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地名で読む江戸の町 (PHP新書 146) 新書 – 2001/3/1

3.9 5つ星のうち3.9 12個の評価

商品の説明

商品説明

日常の暮らしの中で、地名について考えることなど、ほとんどない。どの地名にも、歴史的な意味や由来があるのはわかっているが、学校の文化祭で郷土の歴史を発表する、などの幸運がなければ、地名事典を手に取ることもない。一般人にとって、地名は単なる符号であり、便宜上の記号にすぎないのだ。

地味でマニアックで読みこなすには歴史的素養が必要らしい「地名の本」。それが、「江戸」という魔法の呪文をかけただけで、想像力、知的好奇心を刺激する本になった。徳川家康の関東移封から、城下町の建設、首都としての機能整備、そして巨大都市へ。聞き覚えのある地名の数々が、「江戸」の町の膨張、崩壊の歴史に組み込まれていく。

将軍のお茶用に使われた名泉があった「お茶の水」、織田有楽斎の屋敷と南町奉行所で知られた「有楽町」、家康とゆかりの深い摂州佃村の住民が移住して将軍用の白魚を取った「佃島」。ここらあたりは学校で習った歴史のおさらいだが、おもしろいのは武蔵野、東の郊外部の記述だ。「生類憐みの令」で巨大な犬小屋が設けられ「囲」とい字名が残った「中野」とか、1年を通して花樹に恵まれ、「日が暮れるのも忘れる」と江戸っ子を喜ばせた「日暮里」など、江戸城を中心とした「大江戸」の広がりが浮かび上がってくる。

データ満載、切り口も豊富。惜しむらくは、江戸っ子の描写に、もうちょっと“粋さ”が欲しかったが…。(長井好弘)

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ PHP研究所 (2001/3/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2001/3/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 251ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4569615481
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4569615486
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 12個の評価

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大石 学
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2003年7月7日に日本でレビュー済み
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10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年2月5日に日本でレビュー済み
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