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ミッドナイト・コール 単行本 – 2000/12/7

3.9 5つ星のうち3.9 19個の評価

商品の説明

著者からのコメント

20代の後半から30代の前半の女性達が主人公の恋愛短編集です。
どちらかと言えば真面目で仕事熱心で、恋愛ベタ……という、ほんとにどこにでもいるフツーの女性達が、男に振られたり、男との関係を考え直したりするのはどんなときか。
そのきっかけみたいなのを描いてみました。
ちょっとエッチで、マヌケで、笑えるお話ばかり。
でもきっと、読み終わった後はほんわかした優しい気分になれると思う。
全編を通して電話が小道具として使われています。
だからタイトルは「ミッドナイト・コール」

出版社からのコメント

すごい!面白い!共感!同感!おんなじ気持ち!
今話題の大型新人・田口ランディさんの初の書き下ろし短編集『ミッドナイト・コール』の原稿を読みながら、そのうまさにドキドキしてしまった。しかし、発刊にあたって、プロモーション用にいただいたランディさん自身のコメントと、「あとがき」の原稿に目を通したとき、正直言ってやや違和感を覚えた。
「どこにでもいるフツーの女性達・・・(中略)ちょっとエッチで、マヌケで、笑えるお話ばかり」(著者コメントより抜粋)「あとがき」は、テレビアニメの「おじゃる丸」に登場する石を集めるのが趣味の男の子の話から始まるもの。
こんなに軽くない。重くてやりきれなさに満ちていて、官能的で・・・と、私だけでなく、本を待ちきれずに、ゲラを回し読みした周囲のものは、感じていたのだ。 でも、よく考えて想像してみた。多分、ランディさんはとっても楽しんで、この作品を書いたのだ、と。私たちにとっては、すごく「ガツーン!」でも。
(PHP研究所文芸出版部・阿達ヒトミ)

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ PHP研究所 (2000/12/7)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2000/12/7
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 250ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4569613772
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4569613772
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 19個の評価

著者について

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田口 ランディ
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Randy Taguchi first began writing online in 1996 and soon attracted a large following in Japan, where she is sometimes referred to as the "Queen of the Internet." She is a popular and prolific author, whose work includes a busy blog, seventeen novels, two of which -- Outlet and Fujisan -- have been released in English to date, many short stories, and more than twenty essays. She is currently supporting the Fukushima Kid's Summer Camp program, helping children impacted by the 2011 earthquake, and she released a brief essay entitled "How Japan Made the Nuclear Choice" in reaction to the incident. Her latest work, Zazen Girl, was released in 2014.

カスタマーレビュー

星5つ中3.9つ
5つのうち3.9つ
19グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2004年11月17日に日本でレビュー済み
田口ランディの恋愛短編集、だということで、
「セックスシーン満載なんだろうな」と予想していたのだが、
そうでもないようだ。
女性たちの、報われない恋愛にまつわる短編集。
話の中心には、いつも電話が転がっている。
どの主人公もなんだか印象が同じ。
設定が一応、申し訳程度に述べられていたりするのだが、
考えること、やってることは、あまり変わらない。
男に引っ張られて、自分の本能に逆らえなくなって、
報われない。苦しい。
男は馬鹿だが、私も馬鹿だ・・・・・
でも、純粋じゃないかしら。それが女じゃないの。
はっきり言って、どの主人公の女性も、好きになれない。
構成と文章の巧さで読ませるのは、いつもの著者の作品どおり。
興味をそそるんだけど、むかつく女達の物語。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2003年11月23日に日本でレビュー済み
初めて田口ランディ氏の本を読みました。
オカルト、オカルトと言われている方なのに、ふと本屋をながめていたら、恋愛小説とあったので、読んでみました。
短編集ですが、どれもこれも私にしてみたらイタい話ばかり。
こんな経験あるあるって言うのばかりではないけれど、
そんな気持ちにはなったことあるよ。ってのが、満載です。
恋愛で、イラついた時。ムカついた時。終わりかけな時。終わった時。
始まった時に読みたいと思います。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年3月13日に日本でレビュー済み
田口ランディさんの本は、コンセントを読んで以来2冊目だったのですが、コンセントの方は重くシリアスな感じだったのに対して、こちらの本はしっとりとした感じで、ハラハラすることなくすんなり読めました。
2001年2月26日に日本でレビュー済み
巧みなストーリー、ツボを抑えた泣かせどころは浅田次郎に通底する。書き込まれた女性心理は、男性の評者(=私)にも思わずその複雑さの一端なりともが理解できたような錯覚さえ与えてくれる。しかしきっとそれは作者の甘い罠に違いない。愚かな男性諸氏(私を含む)は手も無く作者の軍門に降り、女性も悩んでいるんだなぁなんていうナイーブな感想を持たされてしまうのだ。その裏にはしたたかで冷徹な計算に基く作者の微苦笑が隠されていることにも気付かずに。 しかしそれでも構わないではないか。癒しという言葉では括りきれない読者の心への慰撫を敢えて拒む必要などないのだから。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2001年9月10日に日本でレビュー済み
某古書店で購入(すみません・・・)。話題の作者だけに、かなり真剣に拝読。若い頃、愛がわかりたくて山田詠美をむさぼり読んだことを思い出した。現在の若い人たちは恋愛不全症候群だと言われるけれど、これが女性に支持されることがなにかたいへんな時代なのだと気づかされる。たとえば、これを読んで“救われました”とか“声をあげて泣きました”という人がいたとしたら、こころふるわせる体験は小説の中にしかないのかも。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2000年12月13日に日本でレビュー済み
一見どこにでもいるような普通の女を主人公を中心に据えて、もうひとつの性の男とのさまざまな交わりを通してひたすら生きるしぶとい女を描くオムニバス。さまざまな形の男と女の人生がある。出てくる女はいずれもそんなにかっこよくは描かれてはいない。頑張って、ずっこけて、それでいて何か魅力的な女たち、それに群がり向き合うちょっとずるくてアホな男たち。読後俺もそんなにワルではないなとホッとする一冊でした。