
ただただ驚きの連続でした。
この本はこんな人にオススメです。
・世界を広げたい人(年齢や人種で人を差別しない人)
今の自分の世界が当たり前だと思っている人全ての人に読んで欲しいです。
同い年でも、年下でも尊敬に値する頑張りをする人がいるんだ、ということを知ってほしいです。
・日本がアメリカよりIT産業で遅れを取っていることを心から知りたい人
よくテレビや新聞でアメリカのITはスゴイと騒がれていますが、どれ程日本と違うのか、実際に事業を行っている人の視点から理解できます。
・教育に関心のある人
日本の教育はとても廃れてしまったと言われています。
「将来は安定した生活を送りたい」、「夢が無い」、「自分の国に愛国心を感じない」といったのが日本の学生に共通している、といった調査も出てきております。
なぜ、日本の学生はこうも哀しい現実に向き合っているのか、どうしたら日本の教育を変えられるのか、をアメリカの学生との比較で知れます。
<本概要>
3代続く自動車ディラーの家系に生まれた彼は、小さい時から「どうしたらよりお金が稼げるか」を考えていた。
ある時は親戚が経営する農場で採れたトマトを訪問販売したり、既にお店があった地域でレモネード販売を始めライバルに勝つ、といった経験から
自然と「自分のビジネスについてよく考え、相手のことを研究する」ことが身についた。
そんな抜群の商才を持ってして彼をより大きくしたのが、8歳の時にプレゼントされたパソコンだった。
最初は同年代の友達が持っているから、といった理由だったが、彼はそこからのめり込む。
時代はまだ1993年。
Googleが登場する前のIT業界において彼は広告事業を起こしたり、仲介事業を行ったりと常にライバルに負けない考えを持って取り組んだ。
こうして、インターネットというツールを生かして自身を表現し、そこにビジネスセンスを使うことで、成功を収めた。
また彼は親についても述べており、父に「興味のある分野の才能をどんどん伸ばせ」と個性を磨く時間を与えてくれたと感謝し、母には「困っている人を助けてあげるのは大切なこと」てことを協会への寄付という形で教えてくれ、他人に貢献することがどんなにうれしいことか身を持って知れたと語っています。
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15歳のCEO: パソコン一つで運命を切り開く 単行本 – 2000/7/1
インターネットには年齢による差別がないから成功できた! 9歳で起業し、15歳で米国企業2社の経営者となった著者が、ITで勝つ方法を語る。
四歳からビジネスを始め、九歳で起業、現在米国屈指の名門校に通いつつ、ドットコム企業二社の経営者となった著者が、「偏差値」重視の教育、ビジネスの常識をくつがえす。
著者は、「自分で生きる力」をもつ人間が21世紀型エリートであるという。自分で考え、生き抜く力こそが、最も求められるのだ。
本書の内容を挙げると◎成功には学歴も年齢も関係ない◎「人生の目的」があってこそのインターネットビジネス◎父の教育方針は「やりたいことを思いっきりやれ」◎学校からビジネス用の個室を獲得する◎十四歳で米国の若手IT起業家賞を受賞◎原動力はビジネスが好きということである等々
ITのノウハウを習得することを目的とするのではなく、自分のやりたいことを見つけ、その手段としてITを使え、という著者の主張は明快である。
子供を持つ親、ビジネスマンは必読の一冊! また漢字に読み仮名がついているので、小学生でも読める! 小林陽太郎氏絶賛!
四歳からビジネスを始め、九歳で起業、現在米国屈指の名門校に通いつつ、ドットコム企業二社の経営者となった著者が、「偏差値」重視の教育、ビジネスの常識をくつがえす。
著者は、「自分で生きる力」をもつ人間が21世紀型エリートであるという。自分で考え、生き抜く力こそが、最も求められるのだ。
本書の内容を挙げると◎成功には学歴も年齢も関係ない◎「人生の目的」があってこそのインターネットビジネス◎父の教育方針は「やりたいことを思いっきりやれ」◎学校からビジネス用の個室を獲得する◎十四歳で米国の若手IT起業家賞を受賞◎原動力はビジネスが好きということである等々
ITのノウハウを習得することを目的とするのではなく、自分のやりたいことを見つけ、その手段としてITを使え、という著者の主張は明快である。
子供を持つ親、ビジネスマンは必読の一冊! また漢字に読み仮名がついているので、小学生でも読める! 小林陽太郎氏絶賛!
