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誰が教育を滅ぼしたか: 学校、家族を蝕む怪しき思想 単行本 – 2001/4/1
戦後教育の理念を示したものに現行の教育基本法があるが、その前文は「この(日本国憲法の)理想の実現は、根本において教育の力にまつべきものである」と謳っている。果たして今日、日本国憲法の理想を体現した人格を育成することを目的とした戦後教育はいかなる姿となって立ち現れているか。いうまでもなく、教育荒廃である。
今日の教育荒廃が、道徳教育を放棄した一方で「個人の尊厳」「人権尊重」などの空念仏を唱えてきた戦後教育という壮大な実験の所産であることは論をまたない。私たちはいま、教育荒廃という大きな犠牲を払って日本国憲法の理念の不当性を見せつけられている。
近代憲法学の理論的帰結としての「行き過ぎた個人主義」に疑念を呈し、日本の教育、家族を保守するための論を展開する著者の最新評論集。
- 本の長さ291ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2001/4/1
- ISBN-104569616135
- ISBN-13978-4569616131
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商品の説明
著者からのコメント
「ゆとり」「生きる力」「平等」「個性重視」「人権」……。いずれも、俗耳に入りやすい麗しい言葉です。教育学者や文部官僚は、これらの言葉を教育のキーワードとして多用します。では、それがどのような形で学校現場で体現されつつあるか。
テストや競争の廃止、生徒を注意できない教師、校則の解体、「被差別の視点に立つ」同和教育の導入等々、その実態を知れば、親は驚きと不安を禁じえないはずです。かつてであれば、わが子の教育に対して、父親が無関心でも母親がしっかりと見守っていたのでしょうが、近年は共働き夫婦が増加したためか、「教育は学校まかせ」というご家庭が少なくない。それが、学校による子供の私物化をますます進める。本書でも詳述しましたが、いまだに教職員組合の組織力が強い広島、三重、大阪などでは、親が聞けば愕然とするであろう偏向教育が罷り通っています。これは一種のマインド・コントロールといってもいい。
では、教育の最後の砦ともいうべき「家庭」は安泰かといえば、ここでもまた、「多様な家族」「個の自立」「ジェンダー・フリー」「男女共同参画」といった美辞麗句とともに、家族破壊が行われようとしている。またぞろ「夫婦別姓」を法制化しようとする動きが一部にありますが、私たちは彼らの目的、思想をよく見極める必要があると思います。そして、想像してみてください。それがどのような社会を招来するかを。
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2001/4/1)
- 発売日 : 2001/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 291ページ
- ISBN-10 : 4569616135
- ISBN-13 : 978-4569616131
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,425,970位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 32,355位教育学一般関連書籍
著者について
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