- 本の長さ157ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2000/7/1
- ISBN-104569612105
- ISBN-13978-4569612102
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
4歳からビジネスを始め、9歳で起業。現在、米国屈指の名門校に通いつつ、ドットコム企業2社の経営者となったキャメロン・ジョンソン。偏差値重視の教育、ビジネスの常識を覆す、15歳のCEOが語る「自分で生きる力」。
登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2000/7/1)
- 発売日 : 2000/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 157ページ
- ISBN-10 : 4569612105
- ISBN-13 : 978-4569612102
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,221,449位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,161位ビジネスとIT
- カスタマーレビュー:
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2011年3月23日に日本でレビュー済み
内容はいたってシンプル。
「彼の4〜15歳の成功話」です。
4〜15歳です。
その若さでも、やれば出来る。
彼は明らかに才能に恵まれている。
しかし、「さすがにそんなガキんちょよりも、まだおれの方がすごいだろ」
という視点からこの本を読めることが、この本にすごい威力を発揮させている。
「この知識を身に付けて〇〇しよう。という意識をもってやってきた」――というように、
目標意識というものの大切さについて書いてあります。
それが余計な雑念のない、シンプルかつ納得のいく内容だからこそ、ハッと驚かされます。
とにかく彼の頭はよく出来ていて、「こういう結果になったからこうする」 「こう思うからこうする」
というように、思った通りに行動できているようです。
しかし、「こう思ったけど、違うことをやっちゃった」というような雑念に惑わされる様子があまりにないので、
私のような凡人には現実味を感じることができませんでした。
そういった挫折の内容が記載されていないので、☆4つとさせてもらいました。
「彼の4〜15歳の成功話」です。
4〜15歳です。
その若さでも、やれば出来る。
彼は明らかに才能に恵まれている。
しかし、「さすがにそんなガキんちょよりも、まだおれの方がすごいだろ」
という視点からこの本を読めることが、この本にすごい威力を発揮させている。
「この知識を身に付けて〇〇しよう。という意識をもってやってきた」――というように、
目標意識というものの大切さについて書いてあります。
それが余計な雑念のない、シンプルかつ納得のいく内容だからこそ、ハッと驚かされます。
とにかく彼の頭はよく出来ていて、「こういう結果になったからこうする」 「こう思うからこうする」
というように、思った通りに行動できているようです。
しかし、「こう思ったけど、違うことをやっちゃった」というような雑念に惑わされる様子があまりにないので、
私のような凡人には現実味を感じることができませんでした。
そういった挫折の内容が記載されていないので、☆4つとさせてもらいました。
2004年11月1日に日本でレビュー済み
全日本の中学生以上の生徒に読んで欲しい。日本社会ではエリートコースに乗って大企業に就職して、というありきたりの
出世路線を唱導することで、企業は優秀な学生を集め発展してきたが、現在日本が世界のリーダーに成るか成らないかという
段階においては、その受験エリートだけでは限界があると認識され始めている。
そして子供達もある意味生きる目標を失っているようにも見受けられる。
アメリカのこの志ある若者を日本の生徒に知って欲しい。
そして自分達にもこのような着方ができるということを知ってほしい。
日本の若者からもこのような企業家が多数出現してほしい。
そのとき日本は変わると思うし、世界のリーダーたる国家になれると思う。
出世路線を唱導することで、企業は優秀な学生を集め発展してきたが、現在日本が世界のリーダーに成るか成らないかという
段階においては、その受験エリートだけでは限界があると認識され始めている。
そして子供達もある意味生きる目標を失っているようにも見受けられる。
アメリカのこの志ある若者を日本の生徒に知って欲しい。
そして自分達にもこのような着方ができるということを知ってほしい。
日本の若者からもこのような企業家が多数出現してほしい。
そのとき日本は変わると思うし、世界のリーダーたる国家になれると思う。
2005年4月28日に日本でレビュー済み
キャメロンは日本での講演会で、ある母親から「息子にパソコンを買ってあげたのに、
ゲームばかりしている。どうしたらよいか」と質問された。
これに対しキャメロンは、「日本の親は子供に環境を与えることばかり考えていて、
パソコンを使って何をするかを考えてあげていない。」と嘆いた。
キャメロンの言うとおり、パソコンは道具であり、今後、子供たちには鉛筆やノート
などの文房具のように使いこなすことが当たり前のようになっていくだろう。
最近は5歳の子供が自分で電源を入れ、ブラウザを立ち上げ、好きなページに行くこ
とができ、大人たちからはすごいといわれているが、何年後には当たり前になるだろう。
これからは、パソコンで絵を書いたりプログラムを作ったり、音楽を作ったりパソコン
を使って何か創造的なことができるかが問題になるだろう。
キャメロンの場合、ただそれがビジネスだったのである。
ゲームばかりしている。どうしたらよいか」と質問された。
これに対しキャメロンは、「日本の親は子供に環境を与えることばかり考えていて、
パソコンを使って何をするかを考えてあげていない。」と嘆いた。
キャメロンの言うとおり、パソコンは道具であり、今後、子供たちには鉛筆やノート
などの文房具のように使いこなすことが当たり前のようになっていくだろう。
最近は5歳の子供が自分で電源を入れ、ブラウザを立ち上げ、好きなページに行くこ
とができ、大人たちからはすごいといわれているが、何年後には当たり前になるだろう。
これからは、パソコンで絵を書いたりプログラムを作ったり、音楽を作ったりパソコン
を使って何か創造的なことができるかが問題になるだろう。
キャメロンの場合、ただそれがビジネスだったのである。
2006年9月29日に日本でレビュー済み
本の出版はかなり以前のものですが、今なお、新鮮に読むことができます。日本では子どもへのお金の教育、ビジネスを立ち上げるといった教育やそれを奨励する文化はあまり見られませんが、この本ではアメリカ的な発想をもった子どもたち、そしてそれを応援する大人たちが登場し、日本では考えられない見事な成功を収めた様子が描かれています。学校で勉強しながら、ビジネスもやる。。そんな小中学生がアメリカにはたくさんいます。大人も子どもも、読む価値あり。
2004年10月10日に日本でレビュー済み
著者は4歳からビジネスを始め、9歳で起業した少年である。中身は子供にも読みやすいように工夫されており大変読みやすい。ビジネスマン、起業を志している人や人生の目的に悩んでいる人なんかが読むと15歳の少年の自信に満ちた考え方が役立つと思います。
子供向けに書かれていますが大人が読んだほうが、ショックが大きいかもしれません、仕事に対する目的意識、何のために勉強するのかを再び考えるよい機会になると思います。
日本でもこの著者のような少年起業家がこれから現れてくると思うと楽しみになりますよ。
子供向けに書かれていますが大人が読んだほうが、ショックが大きいかもしれません、仕事に対する目的意識、何のために勉強するのかを再び考えるよい機会になると思います。
日本でもこの著者のような少年起業家がこれから現れてくると思うと楽しみになりますよ。
2003年9月9日に日本でレビュー済み
彼は、すべてのきっかけを自分のものにしています。彼は、これで社会の勝ち組になったと思います。日本では、社会の勝ち組になると必ず犠牲があると思いますが、彼には犠牲が何もないように思われます。
彼から学んだことといえば、どんなことにも見極めが必要だということと、自分のモチベーションを絶えず持ちつづける方法です。この事については、ビジネス界だけではなく、自分の人生でも利用できると思います。
ただ、この本を読んでいると、彼には自分に浸っているような部分があるので、ビジネス界で成功できたのでは?と思うような個所がありました。
彼から学んだことといえば、どんなことにも見極めが必要だということと、自分のモチベーションを絶えず持ちつづける方法です。この事については、ビジネス界だけではなく、自分の人生でも利用できると思います。
ただ、この本を読んでいると、彼には自分に浸っているような部分があるので、ビジネス界で成功できたのでは?と思うような個所がありました。
2002年7月26日に日本でレビュー済み
著者の15歳という年齢ながら、私以上の大人を感じます。
読んでいると、やる気と勇気がわいてきます。
とくに、「はじめに」の文章は、日本社会に対しても、これからパソコンを勉強する方に対しても、はっとするような驚きと感動があります。
私はIT講習会の講師をしていますが、今後のIT社会を語る時に必ずこの本の紹介をさせていただいています。
一般のビジネス書として読んでも、起業家の方が読んでも、誰でも参考になる本です。
読んでいると、やる気と勇気がわいてきます。
とくに、「はじめに」の文章は、日本社会に対しても、これからパソコンを勉強する方に対しても、はっとするような驚きと感動があります。
私はIT講習会の講師をしていますが、今後のIT社会を語る時に必ずこの本の紹介をさせていただいています。
一般のビジネス書として読んでも、起業家の方が読んでも、誰でも参考になる本です。